*スピササイズ31: 「愛されたい」を手放す | *Blay典子の世界日記*

*Blay典子の世界日記*

四半世紀のリゾート暮らしを卒業後、ディープなフランスで生活しています。父が他界した2004年から始めたスピリチュアルな学びや、浮世離れした日常から見えて来た世界、多文化の中で学んだ事、フランスの田舎暮らしなどなど、私の世界のお話を綴っています。

 マンサックからごきげんよう、ドゥミ仙人こと☆Blay典子です。

 

ご縁をいただき、ありがとうございます。

 

今週も引き続き、元大家さん宅でわんわんのお世話がてら、お留守番をしています。

 

ここのわんわんのお世話はかなり楽勝👍

 

なぜなら、大家さんは以前、牧場をしていたので土地が広く、基本放置で、お散歩無し音譜

 

おまけについてくる、下の片付けも無し音譜

 

でも、なんといっても、デュック(Duc :フランス語で公爵の意味)が、とても聞き分けの良い子だからドキドキわんわん

 

散歩無しと言いつつ、自然が気持ちいいので、時々一緒に外に出てぐるっと歩いています。

 

散歩コースにいる牛🐮

 

 

散歩コースに広がる景色晴れ

 

豊かな自然に癒されています照れ

 

 さて、今日は毎週土曜日にお贈りする

スピササイズ

 

 

初めての方の為に、スピササイズとは…

 

毎日の暮らしの中で、ひらめきと行動を意識すると共に、スピリチュアリティー(精神性)を高め、見えない世界とのつながりを深めていくエクササイズです。

 

フィットネスエクササイズのようにコツコツ続けていき、人生を思いきり楽しめるようになることが目標です。

 

できれば、1から進めていただくことがお勧めです🔽

スピササイズ19より、「手放し」をテーマにお送りしています。

 

 

これまでに取り上げた「手放し」は

 

 

スピササイズ31

  「愛されたい」を手放す

 

 

 

 

引き寄せの法則で、繰り返しお伝えしていますが「愛」も同じこと。

 

「愛されたい!」という気持ちの裏には、「今、愛されていない」という現実を認めている気持ちがあり、その、今、存在している現実の引き寄せ力が強く、更に「愛されていない」状態を引き寄せます。

 

愛されたい方は、「愛されたい」と言う気持ちを一旦脇に置いて、自分自身を知り、自分で自分の心を満たすことから始めるのをお奨めしますニコニコ

 

 私はフランスに来てから、日本人は教育や昔からの習慣で、自分がどんな人間かが、わからなくなりやすいのではないかと感じています。

 

私が初めてフランス人と接するようになったのは、アラサー時代。

 

どのフランス人も自己肯定感が強く見え、この自信はどこから来るのだろう?と思ったことを覚えています。

 

その理由が、ようやく肌で感じられるようになったのが、フランスに移住してから。

 

フランスでは、とにかく「個」が第一☝️

 

小さい時から、日々の好き嫌いを筆頭に、個人の意見をはっきり口に出すように言われ、討論を学び、独り立ちする方向に教育されます。

 

主婦には年金が出ないので、就業して当たり前、離婚率の高いフランスでは、別れても不利にならないように仕事をしたいという女性が大多数です。

 

20歳前後から一人暮らしか、パートナーとの同棲を始めるなど、日本より自立しているなぁと感じます。

 

優先順位は

 

個人➡️家族➡️会社

 

個人優先が過ぎて、家庭が崩壊するケースもあります。

 

そうなったとしても、最終的には「ああいう人だから仕方がない」という意見に落ち着きます。

 

親でも、成人18歳以上には「個」を尊重して、あまり口出しをしなくなります。

 

それと比べると、日本は、自分の望むレールに乗せたがる親が多く、過保護だ感じます。

 

また、挨拶に始まり、とにかく名前を呼ばれることが多いので、自然と「個」を意識するようになると感じます。

 

「ボンジュール(こんにちは)典子!」

「それでいい?典子?」

「よくやったね、典子」

「やっちゃったね、典子」

 

などなど・・・

 

日本の「ねぇ」「あのさー」のような、相手に呼びかける言葉もないので、名前で。

 

愛を囁く時も、当然名前を言うことが大事です。

 

子どもが出来ても、夫婦間は「お父さん」「お母さん」ではなく、名前で。

 

義理の親きょうだいも、名前で。

 

社内でも、子どもの親同士も、名前で呼び合います。

 

しかも、「さん、くん、ちゃん」といった敬称もないので、日本人からすると「呼び捨て」です。

 

そう、夫の両親も、きょうだいも、会社の上司も後輩も、日本人の感覚的には、呼び捨て状態です。

 

苗字ではなく、名前で呼ばれることで、個人として扱われていると強めに感じ、少し気が引き締まる気がします。

 

それが日常化して初めて、日本では大人になると、ほとんど下の名前で呼ばれなくなることに気づきましたが、これも「個」の意識を薄れさせる一因になっている気がします。

 

 もう一つ、言葉の面で、日本語は「主語」が無くても成り立つので、「個」の存在が曖昧になると思います。

 

英語でもフランス語でも「私は◯◯です」と言う際、必ず主語である「私」が必要です。

 

日本語では、主語をつけなくても「寝る」「食べる」などの動詞だけで通じます。

 

主語が無い為に行き違いや勘違いが起きる事が、日本ではありますが、フランスではありません。

 

「考えている」と言う時、ただ「考えている」と言うのと、「私は考えている」と言うのでは、感覚が違うと思いませんか?

 

「伝えます」ではなく、「私は伝えます」と言うと、少し責任感が重くなる感じがしませんか?

 

些細な感覚の違いかもしれませんが、日常繰り返されることなので、名前で呼ばれること、主語をつけて話すことで、「個」の意識が強くなると感じています。

 

 日本では「個」よりも「集団」という特徴もあります。

 

「個を大事にする時代」と言う言葉もよく聞かれるようになりましたが、そう急に変わるものではなく、「集団」を重んじる文化が、古くから連連と続き、いまだに一般常識的にも、教育的にも優先されていると思います。

 

世界でも有名な、安全で平和な暮らしを支えているのは、集団主義からくる調和と協調性の良い部分だと思います。

 

が、集団優先、他人ファースト=個は後回し

 

幼い頃から「他人の迷惑にならないように」、少し外れると「KY」と言われ、いじめの対象になるとあっては、自然に「個」は抑え、人の目ばかりを気にする思考や行動になってしまうと思います。

 

これまで大多数の人が、規則の多い、先生から都合のいいように子どもに指示して、動かされる管理教育禍で、長いものに巻かれ、個人的な意見を主張せずに来たと思います。

 

そんな環境にいると、主張や討論はどんどん面倒になり、人任せが基本に、「個」も「主体性」もどんどん失われていきます。

 

 それと、日本では「個」よりも「役割」を重視される傾向もあります。

 

個人である前に、職業や身分、立場で見られます。

 

呼び方からも、それは顕著です。

 

会社では役がつけば役職名で。

 

子どもがいる夫婦間は「お父さん」「お母さん」

 

子どもを通して知り合った間は「◯◯ちゃんママ/パパ」

 

「役割」で呼ばれていると、その役割に求められている役柄を演じるモードになり、「個」の部分は身をひそめることになります。

 

 下の名前でも呼ばれず、自己主張もせずに来ると、どうしても「個」の存在は弱まってしまうのではないでしょうかはてなマーク

 

他人からの目を気にして、周りからの期待に応える為に役割を演じているうちに、本来の自分がわからなくなってしまうのではないでしょうかはてなマーク

 

今、あなたが好きだと思っていることや願望も、もしかすると、周りからの影響によるもので、本当は自分にとってはどうでも良いことかもしれません。

 

「愛されたい」と思っていても、どんな風に愛されたいのか、どんな人に愛されたいのか、自分でも本当のところがわかっていないかもしれません。

 

今週は、改めて、自分がどんな人間か、「私自身」と向き合うことをお勧めします。

 

*小さい時は、どんな子どもでしたか?

 

*本当に好きなことは何ですか?

 

*特技は何ですか?

 

*本当にしたいことは何ですか?

 

*今、仕方なく付き合っていることはないか?

 

*これだけは大切にしたい、譲れないことや心情は何ですか?

 

*どうありたいですか?

 

*どんな人と出会いたいですか?

 

*どんな人に囲まれていたいですか?

 

*どんな世界に住みたいですか?

 

など・・・

 

少し時間をかけて、自己分析をしてみましょうニコニコ

 

小さい頃の写真を見ながら思い出したり、家族や友人にどんな子どもだったか、学生時代だったかなどを聞いてみたりするのもいいでしょう。

 

深く、自分の内面と向き合っていくと、情報や物が溢れる社会で多忙な日々を送るうちに忘れられていた、真の自分が思い出されていくはずです。

 

あなたの内側には、あなたしかわからない、知り得ない情報がたくさん詰まっています。

 

少しずつ、本当の自分を思い出していきましょう。

 

皆とワイワイするのが好きだと思っていたけれど、実は一人でいる方が好きなのかもしれません。

 

自分で思っていた性格は、親の期待に応えていた姿かもしれません。

 

あれこれ考えを巡らせてみてください。

 

徐々に本当の望みは何か、本当に自分に足りない物は何かなどが整理できてくるはずです。

 

実は十分足りていて、今のままで充分だったことに気づくかもしれません😉

 

突き詰められなくても良いので、同時進行で、その経過の中で思い出された、本当に好きなこと、心から夢中になれることをしてみましょう。

 

今までとは一味違う、ハマる感覚を得られるでしょう。

 

好きなことがわからない場合は、小さい頃、時間も忘れて夢中になったことや好きだったことを思い出してみてください。

 

それでも、何もないと言う方は、今、少しでも気になっていることを、とにかくやってみましょう。

 

日本には、無料体験レッスンや、手頃な価格でお試しできるサービスがたくさんあります。

 

そうでなくても、インターネット上には豊富な情報があり、気になることを調べたり、動画で見る事ができたりします。

 

調べることがはじめの一歩。

 

調べたら、必ず何かしらのアクションを起こして経験して下さい。

 

好きなことを実体験することは、本当に大切ですビックリマーク

 

誰かがやっている動画をただ見るのと、自分で経験するのとは大違いです。

 

映える写真を撮る目的だけにするのと、経験に重きを置いて、その上で写真を撮るのとでは、経験の感覚が大きく違うことも意識してみましょう。

 

 自分が本当に好きなこと、ワクワクすることは、本当に心を満たし、これまでとは違う幸福感を得る事ができます。

 

有名になりたい、お金持ちになりたい、皆がやっているからではなく、自分が心から楽しめる事を見つけて、経験しましょう。

 

自分で自分をもてなす、自分で自分を楽しませることは、とても大事で、それは自分を愛することにつながりますドキドキ

 

他人からの愛を待っていると、永遠にやってこない可能性もあります。

 

が、自分で自分を愛することは、コツさえ得れば、とても簡単です。

 

自分が愛で満ちてくると、「愛」は自然に引き寄せられます。

 

 ではまた次回、À la prochaine !(ア・ラ・プろシェンヌ!)