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本日のサマリー

 

社内で次のような会話が交わされていました。
どうやら同僚の井上さんが抜擢されたようです。

同僚からは「やってらんねー」の声が一斉に上がります!

 

皆さま、おはようございます!!

コラムニストの尾藤克之です。

 

ひらめき電球ご訪問ありがとうございます!

フォローが励みになります音譜٩(ˊᗜˋ*)و

 


 

社内で次のような会話が交わされていました。
どうやら同僚の井上さんが抜擢されたようです。

 

A氏 おい、聞いたか。中途の井上がいきなり部長に抜擢だってよ!
B氏 マジっすか?やってらんねー、まあ彼では「役不足」でしょ

 

役不足」は能力が足らないという意味で使われがち。
 自分の実力を軽んじられて役目が軽すぎることを意味します。

この文脈で使用なら「力不足」です。
また自分に使う言葉ではありません。

私では役不足」という使い方はしません。

 

文化庁の「国語に関する世論調査」では「本人の力量に対して役目が重すぎること」 50.3%、「本人の力量に対して役目が軽すぎること」40.3%という結果が残っています。誤用で使用している人が多いことが明らかになっています。

 

また、別の日には、次のような会話が交わされていました。
企画部のゴマすり夫さんが社長に褒められているようです。

 

社 長 君の企画はとてもよかった
ゴマ氏 社長の「お眼鏡」にかなって光栄です


お眼鏡にかなう」とは、目上の人に評価されるという意味。
元々はお眼鏡=拡大鏡で是非を判断したことから派生した言葉。
お目にかなう」は誤用です。

 

ところが、「お目にかなう」を使っている人はけっこう多いと言われています。文化庁の「国語に関する世論調査」でも、約40%の人が「お目にかなう」を使っていることがわかっています。
なお、画像はマイ眼鏡のEFECTOR。

 

 

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尾藤克之(BITO Katsuyuki)

コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員

※11月に18冊目となる『バズらせて稼ぐ文章術 』(秀和システム)を上梓します。

 

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