いや~、やっと買い替えたヘルメットNEXX XD1のテストライドしてきました。

 

 久しぶりに晴れた今朝。
我が愛車のGSちゃんのカバーを4カ月ぶりくらいに引っ剥がしました。
おー、元気だったかい? ワタシのGSちゃんよ。
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っと、感動にひたっていると、なんだか靴の中に異物を感じる。
靴を脱いでみると、エアガンのBB弾が。
くっそ~犯人は最近エアガンを買ってくれとウルサイ次男だな、、、、
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 さて、4カ月も放置していた我が愛車、、、バッテリーは大丈夫だろうか。
一抹の不安を胸にメインスイッチを入れるとフューエルポンプの作動する音が小さいような。
セルモーターをスイッチを入れるとかろうじてエンジン始動。
おーしっ、エヴァンゲリオン 発進っ!

 

 

 さて、NEXXのXD1ですが、被った感じの感想。
視界は、思ったよりイイ感じです。開口部は印象としてアライのツアークロスより広いのように思います。左右の視界はわずかに広がった印象です。
 インナーパットのアタリも悪くありません。

 

 

 さて、まずは給油。そしてタイヤの空気圧の調整。
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 いや~当たり前ですが、かなり空気圧が落ちてました。そして、タイヤを点検すると後輪の溝がかなり浅くなってきましたな。こりゃ、今年中にタイヤ交換でしょうな。

 

 

 準備万端、レッツ テスト ライド。
 走りはじめると、、、、、
 おーヘルメットの重量の軽さを感じます。もちろん被る時、持っている時にも軽さを感じましたが、バイクに乗ってみると『おおっ、軽い、軽い』。
 もっとも軽さの違いを感じるのは、左右に頭を振った時や、後方を目視確認をする時です。
 首の動きに対して、ヘルメットが遅れることがないのです。ツアークロスの時には、後方を目視確認しようと振り返ると、ヘルメットが少し振られて首の動きについてくる感じがありましたが、それがまったくありません。スムーズにスッと視界が変わる感じがします。
 確か、スペックの重量では1000gほどの違いがあるはずですが、この軽さは確かに実感できます。
 
 続いて風切り音。
 小生と一緒にXD1を購入した、Vストロームに乗るEさんは『ツアークロスと比較すると風切り音が気になる』とおっしゃっておりましたが、小生は気になりませんでした。さぞやウルサいのかと思っていましたが、小生はぜんぜん感じません。
 まあ、これは乗るバイクのシールドの形状や乗車のポジションによって左右されることもあるでしょうから一概には判断できません。それに小生は、まだ高速道路ではテストしてませんので、何とも。
 
 シールドの開閉は、ツアークロスと比較して申し分ありません。ガタつきもありませんし、スムーズです。

 

 

 装備されているサングラス。今朝は眩しいという状況ではありませんでしたが、日中の西日に向かって走行するような時にはかなり有効でしょう、、、、
 サングラスは前方視界だけの目線にかかるようになっているらしく、手元の速度計などのパネルを見ると目線にはかからないようになっているようです。

 

 

 ベンチレーションについては、前述のEさんは『ベンチレーションはアライのツアークロスのほうが良くできている』とおっしゃってましたが、ワタシは違いを体感することはなかったですね。

 

 

 このヘルメットの良さを短い走行で体感できたのは、とにかくその重量の軽さでしょう。長距離ツーリングにでれば、その軽さはもっともっと実感として感じることができるように予想してます。

 

 

 仕事場に向かう道中が予想ほど混雑していなく、早めに職場に到着しそうだったので、少々寄り道をしてみました。
 小生を可愛がってくれた祖母が、かつてひとりで履物屋を営んで住んでいた場所。
現在はその建物は取り壊されて別の建物になりスナックような店舗になっておりました。40年前に何度も足を運んだ思い出の場所でした。
 ひとつ隣にあった豆腐屋も建物こそ替っていますが、豆腐屋のまま。飼われていた犬に顔面を噛みつかれた思い出のある稲荷神社も当時のままでした。
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 いやはや、我が愛車GSは、小生をいろいろなところへ連れて行ってくれるのでした。

 

 

 小生のNEXXのXD1ボイジャー。カラーはトリコロール。
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 EさんのNEXXのXD1。カラーホワイト。
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 EさんのXD1のほうが、「Touratech Aventuro」そのまんまの感じでしょうかね。
 ちなみに小生のXD1のほうが日本円で5000円くらい高いのです。

 

 

 とりあえず、今日のテストライドの結果から言うと悪い買い物ではなかったです。
 次は、林道に出撃したいところです。

 

 ひっさしぶりにバイク用品を購入いたしました。
 まったく、仕事ばっかりしてぜんぜん愛車GSに乗れてないけど、乗りたいのにまったく時間がとれないのですが、、、、、、こんだけ仕事してんだから、ヘルメットくらい買い替えても神さまはお許しくださるでしょう。もしかしたら、妻はお許しにならないかもしれませんが。

 

 っで、まさかのヘルメットの海外通販に手を出しました。
ツアラテックの 「Touratech Aventuro」というカーボン製のヘルメット。
カッコいいんだなこれが。
ツアラテックのブランドカラーのイエローとブラック。バイザーが外れたり、サングラスが内臓されていたり。ヘルメットは日本の「ARAI」が世界ナンバーワンと信じて、ずーっと、ツアークロスのシリーズを使用しておりましたが、この「Touratech Aventuro」には完全に心を奪われてしまいました。
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 こんなふうにカメラを取り付ける台座があったり、シールドを外せばゴーグル仕様にもなる。
 なんだかとっても楽しそう。
 何より、カッコイイ!
 うーむ、欲しい、欲しいのだっ! 「Touratech Aventuro」
 詳しくは、こちらね。
 http://aventuro.touratech.com/en.html

 

 

 ちなみに、このヘルメットはツアラテックジャパンでは扱ってません。というのも、おそらくこのヘルメットはSNELL規格を認定されてません。たぶん販売するとなると、そういった安全基準と販売者の法的責任問題をクリアできないのだろうと、勝手に想像してます。
 日本に販売業者がないのであれば、自己責任で手に入れればいい。
 
 がしかし、その価格が米国で649$(日本円で79800円)※6/16レート!
 アホくさっ。為替が円安に大きくふれたおかげで、海外通販の旨味がなくなってきている。

 

 

 しかし、こんなことではめげない小生。
 ツアラテックといえば、車両パーツ以外は、他社メーカーのOEMでツアラテックブランドを構成していることが多い。ウェアであれば、「KLIM」だったり、グローブだったら「HELD」だったり。必ずや、OEMで商品を供給したヘルメットメーカーがあるに違いない。
 検索しまくった結果。
 ありました~♪

 

 

 ポルトガルのヘルメットメーカー「NEXX」の「XD1」という商品のOEM商品が「Touratech Aventuro」であることをつきとめたのであるっ!
 詳しくは、こちらね。
 NEXXのボイジャーというシリーズです。
http://nexx-helmets.com/pt/catalog/showproduct/voyager-01xds01005
 おれも、やる時はやるのだっ! 

 

 

 ヨーロッパでは、いろんな国のバイクパーツ通販サイトで売ってます。
 なんと、その価格349.9ユーロ(日本円で48600円)※6/16レート。
 色違いなだけ、ブランドロゴがないだけで、ほぼ同じ機能をもったヘルメット。
 でも、NEXXはフルカーボンじゃないです。だから重量はツアラテックのほうがもう少し軽いのかもしれませんが、手に取っていませんのでわかりませんが。

 

 

 買うでしょっ!やるしかないでしょっ!

 

 

 ある国のあるバイクパーツ販売サイトに的を絞る。
 しかし、ここで大きな問題が。
 サイズです。見たことも、触ったこともないヘルメット。アライのツアークロスだとXLサイズの小生。よく海外ブランドのヘルメットは、使用している国産ヘルメットのワンサイズアップしたものを買えといいます。というと、小生の場合はXXLということになる。そんな頭がデカイかな?
 ちょいと確認してみようと、日本でNEXXの別のシリーズを販売しているショップに問い合わせてみると、やはり回答は「ワンサイズアップしたもの買えばいい」とのこと。
 カラーは、トリコロール。サイズはXXLを選択。
 3月の初旬にとある国の販売サイトでポチリました。

 

 

 ポチったはいいものの、いっこうに商品はこない。
 10日ほど経つとメールがきた。内容はというと、
「なんだかメーカーに在庫がないみたい。あんたの国に送ることができるのは、5月だな。イヤだったらキャンセルすれば」
 という、サービス精神ゼロのメール。

 

 

 えーい、男たるもの待ってやる。
 だいだいバイクに乗る時間はぜんぜんないから、いつまでも待っていられるもんね。
 わたし待つわ~♪ いつまでも待つわ~♪
 待つわ~♪ 待つわ~♪
 いつまでも待つわ~♪

 

 

 毎週のように発送できそうな予定日をメールで通知されてくるのですが、ドンドンと日付が伸びていく。おいおい、大丈夫かっ?
 っと、6月の初旬。突然に「商品送った」というメールがやってきました。

 

 

 そして、本日。ついに小生の手元にやってきた「NEXXのXD1 ボイジャー」。
 価格はですね、、、値引きや、VATが差し引かれて日本円で36480円と送料が2290円です。
 ポチったのは3月だったので、決済もその時の為替レートでされており、その後さらに円安になる前だったので、ずいぶんと得した感じがします。
 ただ、通関手数料、地方消費税などの関税2300円別途にかかりました。
 そしてやってきたヘルメット。
 じゃーん!コレです。
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 こんな感じで箱に入っていて、ヘルメットの袋、カメラを取り付けるときのパーツ、ピンロックシートもついてきます。シールドを外した使う時に使うのでしょうか、シールドを入れるケースも。
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 携帯カメラで撮影しているので色見が悪いのですが、実物はキレイなトリコロールカラー
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 インナーの縫製の感じも悪くありません。
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 サングラスが内臓されていて、脇のスイッチの入れ替えでサングラスシールドが降りてきます。
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 ここには、別売のブルートウースの送受信機をはめ込み、スピーカーとマイクを仕込めば、通話も可能という優れモノ。
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 インターコムは、すっかりヘルメットが気に入ったので、次回にオーダーするつもりです。

 

 

 さてさて、問題のサイズは。
 被ってみると、サイズぴったり。文句なしのジャストサイズです。
 大きかった場合の修正パッドもついておりましたが、小生には不要ですな。

 

 

 重量ですが、スペックでは1400g~1500g(違いはバイザーをつけたときとそうでない時の違いのようです)なのですが、とにかく軽いです。ツアークロスが2400gなので1キロ軽いことになりますが、まあ、軽いです。
 脱着のときに『おー軽いな』と実感できますが、被ってみると、さらに軽く感じます。
 愛車に乗って試してはいませんので、走行時の感覚はまだわかりませんが、またレポートします。

 

 

 全体のつくりも粗雑なところは見あたりません。ドイツ人がオッケー出しているメーカーだから細かな接着、縫製も雑な感じはしません。
 こまかな部品の耐久性がどうなのかわかりませんが、バイザーの脱着は可能なタイプとはいえ、あんまり頻度が高いと取り付けの樹脂部品の摩耗とかはあるでしょうな。小生はバイザー着けたままの使用となりそうです。
 手元に届くまでの3カ月を要したヘルメットですが、なかなか気に入りました。
 ピンロックシートの取り付けと、バイザーのエクステンダーはまだ未装着ですが、これも早急に作業いたしましょう。

 

 

 走行時の具合については、またレポートしたいと思っておりますが、さて、ツーリングに出れるのはいつの日か。
 ヘルメットのテストのためにバイク通勤をしてみようかと思ってます。
 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

イメージ 1

朝の6時15分からウルサイわけですよ。
ボクんち。

珍しく、妻が何やら大きな声を出しているワケです。
ワタシが妻のもっとも愛しているところは、子供に対して怒鳴ったり、叩いたり、しつこくネチネチと感情的に叱ったりしないところなのです。
『ちょっと気の回らないところはあるけれど、逆に考えると、感情の起伏のない、穏やかな彼女の素晴らしい性格の逆の側面なのだ、、、、だから、その点についてはワタシは受け入れなければならないのだ』っと、いつもそう考えています。
その妻が、珍しく朝から大きな声を出している。

彼女はめったに怒鳴ったりしないので、感情的になるとヘンな声になるのです。なんかコモったような、咽喉をふり絞るようなヘンな声。
他人を恫喝することに慣れている人というのは、腹から声を出しますが、めったに怒らない彼女は、感情を露わにすることに慣れていないのだ。
そのヘンな声が、寝床にいるワタシの耳に届いて今朝は目覚めました。

『いいかげんに、いつまでもくだらないことを言うんじゃないのっ!』
どうやら、次男に対して声を荒げている。
何をそんなに大きな声を出しているかというと、、、、

昨日、次男は生まれて初めて床屋に行ったらしいのです。
学校で次男のボウズ頭を『ハゲ』と言って、クドクド言う同級生がいるらしく、次男がボウズ頭を止めたいと思っていることはワタシも知っておりました。長男には、ボウズ頭をしつこくからかうヤツがいれば、脇腹に突然に回し蹴りをお見舞してやれと教えていた(実際に1度、お見舞してきたことがあるらしい)のだが、次男にはそういう話をしたことはありませんでした。別に強制しているわけでもなく、イヤならいつでも止めて髪を伸ばせばイイとワタシは言ってきたつもりです。
長男はボウズ頭を屁とも思っていないようで、中学に進級しても『ぜんぜん、このままでいい。髪の毛なんかはどうでもいい』と言っているので、ボウズのまま。
次男は妻の強い勧め(どうやら、彼女は次男がボウズ頭を我慢していると思い込んでいるようだ)で、1000円カットの床屋に行ったら、うすらモヒカンのように、サイドを刈り上げてトップの部分が伸びたままの髪型にされたことを悔やんでいるらしいのだ。
『顔が長くなっちゃったみたいで、カッコ悪い。これだったら、もとのボウズ頭の方がぜんぜんいい、、、、あ~なんで、こんな髪型なんだ』
そういって、昨夜から涙を流して悔やんでいたというのだ。
そして、今朝になっても髪型を気にして暗い顔していたことを、妻が一喝している、、、、っと、そういうことらしい。

『おまえの髪型なんか誰も気にするわけねーだろっ!』と正論を吐く長男に心中ではハゲしく納得したワタシでしたが、原因のタネがボウズを半強制しているワタシにあると妻に思われると面倒なので、知らぬふりをしておりました。

妻が声を荒げる理由はなんとなく察しがつくのです。
おそらく、ボウズ頭を止めて床屋に行くことを次男にそそのかしたのは妻なのでしょう。次男がヨロコブと思いきや、まるで逆の反応だったがために、妻はガッカリしているのだと思います。
次男は、自分がどんな髪型なって生まれかわると想像していたのかはわかりませんが、ボウズ頭を普通の人のヘアスタイルに戻すには、ザンバラ髪をなるくらいまで伸ばし続けないとできませんからな。

『明日にでも、またボウズに戻してやろうか?』
っと、ワタシが言うと、次男は軽く頷いたような。
がしかし、ここで妻がまた声を荒げた。
『そんなことをしたら、意味がないっ!』
(あっ、出ちゃったね、、、、本音。あんた(妻)が次男をそそのかしたのは、これで確定だな)
っと、心中で呟くワタシ。

余計なことを言うと、妻から包丁で刺されそうだったので、いつもとは違う穏やかな人間にスイッチを切り替えた。
『そんなに大してヘンでもない。おまえは鏡で正面からしか見てないからわからないだろうから、写真にとって横からの姿を見せてやろう』
次男の横顔を撮影して見せてやる、心優しいワタシ。

『なんか、カッコつけているヤツに思われるのがイヤなんだ』
次男が呟く。
『だいじょうぶ、ぜんぜん、カッコよくないから』
そう言って次男を納得させた。
『だいたい、誰もオマエの髪型なんかに気づかないよ』
っと、長男の言った正論をワタシがもう一度吐いた。

さ~どうなることやら。
別にボウズを強制している覚えはないので、好きにするさ。
もう5年生だからいろいろあるのでしょう。
自我が目覚めはじめる年頃になったということでしょうな。
ちょっと気になったから、涼しい顔で朝飯食っている長男に『お前はどうするんだ?』と改めて訊ねたところ、
『オレは、髪型なんかどうでもいい。床屋なんかに行くのは面倒だから、このままでお願いします』
っと丁寧にお願いされてしまいました。

長男は生まれて12年のあいだ丸ボウズ。
ワタシはたぶん、土に還るその日まで、ボウズのままじゃないかな。
 船橋の団地に居住していたのは、小学校の入学前の1年と小学3年生までの4年間。
 わずか4年でしたが、子供のワタシにとっては、とても長く充実した時間でした。団地というのは、占有の敷地が広く、居住者の大人たちが通勤に出払ってしまうと子供天国なのです。車の進入はほとんどなく、団地の敷地の中のすべてが遊び場でした。
 共有のゴミ捨て場がけっこう楽しかったのをよく憶えています。40年前は現在ほどゴミを出すことにいろいろな規則などなくて、ゴミの回収車がやってくる日に決まりはあれど、ゴミを捨てる日を指定されていたわけではありませんでした。また、ゴミ捨て場で子供が遊んでいても、誰かに注意されるなんてことは皆無でした。まあ、世の中が寛容だったのでしょうな。
 誰かが捨てたゴミの中に、まだまだ使えそうな玩具なんぞ発見すると、それはそれはヨロコビでした。ゴミ集積所での遊びを「宝さがし」なんて呼んでましたね。
 「おーし、今日は宝さがしをしようっ!」と友達といっしょに陽暮れまでゴミ集積所巡りをしておりました。まだ、履けそうな婦人用のサンダルなんぞを見つけると、母親への土産だなんて言って、持ち帰ったりもしてましたね。

 スリリングで、大好きだった遊びは「爆竹」。
 月に1回もらえる100円の小遣いを握りしめて駄菓子屋へ行き、爆竹を買う。当時の爆竹というのは今も販売されている爆竹なんぞより、ふた廻りくらい太くて長いヤツで、たしか12本くらいで10円だったか、20円だったか、、、、、赤い油紙で包まれたヤツです。
 マッチを10円で買って、ひと気の少ない工事現場のような場所で「火遊び」をおっぱじめるわけです。
 当時の爆竹というのは、1本あたりに含有する火薬の量の多かったので、色々なものを簡単にふっ飛ばす爆発力がありました。
 オロナミンCの空き瓶などは、火のついた1本の爆竹で粉々に吹っ飛びましたからね。瓶の他にも、空き缶や、アリの巣に仕掛けるなんてこともしました。
 神社の池で釣り上げた鯉の口に爆竹をしかけるというトンでもなく残酷なマネもしたことがあります。
トンでもないことをやらかしたということは、本人たちもすぐ理解して、頭の吹っ飛んだ鯉を見て、その場に居合わせた全員が声も出なかった記憶があります。当然のことながら、2度と同じ過ちはしませんでした。残虐な思いつきを反省し、オノレの愚かさを知るという意味では良い機会だったのかもしれません。
 
 犬のウンコに爆竹、、、というのも相当スリリングな遊びで、犬のウンコに爆竹をさして火をつけるわけです。逃げ遅れると、破裂したウンコが背中に飛び散るという、臭いチョンボになるのです。導火線に火がつく前に逃げはじめたりするヤツがいると、そいつは意気地なしということで、仲間から徹底非難されるわけです。放出したての、水分をタップリ含んだ犬のクソだったりすると、爆破する勢いでけっこうな距離で飛び散りましたね。今の子供に爆竹を与えても、犬のクソに仕掛けようとはしないかもしれませんな。

 神社の池で鯉や亀を釣り上げてみたり、釣っている本人が池に落ちてみたり、まあ、今から考えるとロクでもない、そして逞しい遊びをしていたものです。着用している服を破るなんてのは日常茶飯事で、有刺鉄線の張り巡らされた工事現場に立ち入るために、有刺鉄線の針に刺さって血を流すなんてのも当たり前の出来事でした。
 ゴミ集積所から段ボールを仕入れて森に行き、段ボールを組み立てて「オレたちの秘密基地」だと言って食いモノを持ちより、意味なくそこで夕方まで過ごしたり。捨て猫なんぞいようもんなら、秘密基地の秘密のペットになってました。

 空き地や森がそこかしこにあり、親や大人の監視の目が一切ない中での遊びは、怪我もしたけど、危険を察知したり回避する能力を培うことには大きな役割を果たしていたように今では思います。
 昭和46年、高度経済成長期の真っただ中だった日本。
 この年に、千葉県の柏の借家から、ワタシの家族は船橋に転居します。転居した先は公団住宅の団地。京葉工業地帯の労働人工を確保するために国が政策として推し進めて出来上った、いわゆる『団地』です。
 50棟1600戸の大規模団地の分譲住宅の抽選に当選して、引っ越すことになりました。当時、ワタシは5歳で、小学校入学までの1年、団地の設立と同時に開園された「あすなろ保育園」という名の保育園に入園することになります。
 栄えある(ナイか?)「あすなろ保育園」の第1期生です。

 この保育園は、ワタシの他にも優秀な(?)人材を輩出しています。
 『チビノリダー』で有名になった俳優の伊藤敦史さんも、この保育園を卒園したらしいです。当時母親は何がしかのパートをしていたようで、保育園入りとなりました。でも、本当の理由は幼稚園より保育園のほうが、月あたりの支払は安いし、歩いて行けるという理由で、この保育園に通うことになったようです。
 ワタシは、この保育園で同級の園児と最初の恋に落ちます。
 同じクラスの園児で、名前は「鈴木えり」ちゃん。色白の大人しい女の子でした。ワタシの抱く一方的な恋心だったわけではありません。ワタシとえりちゃんは、相思相愛の仲だったのです。このことは、保育園の担当の先生にもバレバレでした。何ゆえかというと、保育園には幼稚園と違って「お昼寝」の時間がありますが、ワタシとえりちゃんは、いつも隣あって昼寝をしていたのです。しかも、、、、あろうことか、ワタシとえりちゃんは、手をつないで昼寝をしていたのです。
 もちろん、ワタシにも記憶があります。
 寝床で、そっと、手を握り合っていた、、、、、さすがに保育園児には、それ以上の発展はございませんが、、、、ちょっと、けだるい昼寝の時間。そのまま眠ることもあったのか、ドキドキしながら覚醒しつづけていたのか、、、、ハッキリとした記憶はありませんが、幸せな昼寝の時間であったことは間違いないでしょう。
 えりちゃんと手をつないで昼寝をブッコいていることは、担当の先生の口から母親に伝わり、ワタシが大人になってからも「あんたは、えりちゃんと手をつないで昼寝してた」と冷やかされたものです。まあ、担当の先生は優しい目で、ワタシとえりちゃんの「小さな恋のメロディ」を見ていてくれたらしいです。
 
 ワタシが小学4年生くらいのころ、初恋の「えりちゃん」について、母親から聴きたくない話をきかされたことがあります。
 それは、「えりちゃんは妾の子だった」という事実です。
 ワタシが保育園に通っていたころにも、聴かされたというか聴いたというか、、ただ「妾の子」の意味がサッパリわからなかった記憶があります。まったく大人というのは、その手の話をどこからともなく仕入れてきて、けしからんことだと、最初にその話の意味を理解した当時にイヤな想いになりました。
 今から考えると、口数が少なく、大人しい印象のあった彼女の性格は、家庭環境によるものもあったのだなと。もの静かな、えりちゃんの優しい微笑みは、瞼を閉じれば今でもワタシの脳裏に蘇ってきます。

 保育園に通った、小学校に入学前の1年間は、バラ色の日々であったことは言うまでもありません。