災害時に使える支援制度の情報を集めた「被災者支援チェックリスト」、被災された方が相談の際に、受けられる公的支援制度などの必要な情報が漏れなく伝えられ、適正なアドバイスを継続して受けられるようにするために作成された「被災者生活再建ノート」についてです。
被災者支援チェックリスト
災害に遭ったとき、どのような支援制度があるのか知ることができるのは現実的にも精神的にも大いに助けとなります。
「被災者支援チェックリスト」は、それぞれの課題に沿って支援制度の位置づけが理解できます。
①災害時特有の問題を知りたい
②お金がもらえる支援制度
③お金を借りられる支援制度
④住宅の修理・再建の支援制度
⑤仮設住宅・公営住宅
⑥個人が抱えるローンの悩み
⑦子ども・教育の支援制度
⑧雇用に関する支援制度
⑨事業に関する支援制度
⑩税金、保険料などの減免制度
永野海弁護士のサイトから「被災者支援チェックリスト」をプリントアウトすることができます。A4サイズでプリントアウトし点線に沿って折りたたむとポケットサイズのチェックリストになります。
（↑こちらは「被災者支援チェックリスト」の一部画像です。ダウンロードは上の永野海弁護士のページよりお願いします。）
被災者生活再建ノート
支援を進める中で、個人情報保護の意識が壁となり支援の輪が繋がらず、支援が届くのを妨げてしまうことがあります。「被災者生活再建ノート」は、被災した後の生活再建に必要な事項を書き込めるようになっており、ご家族の状況、現在の居所、自宅の壊れ具合、就業状況など、「人の被害」「住まいの被害」「仕事の被害」に分けてチェックしていくことで、自分自身で被災状況を客観的に把握することができます。支援者は、そのノートを見せてもらうときにご本人から同意をいただくわけなので、支援の輪をよりスムーズに繋げることができます。
こちらから「被災者生活再建ノート」をダウンロードすることができます。
参考文献として、「災害ケースマネージメント◎ガイドブック」津久井 進 さんの著書より引用させていただいています。
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