本日のサマリー
AI の発展で人間がやる必要のない作業を中心に、
少しずつ代替が進んでくることが予想されています。
しかし、本質的な部分が無くなることは考えにくいでしょう。
文章もその一つだと考えています。
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AI の発展で人間がやる必要のない作業を中心に、
少しずつ代替が進んでくることが予想されています。
しかし、本質的な部分が無くなることは考えにくいでしょう。
文章もその一つだと考えています。
最近、twitterで文章に関連するツイートを重ねてきました。
そのなかで、反響の大きかったものを5つ紹介します。
<1.ナシのつぶて編>
A氏:彼女にLINE送ったけど返信ない。
B氏:「梨の礫」ですね。
「なしのつぶて」は連絡をしても返事の無いこと。無視。
なしは梨に語呂をあわせ、礫には石の意味があります。
ナシの礫、梨の飛礫とも書きます。
現代風に言えば「シカト」も同じ意味。
<2.芝居編>
A氏:昨日、社長を歌舞伎を見に行ったよ。
B氏:社長も「芝居」好きですね。
江戸時代、芸能は境内の芝生に座って鑑賞しました。
「芝居」は観客のことを指しました。
今はあらゆる芸能を「芝居」と言います。
人を騙す演技も「芝居」と表現されます。
<3.他人事編>
A氏:ウチの社員には当事者意識が足りない。
B氏:しょせんは「他人事(たにんごと)」ですから。
正しい読み方は「他人事(ひとごと)」です。
人事には「じんじ」「ひとごと」の読み方があります。
区別するために「他人事」にしたと言われています。
<4.他でもない編>
A氏:ここに呼んだのは「他(ほか)」でもない。
B氏:例の件ですね。承知しております。
「他」は相手に強く印象づけるための語です。
まさにそれ、という意味合いになります。
それ以外のことではない。
他の何事でもはない。
正にこの事のみである。
<5.ご教示編>
A氏:君には期待しているよ。
B氏:今後とも「ご教示」のほどお願いします!
ご教示、ご教授も間違い易い言葉です。
ポイントは継続性の有無。
ご教示=短期(簡単なことをその場)で教えてもらう場合
ご教授=比較的長期に渡って教えを乞う場合
今日のお題は簡単でしたね。
それでは、またご機嫌よう!
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尾藤克之(BITO Katsuyuki)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員
※18冊目となる『伝わる!バズる!稼ぐ!文章術』(秀和システム)を出版。
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