小説キャラ 2012年7月号に掲載されている
英田サキさんの『ダブル・バインド』番外編です。

新藤と葉鳥のお話。
全サ小冊子の『存在理由』の後のお話になります。
良いお話でした♪

【関連レビュ】
ダブル・バインド    
∟番外編
 Dear old days (キャラBDフェア2010)
 真夜中の片想い (キャラBDフェア2011)
 存在理由 (DEADLOCK&ダブル・バインド全サ小冊子)
 My Sweet Home (刑事の恋 極道の愛フェア)
小説 Chara (キャラ) 2012年 07月号 [雑誌]/著者不明
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名もなき花は 『ダブル・バインド』番外編 著者:英田サキ イラスト:葛西リカコ
徳馬書店 小説キャラ掲載作 2012年6月
★★★★

新藤と葉鳥のお話ではあるのですが、
葉鳥と新藤の妻・美津香のお話といった方がいいのかもwww
美津香とボディガードの八代のエピソードも盛り込まれて
読み応えのある短編でした。

新藤の愛人として一緒に住み始めて半年の葉鳥。
未だ新藤に抱いてもらえなくて溜まりまくり(笑)

2ヶ月前に新藤は美津香と結婚してます。

葉鳥は新藤から、葉鳥と遊びたくてマンションに来る美津香の相手をするように言われます。
美津香は新藤との食事の約束をしていて、
その前に葉鳥と…ということだったのですが、
新藤が急用で来れなくなり、葉鳥が美津香の食事に付き合うことになります。

で、食事だけでは済まず、その後も延々と連れまわされる葉鳥でした(笑)

妻と愛人だけど、不思議な関係ですよね、この二人。
新藤との夫婦関係が、
恋愛という種類の愛情で成立しているわけではない
というのがあったとしても、やっぱりちょっと不思議ではあるw

美津香が子供が欲しいって言い出してます。
新藤がいらないと言っているのをわかっていても、
葉鳥が新藤がそう言ってるからと止めても。

新藤が駄目だと言えない状況にすればいいと…。

これが本編のあのエピソードに繋がってるんですね。
美津香、恐るべしwww

新藤と葉鳥のお初のシーンもありますよ。
葉鳥がすごく積極的( *´艸`)ムプ
新藤に腰を振りすぎだと注意されるほど( ´∀`)ヵヵヵ

『存在理由』のラストで、
新藤に初めて抱かれた葉鳥が号泣したとありましたが、
号泣というほどではないけど、ぽろぽろ泣いて涙が止まらない葉鳥です。
そしてやっぱり新藤は困っていて…。

あぁぁいいなぁ、この二人。
『ダブル・バインド』で登場したばかりの頃の葉鳥は、
ナギの好きなタイプではなかったのだけど、
話が進めば進むほど、どんどん好きになっていったんです。

気が強くてヤンチャなくせに新藤にだけは健気で一途で、たまらなく可愛い!
『ダブル・バインド』本編後の二人の話も読みたい~

最後にここだけの話。
実はナギ、美津香のこと、あんまり覚えてなかったりwww
いや、存在はうっすら記憶にあるものの細かいエピソードはさっぱりで。
女キャラだからね~。
けっして嫌いなタイプではないんだけども。
時間を見つけて本編も再読したいなぁ。

小説キャラ付録の『存在理由』CDは別記事で上げてます。
コチラに→ ふろくCD『存在理由』

小説キャラ本誌の感想も後日、別記事で。

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