ビバライフ -77ページ目

親孝行したい


昨日、母から久しぶりに留守電が入ってた。こんなに間隔があくのは珍しい(初めて?)かも。


先月みんなで動物園に行って会ってはいるんだけど、それは姉親子に付き合ったようなものだし。


わたしはどんだけ徹底してるんだというくらい自分から実家に連絡する習慣がなく


あちらからの留守電すら聞かないか聞いても放置という本当に人でなしな娘です。


両親が嫌いなわけじゃないけど。ミーちゃん(猫)を亡くし、姉弟が結婚してからは更に帰省から足が遠退いてしまっているのが本当です。


こないだ、どれくらいの頻度で親に会ってるかという話になり


『ムラがあって会わないときは1年に1回くらいだし、まぁでも年に数回は会ってるかなぁ。』と、ぼんやり答えた。


(ちなみに自分ちから実家までは車で1時間という近距離なので、物理的には何の問題もないのにこんなものです。)


そしたら『親が心身ともに健康でいられるうちに一緒に過ごせるのは、あと50回もないんだよ。』みたいなことを言われた。


寂しくなるからそういうこと言わないで欲しいよなぁと思ったけど、それが事実なんですね。


例えば、親が認知症になったり急に病気になる可能性が年々高くなってくる事は、日々患者さんを見ていれば他人事じゃないとは思ってるつもりです。


なのにどうしてわたしは親にすら歩み寄れないんだろう。今もしも両親に何かあったら死ぬほど後悔すると思う。


今の言い訳として、両親の仲がうまくいってないこともあるし、結婚について心配かけてしまってることもあることはある。


…留守電には『ニャンちゃん、お母さんでーす。肋骨の調子はどうなの。お姉ちゃんからまだ痛がってる事は聞いたけど。長引くようならちゃんと病院行きなさいね。』とだけ入ってました。


最近電話こないなーと気にしてはいたんです。かと言って自分からは一切連絡とらず、怒ってるのかなぁと思ってたら


そんなことなかった。全然心配だけされてた。


反応鈍いくせに、何気に母からの電話がないと寂しいものなんだなーと気付きました。


美容院で


髪が伸びて仕事でまとめなくちゃいけない長さになってたので


昨日美容院に行ってきました。ボブに飽きてきたので『毛先を軽くして、ハネても違和感のない感じにしてください。』と注文した。


手ぐしで乾かしてそのまま出掛けられるなんて理想だもんね。


いつも担当の方は決まってるんだけど、アシスタントの方(主にシャンプーやドライをしてくれたりする若手のスタッフさん)が変わってました。


この人がよく喋る…。シャンプー中にも話し掛けてこられて戸惑った。


『どこ住んでるんですか。』『今日のこれからのご予定は。』なんて、はっきり言って興味ないでしょ。


雑誌読んでても『それ、気になりますよね。』とすかさず来る。ちなみに『冬こそ美白で恋をする!!』みたいな特集。なんか恥ずかしい。そっと読ませて欲しかったよ。


わたしは基本的に自分から美容師さんに話をふることがほぼない。てかそんなに話題がない。


無言で鏡を見てるのもなんか恥ずかしいから、いつも下向いて雑誌読んでます。


自分の髪型のことなんだから、もっと関心持とうよ。などと思われてないかなぁとか


わたしのコーナーだけ静かで周りの人たちの会話が盛り上がってると、担当の美容師さんが上司からコミュニケーション不足だとか評価されちゃってないかなぁと心配になる。


…完全に気にしすぎですね。


夜勤明けだとほぼ確実に寝るし。ゆらゆらしてるから頭おさえられることもある。これはかなり気まずい。


まぁ、美容師さんにしてみればいろんなお客さんを相手にしてるんだろうから、大して気にしないのかもしれないけど。


わたしだっていろんなタイプの患者さんと接するけど、いちいち気にならないし。


と、思うようにしている。


ちなみにそこの美容院はお店の方針なのかいちいち握手を求めてくるんです。


最初スタイリストさんと顔合わせの時と、シャンプーする前にアシスタントさんと。


で極めつけが、終わってお店から出るときにお店の外で『ありがとうございましたー!』と言われ最後の握手。


人通りの多い道でこれはけっこうキツい。切りたてのヘアースタイルを通行人に披露してるようなものですから。


せめて最後の握手のシステムだけでも遠慮したいんだけど、結局言えない…。


なんかこれ書いてたら、わたしってけっこう小心者で自意識過剰なんだなーと思った。


お母さんといっしょ


昨日、姉親子と『お母さんといっしょ』のイベントの観覧に行ってきました。


率直な感想は『もう、何だこれ?こういう人たちってほんとにいるんだー。』という感じ。


自分がその幸せを感じたのではなく、こういう幸せって世の中にあるんだなぁと、知っただけのレベルですが。


ある意味衝撃的でした。会場の最寄り駅を降りた時点で、そこは異空間だったんですけど。ほんとに何これ?って思った。


都会の喧騒をよそに、ベビーカーに乗った赤ちゃんを夢中で撮影してるパパや手を繋いで唄を歌いながら歩いてる人たちが浮かずにいるんですから。


いちいち微笑ましかったです。


で、肝心なイベントの内容はわたしには知ってるキャラクターもお兄さんお姉さんもいないのでピンとはきませんでしたが


夢を与える仕事ってこういうものなんだろうなぁとか冷静に観てました。爽やか過ぎる。


このお姉さんたちはいくつくらいで、イベント打ち上げの飲み会とかで毒吐いたりするのかなとか想像してた。全然想像できないんだもん。凄いプロだなーと思った。


てか、じゃじゃまるとピッコロとポロリ世代なわたしですが


今は、名前忘れたけど…ネコと牛っぽい羊とムテキチだかムテゾウ?とかいう謎のキャラクター(あれは一体何の動物なんだろ)に変わってた。


甥くんと姫ちゃんは夢中で、周りのお子様もかじりつくように見入ってました。みんなめっちゃ手振ったり拍手してた。


甥くんはシャイでそういうことができない質だから、わたしが手を持って強制的にやらしてあげたんだけど。


イベントに関しては大した感想は書けないけど、この度気付いたことがあるので書きます。


身内ひいきは抜きにしても、甥くんと姫ちゃんて他人から見てもやはり可愛らしいんだなぁという事実です←


ほんとに、周りの方から声を掛けられる率が半端ない。


あんなに親子連れだらけだったのに、ただ歩いてるだけでどの子よりも『あら可愛い。』と言われまくるんです、うちの子たちは。


通りすがりのおじさんに『これあげる。』と手作りの鞠を貰ったり


電車ではほぼ確実に声を掛けられ、席を譲ってくださった。


子どもを持つと当たり前のことなのかなぁと思ったけど、周りを見てるとそうでもないっぽい。


振り返られる率が高い。いや、別に特別美形な子たちではないんだけど


わたしから見ても、子どもらしくていい雰囲気の二人なんだよなぁ。


あと、身に付けてる物がポイント高いんだと思う。バァバ(わたしの母)は裁縫や編み物の達人で帽子とか衣類を作りまくり


わたしは手作りは無理だけど、似合いそうな服をプレゼントするのが趣味で、これがまた絶妙に二人に似合うんだわ。


…姉の夫くんが急遽行けなくなった代わりに同行したんだけど


こんな経験させてくれて返ってこちらの方がありがたかったなぁと思いました。