18冊目となる『伝わる!バズる!稼ぐ!文章術』(秀和システム)を出版しました。
しばらく、書籍に関連する文章術の記事を投稿します。
本日のサマリー
リモートワークはビジネスに大きな影響をもたらしました。
営業活動は直接面談から「オンライン営業」が主流になりつつあります。
オンライン営業で移動時間がカットされ、効率的だという意見があります。
うまく商談を進めるには、何が必要でしょうか。
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リモートワークはビジネスに大きな影響をもたらしました。
営業活動は直接面談から「オンライン営業」が主流になりつつあります。
オンライン営業で移動時間がカットされ、効率的だという意見があります。
うまく商談を進めるには、何が必要でしょうか。
リモートワークでは移動時間を削減できます。
業務効率が飛躍的にアップしたことは間違いありません。
遠方の顧客のもとへ出向く必要がなくなり時間に余裕を持てるようになりました。
出張経費がかかりませんから「コストの削減」効果は大きいと思われます。
距離に関わらず、すぐに商談を始められるのも大きなメリットでしょう。
私がコンサルティング会社に勤務していた際、
遠方の顧客との交渉や打ち合わせはすべて直接面談でした。
そのため、「立ち居振る舞い」や「トーク」に磨きをかけることが求められました。
社内ではロープレが日課になっていました。
1 時間の打ち合わせのために往復3 時間のフライト時間やチケット代が必要とされました。
中には有益なものもありましたが、リモートワークで事足りたように感じています。
これから、もっとも影響を受けるのが営業活動だと思われます。
ノーアポが主流だった、訪問販売や飛び込み営業は実質不可能になります。
従来ありがちだった「近くに寄りましたので伺いました」というスタイルも通じません。
このような営業活動は変化を余儀なくされるでしょう。
また、時間的なコスト削減の効果は、
顧客側の心理的なハードルを下げることにもつながると思います。
リモートなら「ちょっと打ち合わせできますか?」と気軽に言えるようになり、
先方からも応じてもらいやすいというメリットもあります。
以前と比較して、アポイントを取りやすくなったという声も聞かれます。
無駄話を減らせるというメリットもあります。
リモートでは互いに要点を絞って話そうと意識するので、
打ち合わせ時間を無駄に延長することがなくなります。
雑談ばかりであまり実のなかった打ち合わせが短い時間で終わるようになります。
話が脱線してしまいがちな人にとっては耳の痛い話かもしれません。
また、自分にとって好ましくない相手だったり、
無駄になりそうな打ち合わせの場合は意図的にリモート誘導することも可能です。
Zoom経験者ならわかると思いますが、突然、電波が弱くなったり、
フリーズすることがあります。
好ましくない相手なら、このまま終了させても角が立ちません。
まずは、リモートの特性をきっちり把握しておきたいものです。
リモートの特性に応じた文章術については次回以降、解説します。
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尾藤克之(BITO Katsuyuki)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員
※18冊目となる『伝わる!バズる!稼ぐ!文章術』(秀和システム)を出版。
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