港区白金一丁目 -115ページ目

仲間と会う

本日、昼過ぎに六本木ヒルズへ。

知人の紹介でまた新たな出会いがありました。

IT企業ではなく人材ビジネスを手がけている会社さん。

色々とお話を伺いつつ、知人がいたので雑談で笑いつつ(笑)



そして一旦帰宅。

ちょっと横になり夕方から元・職場の仲間と恵比寿で待ち合わせ。

またもや雑談に花を咲かせました。

そして夜、現職の仲間とも合流しお酒を飲みました。


仕事の話はほとんどなく、純粋に趣味の話、たわいもない話で

盛り上がりました。

…こういう時間も悪くないものです。純粋に「楽しい」。


23時過ぎまで飲んで、現職のみんなは明日の仕事に備えるため

帰宅。

僕は恵比寿から歩いて帰宅。

過ごしやすい気温だから帰り道、心地よかったなぁ~ニコニコ



帰り道、メールをしながら「就職」と「就社」について考えました。

最近は「就社」に近い新卒の子が多いのかなぁ…感覚値だけど。

そんなことを考えつつ、今まで見聞きした話を振り返りながら、

家路に。


とりあえずリクナビの新卒の会社数も3000台から4000台へUP

ということで、就職する学生側にとっては、数字だけでみれば、

選択肢が広がった…と言えるのでしょうかねぇ。


僕がいつも言っていることですが、改めて言います。

エリートじゃない人。

ベンチャーがお勧めです。

某大手不動産会社の面接では、堂々とベンチャー企業を見下す

ような発言を新卒の子達にしていました…2~3年前までは。


でも今は違います。

たとえ見下すような発言をする会社があっても、それに対する

「成功例」がドンドン出ている状態です。

「形」として示されているのです。色々な業界のあちこちで。

いいたい奴には言わせておく。

大切なのは、


どこで、何をしていても、自身のすべきことをしているという事実。


だと思います。

自分は何をするためにいるのか。

何がしたいのか。

選択肢の多さに惑わされず、自身で判断し、目で見て、考える力を、

今の新卒の皆さんに期待します。


とかまた偉そうなことを書きつつ、今日も寝ます。

明日は夜、職場の同僚と会う予定、そしてその前に

新宿へ、1社往訪予定です。

明日は経営者の方のどんな話が聞けるのか、楽しみだなぁ~。




兄と…

実家に帰り、兄と話をしてきました。

泊りで帰るのは…いつ振りだろうってカンジです。


話をするのは他愛もないこと。

仕事の話もそうだし、普段の生活の話、趣味の話など…。

とにかくたくさん笑って、食べて(笑)とてもリフレッシュできました。


と、いうわけでブログの更新が一日空いてしまいました。




明日はまた人と会うために、昼過ぎに六本木ヒルズへ行きます。

(最近ヒルズ多いなぁ…)

すっかり水戸黄門みたいな生活に…(笑)

まぁ「人と会う」っていうとすごく「それっぽい」感じがしますが、

ようは「話す」だけです。

もちろん仕事の話が中心ですが、当然無駄話もあり、笑いもあり、

色々です。

自分でも「ありがたい」と思っていることは、こうして皆さんが、

「話をしてくれること」もしくは「話したい」と言ってくれること。

そういう存在でいられる自分は幸せです。

僕、話すの大好きですから(笑)


ただ、当然仕事の話をする中で「取り扱い注意」の話題があったり

します。

コンプライアンスぎりぎりの男としては(笑)そういう情報を聞ける

のも強みですし(そのウラは当然とりますよ~?)、まぁ話が大き

すぎて「僕が聞いたところで…」って話もあるんで、僕はこういった

情報の取り扱いを自身の中で

「こういう流れなんだなぁ~この業界は」っていうようにワイドショー

的に楽しんでいるだけなのですが(笑)

確かに色々な業種の方と話をしたり、聞いたりすることによって、

また「違う誰かと話を出来る幅が広がる」という得な部分もある

のですが。



僕は「現場」で、最前線で以前働いていたはずなのに、

デスクワークに切り替わって1年、2年、そしてIT企業に入り…

若干お金の流れの上流工程に携わり、いつしか現場で自分が

叫んでいたことと逆の言動を取るようになっていました。



ときには、最前線のみんなを馬鹿にするような発言もしました。



でも僕の恵まれていたところは、そこで「それは違う」と言ってくれる

同僚がいてくれた事です。

「現場が一番」「大切なものは現場にある」と怒りながら言ってくれた

年上の同僚がいてくれた事です。



僕は何がしたかったんでしょう。



その仲間がいなくなってしまいました。

僕を支えてくれた仲間がこの一年で何人もいなくなってしまった。



絶対にあきらめない。



そう思って頑張ってきました。でもあきらめないでやってきた結果、

みんなが前向きに働けるような環境にはならなかった。

もちろん自分ひとりの力でどうにかなるなんて思っていません。


でも、こう出来たかも、ああ出来たかも…と思われる部分が、

なくはないのです。(後悔とはちょっと違う種類なんですが)


ましてや組織が、自分たちが関わっているビジネスがどこへ

向かって進んでいるかを明確に示せず、誰も知りえず、

今日まできてしまった。


大切な仲間が「現場」に「環境」に「失望」し、職場を去って

いく姿をみました。

僕が知りうる限り、前向きな理由で退職した人間は一人もいない。

なんかしら「ある」んです。




本当は、すごく悔しい。




残って働く選択肢もあった。横を見ずに前だけを見て突き進む

選択肢も当然ありました。

「なぜそうしないの」と言ってくれた人もいました。

それでも僕は、新しい環境を選択した。


仲間から教えてもらったこと、

会社が、組織が教えてくれたこと、

関わったビジネスから教わったこと、

この一年間で学んだ多くのことを持って、

僕はまた出直します。



そんなことを今日は考えていました。

いわゆる「一年間を振り返って」というやつですね。


と、今日はここまで。





続・続・六本木ヒルズに行ってまいりました

さてさて、数日にわたり六本木での対談話をブログに書いてきましたが、

本日が最後。完結編です。



昨日は「30分の1」の話で終わりましたね。



さてお店を2件目に移し、話は変わって「採用」の話題になりました。

まぁお相手もITの方だったので「バナー広告」を扱っている会社さんに

話が及びました。


バナーでの業界上位の会社の名前がいくつか挙がりました。

そして、それらどれもが「危うい」という話になりました。

ようは、自社で展開しているのではなく、他社と提携をし(パートナーになり)

事業を展開している会社さん。

従業員の採用はほぼ通年で行っていて、売り上げが伸びつつも同じように

従業員が増えていて…ようは「儲かっているんだっけ」という話。


そしてこれは売り上げからは読み取れない実際に働いている現場・会社間

でのその会社の評判…これがまた良くはないという意見が過半数。


そんな会社さんがちゃーんと「大手」として君臨しています。

ランキングに(笑)


同じ業界の僕らから見てもそこの5年後はちょっと想像がつかない…

でも 求人広告(リクナビとかね)には、いわゆる「成功例」が載っている。


まぁ「人集め」ですからね…それに選ぶのは「個人」だし。

でも色々な話を「知らない」で、広告の内容を中心に選んでいるのだとしたら

それは損をする結果に繋がってしまうのでは…と思ってしまいます。

つまりは「色々な業界に知り合いを作っておきましょう~」ってこと(笑)

そうしないと損しちゃうかもです。


で、話を戻すと、ようはバナー等を扱っているそれらの会社には、

其々に 「理由」があります。

大きなパートナー企業の役に立つ「システム」を開発 したり、バックに大きな会社

がついていたり(っておこぼれ貰うみたいな 側面もありますが…)、とにかく

何かしらの理由があり大手の「パートナー権」 を獲得しています。


簡単に言うと、そこである必然性はないってことです。 そこに至る

理由はあれど、その後もずっとその会社である必要はないんです。

パートナーは。


だから、ここ5、6年で急成長したベンチャーは簡単に言うと「息切れ」しちゃう

でしょう。ベンチャーは瞬発力こそあれど体力(持続力)はありません。

今後、独占だった代理店権限が「複数」に分散される可能性は十分にあり、

実際にその流れはもう一部の分野で始まっています。


僕らの話の中ではバナー広告ベスト5に入っている会社のうち2社は、

5年以内に大失速するという結論に至りました。

この文章を同じ業界の方が読んだらおそらく会社名まで想像できてしまうと

思いますが…いわゆるそことそこです。

じゃあ、この問題をどう解決してゆくか。 どう打ち破るべきか。 それは前々回

書いた「プロセスの明確化」もそうですし、やはり人が育つ環境、

そして「クライアント視点」…いわゆる「CS」ってなんでしたっけという原点を、

現場 単位まで意識共有すること。が一つのヒントかと思われます。

かなりハードル高いですが…現実的には。

まぁそもそもの話「バナーだけだと限界ありますよね」っていうのはあるの

ですが…。


とにかくプロセスの明確化は3年~5年目に臨むにあたって重要ではないかと。

組織の拡大に伴い、必ず年々スピードが落ちてゆくわけですから、そのあたりを

踏まえてもやはり重要だと思います。


結構、目の前の数字目標を「ミッション」として考え、自身のクライアントが

誰であるかとか、とある媒体に関わっていて、自身が向くべきはクライアントか、

パートナー企業か、エンドユーザーか、が明確でない(現場で答えがない)

ケースも目にしてきました。


みなさんはどこを見て仕事をしていますか。

自身が今している作業の目的はなんですか。


細かいことですが、会社としての方向性というか、ある程度同じ向きを向いて

いる状態は必要だと思います。 「社員一人一人がオーナーです」とか言って

いる会社ほど僕個人的には信用 できません。

まぁ「受けとり方」ですが、「経営者」と「社員」は根本的に考え方 ・視点が

違います。 働いている側だって、その会社に就職したいと思った時点でその

瞬間に 「雇用される側」に立っています。

だから僕は自身も含め、雇用される側を「傭兵」のように考えています。


優秀な強い傭兵を集め続け、大きくなり続けることは難しい。

ベンチャーの課題は限られたコマをどう使い、そして持ちゴマをどこへ

あて がってゆくか…どこのフィールドでどのような勝負をするのか。


勝ちの判定は、引き際は…。


というような話をゴソゴソ話をしていたら3時過ぎ…

僕はレッドブルのウォッカ割り(いつもHABではこれ)を飲みながら、

ぼーっと 色々なことに思いをはせました。


どこの会社がどうなろうと、まずは自身です。

自身の道をしっかりと見つめることが何より大切。

ただ皆さんに忘れないでほしいのはいつも言っていますが、ITベンチャーの

持つ「危うさ」「脆さ」。 そしてそこで働く人たちがいつもギリギリのところで

踏ん張っている「現実」。

「ヒルズ族」なんてごく一部。 ITの精鋭たちは毎月400時間以上、

「よくは働くが」決して「よく遊ぶ」ことは できずに仕事をしています。

(きっとITだけではなく世の中の精鋭たち皆さんに言えることでしょうが…)


みんな必死で頑張っています。

そのことを最後に付け加えておきます。

まとまりのない話でしたが今回はここまで。


またヒルズの方とは飲みに行くので、続きはそのときに…。