マンサックからごきげんよう、ドゥミ仙人こと☆Blay典子です。
ご縁をいただき、ありがとうございます。
いつも懇意にして頂いている大家さんが、約10日間のクルーズ旅へ
彼らの犬デュックと一緒に、一昨日から大家さん宅でお留守番中🐶
ちなみに、ローマやシシリー島、スペインなどを廻るそうです。
驚くのが、船の大きさ🚢
全長約340mx幅約40m
東京タワーが確か330m強🤔だから、それより大きい
最高で乗客5,632名+乗員1,648名、計7,280名
7千人以上も乗れる船・・・想像を絶します
何はともあれ、天気予報も良さそうで、いい旅になるよう祈っています
さて、今日は毎週土曜日にお贈りする
スピササイズ
初めての方の為に、スピササイズとは…
毎日の暮らしの中で、ひらめきと行動を意識すると共に、スピリチュアリティー(精神性)を高め、見えない世界とのつながりを深めていくエクササイズです。
フィットネスエクササイズのようにコツコツ続けていき、人生を思いきり楽しめるようになることが目標です。
できれば、1から進めていただくことがお勧めです🔽
スピササイズ19より、「手放し」をテーマにお送りしています。
これまでに取り上げた「手放し」は
スピササイズ30は
「不足感」を手放す2
不足感を手放す2つ目の方法は「物に振り回されていないか意識して、物集め以外の目標や娯楽を持つ」
欲しい物を引き寄せる為に、「買いたい」「欲しい」という気持ちを手放すことが大切です。
ちょっと矛盾しているように思われるかもしれません。
が、「買いたい」「欲しい」という気持ちには、今それを持っていないことを認めている気持ちがあります。
その「無い」現実を認めている気持ちの方が引き寄せ力が強く、更に「無い」を引き寄せてしまうので「欲望」を手放すことが大切です。
物が有り余る日本は、物に振り回されてしまいがちです。
前回のスピササイズでもお伝えしましたが、日本は万人の欲を満たす物が揃っている、物質的にとても豊かな国です。
物がある分、買い物も楽しいと思います。
が、消費欲、購買欲が絶えず刺激されていて、日常的に「欲しい」「買いたい」という気持ちが抜けにくい状況にあると感じています。
私が孤島にいた頃。
物が限られている島では、買いたいと思うような物もお店も無く、買い物と言えば、食品と生活必需品のみで、楽しいショッピングではなかった為、次第に買い物への興味が薄れて行きました。
島では満たされない購買欲を、休暇先の日本やその他の国で、満たしたい気持ちはもちろんありましたが、季節が違ったり、お気に入りの物が見つからなかったり、期待を裏切られることもあり、次第に購買欲が弱まっていきました。
幼い頃、父から「典子はお金を使うことしか考えてない」と言われ、バブル期もどっぷり経験した私にとって、自分でも驚くべき変化でした。
フランスに引っ越して以来、多少は戻ったと思いますが、お財布を開ける機会は、日本よりも圧倒的に少ないと思います。
その理由として🔽🔽🔽
🇯🇵日本🇯🇵
- とにかく店舗数が多い
- 住宅街にもコンビニや自販機がある
- 365日ほぼ休みなく、長時間営業している
🇫🇷フランス🇫🇷
まずコンビニがありません。
日本ほど治安がよくないし、コンビニがないので、夜中にちょっとコンビニに行ってこよう…とはなりません。
自販機も駅やサービスエリアで見かけるくらいで、一般的ではありません。
近年大型スーパーが夜9時まで、営業するようになりましたが、家で調味料やじゃがいも、玉ねぎなどを切らしたり、買い忘れたりした時、わざわざお店には行かず、ご近所に借りに行くのが普通です。
近年、タバコの平均価格が1ケース(20本)11€(約1600円強)と高くなった為、減ったかもしれませんが、タバコの自販機も無いので、喫煙者が近所にもらいタバコに行くのもあるある。
同じく、レストランやバーで、喫煙者に貰いタバコをするのもあるあるです。
夜や日曜・祝日など、商業施設が閉まっていることで、必然的に消費活動から、完全に離れる時間を持つことができます。
🇯🇵日本🇯🇵
- 100均に代表されるような、安くても質の良い品が多い為、お金を使うハードルが低い
- 安いので、古くなれば買い替えが当たり前
- 手頃な値段で買える便利グッズがたくさんある
- 期間限定、新商品の発売が絶えない
- 流行り物やスイーツが毎年変わる
フランスではあまり見ない現象です。
🇯🇵日本🇯🇵
- ブランド好き
フランスは、言わずと知れた多数のハイブランド発祥の地です。
- メディアのお金持ちの取り上げ方が異常
また、フランスでは、文化や知性、人となりが重んじられ、おバカを売りにしている人はいず、金銭的に裕福なだけの人は、全然良く思われない傾向にあります。
そのせいもあってか、フランスで高級車を見かけることは他国よりも少なく、政治家は特に批判の対象となりやすい為、マクロン大統領でさえ、乗っているのはプジョー5008という約3万5千€(約530万円)です。
また、治安の問題もあります。
日本は治安が良いので、巨万の富を持っていることを、メディアで取り上げられても大丈夫なのかもしれませんが、フランスでは犯罪者のターゲットになる可能性があります。
それともう一つ。
年間休暇が5週間あるので、ブランドよりも休暇に費やされているものと思われます。
さて、Yahoo!のトップページを比べてみましょう。
残念ながら、日本のYahoo!は、ヨーロッパでは閲覧できなくなってしまったので載せられませんが、フランス、アメリカのYahoo!のトップページはこんな感じです🔽
🇫🇷フランス🇫🇷
🇺🇸アメリカ🇺🇸
日本のYahoo!は買い物情報、買い物アイコンが満載だったと記憶しています。
インスタやブログをはじめとしたSNSから受ける影響も、甚大です。
物質に焦点が当てられれば当てられるほど、物欲は刺激されます。
日本にいると、それが普通なので、ほとんど意識されないと思いますが、物に振り回されていないか、少し考えてみましょう。
「買いたい」「欲しい」という気持ちが、小さくても慢性的にあると、それは無意識のうちに「無い」という現実を強め、更に「無い」を引き寄せます。
消費生活から距離を置くコツは🔽
*買い物に関係することが頭に浮かんだ回数を意識して、その思いを「キャンセル・キャンセル」「無し・無し」などとつぶやいて、消してみる
*買い物をメモして、「今日、この帰りに何買うんだっけ?」「明日これ買わなくちゃ」という考える回数を減らす
*まとめ買いで、買い物に費やす時間を減らす
*自分へのご褒美を物以外にする
それには、物を買う、物集め以外の娯楽を持つことが大切です。
物を目標にしていると、何かを得たら、また次は・・・とキリがありません。
買い物依存症という病気があるとおり、物では心の不足感、空虚感を埋めることはできないことに気づきましょう。
物集めはほどほどに、自分の心が本当に求めていることは何か、時間をとって、じっくり考えてみましょう。
ではまた次回、À la prochaine !(ア・ラ・プろシェンヌ!)