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ヴェルデライト、前に行けず持ち味生かせず

先週は3頭。良かったり悪かったりの3日間開催でしたが、まずはヴェルデライトから。
中山10レースの初咲賞に出走して12着のブービーでした。


前走はマシだったはずの冬毛が出ており、ちょっと状態面で疑問が残りました。
正月を挟んだことでもしかして乗り運動が足りなかったのかなと思います。

レースではスタート後に前に入られてしまったことで、後方からの競馬を余儀なくされました。
こうなると決め手がないヴェルデライトにとっては厳しくなります。
しかも展開がスローになってしまい、これでは全く勝負になりません。


ちょっと今回は残念な競馬になってしまいましたが、
放牧を挟んで中山開催へ、これがラストランになるでしょう。
悔いなく仕上げて、無事にお母さんになって欲しいものです。

気を取り直して、ヴァーゲンザイル得意の冬開催

今日のグランデッツァの復帰戦はご存じのとおり、タイムオーバーの大惨敗。
直線では歩様もおかしくて、正直故障も覚悟しましたが、今のところ異常はなし。

無事に帰ってきてくれればそれでいいというつもりでしたが、その通りになってしまいました。
それでも無事ならもう御の字です。この後も故障がないことを祈ります。




さて、明日はヴァーゲンザイルが中山10Rの迎春Sに出走。
吉田豊騎手が先約があった為、久々に三浦騎手に手が戻ることになりますが、
近走もうひとつという成績でもあるし、仕方のないことかもしれません。


ヴァーゲンザイルの悩みは使った後に背中が硬くなることで、
脚元はそこそこ柔らかいタイプなのですが、背中が原因で休み休みしか使えません。

それでも、12月に山元トレセンで見せていただいたときにお話を聞いたのですが、
これまでで一番背中がいいんじゃないかという非常にポジティブなコメントをいただきました。

状態面は厩舎に戻ってからも良いコメントが残っていて、これは勝負になるのでは?という感じ。


さらに、ヴァーゲンザイルは冬開催の中山という施行条件がベスト。
一昨年の初咲賞(1000万下)は今回と全く同じ1月の2週目で中山芝2200m、
昨年の安房特別(1000万下)は3月の前半ですが、寒い時期の中山芝2500m。

この2戦の施行条件を合わせたレースこそがまさに今回。
気難しいタイプの馬で信頼はできないのですが、良い条件はそろったかなと思います。

メンバーもそこそこ揃ったとはいえ、前走よりは楽な相手ですよね。
ここは一発、初笑いを期待したいですね。

1年半の沈黙を破って、グランデッツァついに復活

ついにこの時がやってきました。
2012年の日本ダービーから、約1年半の沈黙を破ってグランデッツァが帰ってきます。

この馬との出会いから社台で初めての重賞、そしてクラシックロードのど真ん中を歩むという、
幸せな時とその向こう側の挫折と絶望を味わってきました。

ダービー後の腱周囲炎から危うさは始まり、復帰を目指した2012年9月に屈腱炎が発覚。
損傷率10%という重症で、見ているこっちは引退だろうと腹をくくったこともありました。
そこから長い長いリハビリで結局一番脂の乗る4歳になった2013年は一度も競馬場で見ることは
叶いませんでした。

大黒柱を失ったうちの愛馬たちも頑張ってくれましたが、
ここ数年のキャリアで最悪のシーズンを過ごした2013年から復活と飛躍を期す真打の登場です。


これまでにランザローテという馬が長い長い闘病生活の末復帰したということはありましたが、
まあ、これほど死ぬ気で応援した大好きな馬がこういうことになると本当に苦しくて、苦しくて。
もちろんグランデッツァが休んでいる間もフラガラッハが中京記念2連覇してくれて、
嬉しいシーンもあったのですが、どうも心にぽっかりと穴が空いてしまったように、
嬉しい反面、頑張ってくれた馬には失礼ですが、「これでグランデッツァが無事ならなあ」と、
どうしても思ってしまう自分がいました。


明日のメインレースは戸崎騎手とのコンビで初めてダート戦に挑みます。
ボロッボロの脚元で昨年9月の時点でも「厳しいかも」と言われた状態から、
よくぞここまで戻してくれました。

もう後は無事で帰ってきてくれることを天に祈るだけです。



歩いてもいい、タイムオーバーでも構わない。
ただ無事に帰ってきてください・・・。
グランデッツァ-2013.9.17山元トレセン