電気技術者エクレアの資格取得日記 -79ページ目

電気技術者エクレアの資格取得日記

地方在住の電気技術者です。現在は施設の電気設備管理及びリニューアル工事の設計・工事監理を担当。元電験一種受験生。スキマ時間を活用した資格試験勉強術や今までに合格した資格試験の体験記を中心に書いていきたいと思います。


工事担任者試験の受験票が届きました。
受験会場は今までも何度か行ったことのある会場。
ここの過去の勝率はまあまあといったところでしょうか。

ある程度予想はしていましたが、思ったようには勉強できていません。
今回は総合種の技術科目のみの受験ですが、まだ全範囲の勉強は終わっていません。

試験まであと2週間。
今回の試験が最後になるよう、残りの期間全力を注ぎます。
4科目別対策シリーズのラスト、法規科目になります。
電験三種の他の4科目と大きく勉強法が変わるのが法規です。
基本的には電気事業法や電気設備技術基準の暗記が勉強の中心になります。

といっても、上記の法令の条文を丸暗記するのはかなり大変な作業です。
ただ、試験に出題される部分というのはある程度決まっているので、問題演習の中で理解していくのが一番かと思います。
たまに新分野からの出題もありますが、このような分野よりもよく出題される分野に絞る方が賢明でしょう。

この科目も図から攻める方法があります。
次の本がおすすめ本です。


電気設備技術基準を図示で説明しているところがわかりやすいです。
若干高い本ですが、その後の実務で使うと思えば高いものでもないと思います。
必要な条文だけこの本の図から理解すればいいと思います。

今日のブログで、4科目それぞれのポイントを全部まとめました。
私なりのやり方ですが、どこに焦点を絞って勉強するかを紹介させていただきました。
『電験三種に一発で合格する方法』については、また書くべき内容がありましたら不定期に更新していきたいと思います。
電験三種の4科目の中で、合格率が最も低い科目は機械科目です。
(そうでない年度もあります。)
私も一番苦手な科目でした。
機械科目の6割ほどが出題される誘導機、同期機、直流機、変圧器の理解が合格のカギになります。

理論科目のときに書いた『図示して理解する』というのが正に当てはまります。
公式の羅列だけでは正直よくわかりません。
機械科目の理解のためにおすすめの本が次の本です。


この本は私一押しの本です。
この本を読んでから問題を解くと理解度が全然違います。
私は問題を解いて力をつけることを重視していますが、この分野についてはこの本をまず読む方がいいかと思います。
それぞれの機器の構造がそもそも全然違うことがよくわかると思います。
この本でイメージができると、その後の問題演習の効果が全然違うものになるはずです。

機械科目の他の分野(照明、電気化学など)は分野が広い割には1題ずつくらいしか出題されません。
労力を考えるとこれらの分野については問題演習に重きを置くのが最も効率的かと思います。
それよりも上記の電動機の方に力を注ぐべきかと思います。
電験三種の4科目の中で、合格率が最も高い科目は電力科目です。
(そうでないときもあるかもしれませんが、最も多いのは電力科目で間違いないです。)
これは実務に関係する分野が多いというのが1つの要因ではないかと思います。
勉強はあまりしなかったが、実務で覚えた知識だけで合格できたという方もいるように思います。

この分野を苦手とする方は以下のような本を読むことも1つの手かと思います。


これらの本のいいところは、イラスト付きで電気設備の細かな部分まで理解できるところです。
問題集でわからなかったら、これらの本をざっと読むだけでも理解が全然違うかと思います。
(3)は少し難しくて、電験一種または二種向けですが、非常にいい内容が書かれていますので、余力がある方はぜひ読んでいただければと思います。

近年の電力科目は計算問題よりも内容理解問題が増えているように思います。
計算問題は電圧降下の問題や無効電力計算の問題など、ある程度絞られた部分から出るので対策はしやすい方かと思います。
残りの知識問題は範囲が広いですが、上記の本や問題演習で対応できます。
電力科目の知識を増やすことは、実務での知識にも直結しますので、どんどんするべきかと思います。
最近読んだ本の紹介です。
 
 
先日読んだ『JR30年の軌跡』に続くJRの本。今回は東海道新幹線です。
正直、今回は期待した内容を読むことができました。
 
新幹線の歴史は日本技術界の歴史といってもいいでしょう。
驚いたのは50年前の特急券販売にコンピュータを使っていたことです。
ただし、当然ながら現在の処理速度には到底及ばないもので、そのために発券が遅れていたようです。
この経緯から特急の自由席ができたというのは驚きでした。
 
積雪対策、安全装置、予約システム、線路のアセットマネジメントなど、新幹線にはあらゆる技術が使われているのがわかります。
新幹線の歴史を読むだけでも胸が熱くなりますね。
ワクワクしっぱなしで一気に読みきってしまいました。
今日からは電験三種の科目別の対策を簡単に書いていきたいと思います。
まずは理論科目です。

電験三種を勉強するにあたって、おそらくほとんどの方が最初に勉強するのが理論科目です。
この理論科目で難しい公式がいきなり出てきて、それを見て受験に対するモチベーションが下がってしまう方がいるのではないかと思います。

ここで考えてほしいのは、公式というのはあくまで理論の最終形ということです。
なぜこのような公式があるのかという過程がありますが、その過程を覚えることが理論の勉強の中心になるかと思います。
公式の丸暗記に走るのではなく、公式ができるまでの過程を知ることで強い記憶となります。
この流れを自分のものにするには以前も書きました『実戦力を磨く』ことが必要です。

そして、問題を解くときというのは、公式を機械的に使うのではなく、どんどん数値を図に書き込んでいくべきでしょう。
最終形の公式ではなく、どのような電気現象が起こっているかを考え、それをどんどん図示していきます。
合成抵抗の計算問題、点電荷により働く力の問題、ローレンツ力の問題、スターデルタ変換の問題などが当てはまるかと思います。
理論科目以外でも、電力科目の無効電力計算の問題、電圧降下計算の問題などでも同じことが言えます。

テキストを読むだけでは理解が難しい分野もありますが、問題を解いて内容を理解することで理解が進みます。
勉強の前に図示して理解することを意識して勉強すると勉強がスムーズに進むのではないかと思います。
週明けから平成29年度エネルギー管理士試験の申し込みが始まります。
エネルギー管理士を取得するには(1)試験による取得と(2)講習による取得の2通りがあります。
今回の申し込みは前者の試験による取得になります。

試験は電気分野と熱分野に分かれます。
電気分野は電験の延長上、熱分野はボイラー技士試験の延長上と考えればいいでしょうか。
電気分野については電験三種よりもやや難しいくらいのレベルで、電験2.5種ともいわれるくらいです。
熱分野は特級ボイラー技士試験よりも難しいと聞いたことがあります。
合格率は常に熱分野が電気分野が上回っており、熱分野の方が合格しやすいといえるかもしれません。
(平成25年度以降は熱・電気合算の合格率しか発表されていません。)

この資格は年々注目が高まる省エネの資格ということで、時代のニーズによる影響が大きいです。
過去は熱分野と電気分野は別の資格でしたが、平成18年度より省エネ法が改正され、同じ資格の扱いになりました。
熱も電気も原油換算にして考えるようになったのが要因です。
また、東日本大震災のあった平成23年の試験は例年の8月開催から冷房のいらない9月下旬になるなど、世間の動きに敏感な部分があります。

私はこの試験に3度目で合格することができました。
設備管理資格の中では間違いなく上位に入るものであり、また他の設備資格と異なるのはよりよい省エネを提案するという能動的な部分がある所かと思います。
設備管理や工事監理は受動的ではなく能動的にとはよく上司に言われたことです。
この資格の勉強をするとそういうところがよく分かるように思いますね。

設備管理のレベルアップをするために有効な資格であることは間違いありません。
ぜひ受験することをお勧めします。
今年度もSUKIYAKI塾で技術士第二次試験筆記試験対策講座があります。
これは私も一度受けたことがあり、大変参考になりました。

この試験の肝は論文の書き方にあるかと思いますが、論文の書き方というのはなかなか独学では対策しにくいと思います。
継続的に受けなくとも、一度でも論文の書き方について指導を受けると、その後の試験対策がスムーズに進むかと思います。

どのような指導を受けるかは個人の差があるかもしれませんが、基本的にはSUKIYAKI塾の『骨子法』に基づくものになります。
骨子法を学ぶには次の本を読むのが最もわかりやすいです。


受験者の方は一度でも受講されることをお勧めします。
受講料は無料です。
詳細は下記を参照してください。ぜひご活用ください。

平成29年度技術士第二次試験筆記試験対策講座
【申込期間】平成29年5月6日(土)~5月12日(金)
【指導期間】平成29年6月18日(日)まで
最近読んだ本の紹介です。
 
 
昨日に引き続きまして、鉄道がテーマです。
JR発足からの30年を時刻表を追っていくというものです。
時刻表を軸に話が進んでいくのですが、個人的には期待していた内容とは異なりました。
それでもこの30年のJRの歴史を十分知ることができたと思います。
 
この30年のJRの大きな出来事はというと、青函トンネル開通、長野新幹線開業、東北新幹線新青森駅延伸、九州新幹線開業、北陸新幹線開業、北海道新幹線開業といったところでしょうか。
特に新幹線については、30年前と比較するとずいぶんと距離が延び、一部地域の交通手段から日本全国における交通手段になったように思います。
新幹線延伸のお陰で、日本各地へずいぶん行きやすくなったという印象です。
 
また、阪神・淡路大震災、新潟中越地震、東日本大震災、熊本地震などの災害における対応も興味深いです。
我々が建築物の防災を考えるように、JRも当然ながら地震対策を考えているわけであり、それぞれの災害における迅速な対応は読むと参考になりますね。
鉄道事業が人員輸送に限らず、総合サービス業であることがよくわかります。
 
鉄道に詳しい方であればもっと深い感想を書けると思うのですが、私はこれくらいが限界です。
鉄道関係の本は最近のお気に入りで、また懲りずに感想を書きたいと思います。

このブログではあまり書いていない日々の出来事の記録になります。
この連休中に名古屋市にあるリニア・鉄道館に行ってきました。
これでJR東日本の鉄道博物館、JR西日本の京都鉄道博物館と、JRの鉄道博物館を全部制覇しました。

リニア・鉄道館はJR東海が運営する博物館です。
JR東海の主力は東海道新幹線ということもあり、新幹線が中心の展示でした。
そして、名前にもなっているように、2027年運行予定の超電導リニアの展示も力が入っていました。

電気技術者にとって電車は切り離せない存在です。
VVVF制御、チョッパ制御など、電気工学発展の歴史は電車の歴史そのものだと思います。
また回生ブレーキがハイブリッド車で応用されるなど、電気鉄道の技術が一番進んでいる分野というのもあります。
このような博物館を見ると、普段私の業務で使わない電気技術が活用されているためか、非常に新鮮な気持ちになります。

いっしょに行った息子は大喜びでした。
超電導リニアL0系のおもちゃも買って大満足だったようです。
ちなみに私自身へのおみやげはこれ。


リニア・鉄道館限定の超電導リニアL0系ネクタイピンです。
実際に使うことがあるかどうかはわかりませんが(^^;
また行きたいと思わせる施設でした。