18冊目となる伝わる!バズる!稼ぐ!文章術(秀和システム)を出版しました。

 

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コラムニストの尾藤克之です。

 

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ブログやSNSで読まれる文章を書くには、テクニック以上に、「私はこれを伝えたい!」という強い気持ちが大切です。私がニュースサイトに記事を寄稿するときは、必ず自分なりの見解を入れるようにしています。
 

最初は自分の意見を入れることは恐いかもしれません。読んだ見ず知らずの人から批判をされるかもしれません。実際、私も自分の意図がまったく伝わらずに曲解されて伝わったことが多々あります。とはいえ、そこから学ぶことも多かったように感じています。

 

他人からの批判を恐がって、当たりさわりのない記事を書く人がいます。しかし、それでは結局、何の着地点もない記事に仕上がってしまい「意見のない執筆者」というレッテルを貼られてしまいます。それでは、世間に影響を与えるような文章は書けないと思います。

 

そもそもブログやSNSの投稿は、誰かに強制されているものではありません。基本的には自発的に行なうものです。胸に秘めておけばよいはずの思いをわざわざ公開するのですから、そこには「誰かに見てもらいたい、知ってもらいたい」という気持ちがあるはずです。

 

伝えたい思いを大事に、自分を信じて書く̶ これも文章力をアップさせるために必要な要素ではないでしょうか。そして、気をつけなければいけないことがあります。読者に気持ち良く文章を読んでもらうには、相手を不快にさせないための配慮が必要になります。

 

昨今、SNSでの誹謗中傷が問題になります。先日開催された東京五輪でも選手への誹謗中傷が問題視されました。このような文章は読んでいて気持ちのいいものではありません。また明らかな中傷でなくても、単刀直入すぎる(ズゲズゲと言い過ぎる)など小さな不快ポイントがあると読者は離れていきます。


読者の心ないコメントに激怒して、感情にまかせるまま、反論している人を見かけることもあります。しかし、そういうときこそ、いったん心を落ち着かせてください。大人の対応をすることで「あの人はこのような暴言に対しても冷静に対処できる」と高い評価を得られるはずです。
 

ブログやSNSは私的な空間です。好きなことをいくら書いてもかまいませんが、一般に公開するということは、思わぬ読者が存在するということを覚えておきましょう。

 

仕事で失敗したり、人間関係がうまくいかなかったりしたときのグチや批判を投稿する人があります。万が一、職場の上司や取引先の人が見ていたら人間関係によくない影響を及ぼすこともあるでしょう。文章は書いて終わりではありません。書いて、読まれて、そこから思わぬ事態に発展することだって多々あるのです。


ですから、開する文章を書く場合は、「自分が何をどう伝えたいか」だけではなく、読まれたあとの影響も考えます。文章を読んで、どう捉えるかは人それぞれです。いまは、読者の捉え方も広がることをきちんと念頭に入れておく必要があります。

 

<文章術関連のまとめ記事>

まとめ記事 《①抑えておきたい基本テクニック》

まとめ記事 《②覚えておきたい上級テクニック》

まとめ記事 《③バズらせるテクニック》

まとめ記事 《④言葉の使いかたテクニック》

まとめ記事 《⑤失敗しないメールテクニック》

 


 

尾藤克之(BITO Katsuyuki)

コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員

※18冊目となる『伝わる!バズる!稼ぐ!文章術』(秀和システム)を出版。

 

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