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本日のサマリー

 

「破天荒」は豪快な意味で使われがちです。
実は今までできなかったことを成し遂げるホメ言葉です。

 

皆さま、おはようございます!!

コラムニストの尾藤克之です。

 

ひらめき電球ご訪問ありがとうございます!

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今日は秋晴れ!

社内で次のような会話が聞こえてきました。

 

 

A氏 営業の郷田さんが退職されるそうだ
B氏 一晩でボトル10本空けるなど「破天荒」な方でしたね


「破天荒」は豪快な意味で使われがちです。
実は今までできなかったことを成し遂げるホメ言葉です。

 

この文脈だと、

一晩でボトル10本空けることは誰も成し遂げたことがない偉業であり、

郷田さんは「偉業を成し遂げた」という意味になってしまいます。

ちょっと変ですよね。。

この文脈なら「型破り」がベター。
一般紙でも間違えやすい故事成語です。

 

つぎもよく間違える「煮詰まる」のつかい方です。

皆さんはわかりますよね?

 

 

A氏 会議が長引いて議論の先行きが見えない
B氏 今日も徹夜だ。さすがに「煮詰まって」きました


「煮詰まる」は成果が出ない状況で使われがち。

現在の状態から進まない場面で使われやすい表現です。


元々は煮物などで煮汁が少なくなること。
「議論が出尽くして結論の出る状態」のこと。


結論が出る寸前に用いるのが正解です。
一般的に間違えやすい慣用句です。

 

日本語って難しいですね!

 

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尾藤克之(BITO Katsuyuki)

コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員

※11月に18冊目となる『バズらせて稼ぐ文章術 』(秀和システム)を上梓します。

 

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