地震や台風などで、ガラスが割れてしまいそのことによる大けがや、それにより命を落とすこともあります。
ガラス窓やガラス戸など、建物内（自宅やオフィス等）で自分自身や家族がよくいる場所はどうでしょうか？気になるところから点検してみましょう。
まずは、「地震が起きた時、家の中で安全な場所はどこだろう？」と考えておくことが必要です。
職場にいる時間も長いと思いますので、よくいる建物内では？と考えてみてください。
その基準として参考になるものをこちらの記事でまとめました。
ガラスが割れて飛び散らないための対策としては、「ガラス飛散防止フィルム」があります。
ガラス飛散防止フィルムとは？
トップの写真がそうなのですが、先日自宅の気になっていたガラス戸にガラス飛散防止フィルムを貼りました。
このガラスフィルムというのは色んな効果があるのですが、種類によって発揮できる効果は異なるようです。
効果としては次のようなものが挙げられています。
・ガラス飛散防止
・紫外線カット
・結露対策
・防虫
・目隠しや遮熱効果
ただしこれらはそれぞれ商品によりどれくらい何に効果があるのかが異なってきます。
例えば、トップ写真で貼っているガラス飛散防止フィルムの商品説明では「ガラス飛散防止」「UV99％以上カット」と記載されていました。厚さは50ミクロンで0.05ミリのものです。
防犯用になると350ミクロン前後とかなり厚いフィルムになるようです。
そちらの詳細は参考記事のリンクをこの記事の一番下に貼っていますので、防犯を兼ねたいという方はそちらを参考にしてみてください。
どこで買えるの？
一般的なガラス飛散防止フィルムは、ホームセンターやネットで購入できます。
ダイソーにも売っていますが、サイズ100×32㎝、50ミクロン（0.05ミリ）で「ガラス飛散防止安全シート」でサイズが縦長です。もう一つは40×30㎝と小さめで「防犯用フィルム」という名前で売っています。そちらは188ミクロンと、ガラス飛散防止にはなると思いますが防犯用としては規定値に達していないという記事もありました。
防犯用フィルムはガラスを割って侵入されることを防ぐために作られているので、強度が変わります。防犯用ではなく、一般的なガラス飛散防止フィルムは50ミクロンのようです。厚さやサイズによって、お値段も変わってきます。
どんな風に貼り付けるの？
ガラス飛散防止フィルムを自分で貼る場合どんな風にするのか、使用した商品の説明書がこちらです。
こちらの商品です。
貼り方の詳しい詳細は、DCMさんを参考にしました。動画もあるので分かりやすいです。
実際自分で貼ってみて
貼り終わったのがこちらの写真です。上の段が貼っていて、下の段はまだ貼っていませんが、見た感じは違和感ゼロです。
ガラスのツルツルの面に貼っています。凸凹のある模様ガラスやスリガラスには貼り付けられません。片方の面がツルツルであれば、そちらに貼ることで割れてもガラス飛散防止になります。
体験してみて感じたことは、ひとりでするのは簡単ではないということと、丁寧さや慎重さは要りますので、向き不向きもあるように思います。
それでもする必要があるところには、こういった対策はしておく必要があると思うので、ひとり暮らしや、年齢や身体状況、精神状態などでこういった作業が困難だと感じる場合、誰かと一緒に作業をするように手配したり、できる人にしてもらう必要が出てくると思います。
ひとりではちょっと…
という場合
「いっそう誰かしてくれる人！」ということであれば、こういった検索サイトがありました。
郵便番号などで住まいのエリアを入力し、周辺地域で窓ガラスフィルム施行してくれる業者をあげてきてくれます。
料金や口コミなどを見て検討することができます。
ひとつ前の記事（「想定死者数を最大33万人から8割減」の目標見直しと再対策＜南海トラフ巨大地震＞）で書いたことですが、防災対策では「自助」「共助」が欠かせません。「公助」だけでは対応しきれないということが判っていても、ひとりが他者へ、そして互いにへと目を向けあうことが必要なのだとひしひしと感じます。
参考記事：
・ガラス飛散防止フィルムはどんな場所で使われる？5つの役割と用途（富士ゴム化成株式会社）
・ガラスに飛散防止フィルムを貼った時の効果と割れ方～窓ガラス編～（KGPress)
・ガラスフィルムを貼るのは難しい？コツを知ればキレイに貼れるんです！（いいものマガジンウェヴ）
・100均の防犯、飛散防止フィルムに効果はあるの？プロが教える2つの問題点。2019年9月改訂版（ブルーアクア）
他
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