いろいろと思い出の多い「白滝シリーズ」をもう一度しっかり見ておきたくなって。



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ダイヤの都合上、今朝も9時過ぎとゆっくり目のスタート。のんびり朝食を取った後、上川行の列車に乗り込みます。




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上川盆地に広がるのどかな車窓が展開。この辺は特急でサッと移動してしまうことが多く、こうして鈍行でのんびり移動することはあまりないかも。




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終点の上川に到着。乗り換えのため一旦ここで降ります。




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層雲峡観光の拠点として賑わう駅だけど、時間帯が悪いせいか駅はガランとしています。あるいは賑わいを見せたのはもう過去のことかもしれず、いずれにせよ駅が立派なだけに、人が少ないと随分と寂しく思えてしまいます。




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この先はもうしばらくは特急しか走っていないので、止むなく「オホーツク3号」に乗り込みます。「18きっぷ」を使っているので改めて乗車券と特急券が必要になりますが、これは仕方がないですね。




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中越信号場で交換のためしばしの運転停車。ここが駅から信号場に格下げになったのは2001年のこと。当時は停まる列車が上白滝同様一日に1往復しかなく、乗下車が極めて困難だった駅の一つでした。こうして駅舎はまだ残っているものの、時刻表からの掲載はなくなり、次第に忘れられつつあるようです。




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さすがにこの辺はまだ雪が深いですね。




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丸瀬布で降ります。上川から1時間程で2200円の出費となりました。「18きっぷ」がいかに安いかわかります。




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反対方向へと向かう白滝行に乗り込みます。待っている数十分の間に天気が急変し、たちまちにして猛吹雪となりました。もう3月も後半とはいえ、まだまだ北海道の天気は侮れないですね。




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やって来た白滝行の列車は、普段では有り得ないくらい人が乗っています。もっとも、ほぼ全員が旅行者と思われ、地元利用者は皆無に等しいようです。なおこの便は今度のダイ改で運転を取り止めます。




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間もなく廃止を迎える下白滝では、パラパラと数人の下車を確認。もちろん地元利用者ではありません。




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同じく廃止が迫った旧白滝では、大半の人が下車。次の列車は当分ないから、みんな隣の下白滝まで歩くのでしょうか。それにしても、駅の廃止に拘りを持つ人がこんなにも大勢居るとは、少しばかり驚いてしまいます。




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白滝に着きました。この先へ行く列車はもうしばらく無く、この列車でここまで来た人は、歩いて上白滝へ向かうと思われます。




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そのまま引き返し、戻りは通過となる旧白滝と下白滝をしっかり眺めます。どちらももうほとんど誰も残ってなく、先ほど降りた人達は、今頃は歩いている最中でしょうか。




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遠軽まで戻って来ました。この後また引き返すので、途中の瀬戸瀬あたりで降りてもよかったのですが、またまた天気が急変したため、大事を取って大きな駅にした次第。




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ということで、またまた白滝方面へ折り返し。今度は2両繋いでいるのでだいぶ余裕がありそうです。「白滝シリーズ」の全てに停まり、なおかつ旭川方面へ抜けられる貴重な列車です。




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遠軽から乗っている乗客はごく僅か。学校も春休みに入ったのか、通学の高校生の姿も今日は見かけませんね。




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下白滝で、先ほど旧白滝でドッと降りた人達が乗って来ると思っていましたが、ここでの乗車はほとんど無し。さっきの人達は?




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旧白滝でも、車で来たと思われるテツがホームにパラパラと居るだけ。この辺はバスもないはずだし、さっきの人達はいったいどこへ?




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と思ったら、上白滝に着くと、そこには大勢の人が列車を待っていて、到着と同時にドッと乗り込んできました。なるほど、どうやらみんな旧白滝からここまで歩いて来たみたいです。でもこんなに人がいっぱいの上白滝は初めて見ました。




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がら空きだった車内が一気に活気づき。でも2両繋いでいるので比較的余裕があります。




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反対列車行き合いのため、上越信号場でしばしの停車。




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するとたちまちにしてこの有様。完全に「テツ列車」と化しています(笑)。




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旭川まで戻って来ました。ずっと寂しげな所を巡っていたせいか、都会の空気に妙にホッとしたりしてしまいます。「白滝シリーズ」で一緒だった人達も、三々五々散って行きました。




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まだ列車はあるので札幌まで移動。そろそろ今回のプライベート旅も終わりが近づいたようです。



旭川 9:07 → 10:24 上川 12:01(特急「オホーツク3号」) → 13:03 丸瀬布 13:50 → 14:16 白滝 14:33 → 15:10 遠軽 16:12 → 20:05 旭川 20:48 → 22:21 岩見沢 22:32 → 23:14 札幌

来るダイヤ改定において、札沼線の末端区間を走る列車がとうとう一日に朝の1本だけになってしまうため、間もなく見られなくなる昼から夜にかけての様子をしっかり見ておこうと、今日は札沼線を攻めることにしました。



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札沼線の終点まで行く二番列車からの行動に合わせたため、札幌を10時近い列車からのスタート。かなり遅い出発だけど、のんびり朝食を取ってこんな感じでゆるゆると始めるのも意外と悪くないものです。途中の北海道医療大学までは電化もされ、バンバン電車の走る完全な都市型ダイヤとなっています。




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石狩当別で、貴重な新十津川行に乗り換え。一気にローカル線へと変貌し、乗っているのもテツばかりとなります。




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40系気動車に一時間以上揺られ、終点の新十津川へ。通常はもうここまでやって来る乗客は皆無に等しいけれど、明らかに地元住民でないと思われる人たちがたくさん降りました。まるで廃止が迫ったローカル線のよう。




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折り返しまで22分間の停車時間があり、ここに列車が来ている貴重なひと時を堪能します。ダイ改後も1本だけ列車は残るけれど、もはや一般の人の利用はほぼゼロに等しく、いずれ廃止になってもおかしくはなさそうです。




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折り返しの列車に乗ったのは、行きとほぼ同じ顔触れ。でも人数は半分くらいに減っていて、新十津川からバスで滝川へ抜けた人も多かったみたいです。




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秘境駅で知られる豊ヶ岡。本数が増える区間にもいい駅が多く、改めてあちこちいろいろと降りてみたい衝動に駆られます。




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駅巡りをしようか迷ったけど、途中の駅で乗り降りし、同じようなことを考えているテツがパラパラ居るようだったので、かち合うことを懸念して今回は見送ることにしました。やっぱりこういう駅は誰にも邪魔されずに一人で過ごしたいので。


ということで、そのまま札幌まで戻って来ました。




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札幌では少し時間が取れたので、「ラーメン共和国」で遅い昼食。食事時は混雑しますが、さすがにこの時間は空いていますね。




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その後は新十津川まで行く最終便に合わせ、再度札沼線を折り返し、再び石狩当別へ。新十津川行のキハ40に乗り換えます。




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やはり今度も乗っているのはテツを始めとした旅行者ばかりのようです。




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石狩月形では反対列車行き合いのためしばしの停車。今月初めに通った時はもう真っ暗でしたが、随分と陽も長くなりました。



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終点の新十津川に着く頃にはすっかり陽も暮れ。




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ダイ改後はもう夜ここに列車が来ることはなくなります。こんなシーンを拝めるのも恐らくこれが最後になると思われ、心行くまでしっかりと脳裏に刻んでおきたいですね。




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折り返しの時間になりました。今回はホームから列車を見送りすることにします。あと数日でこんなシーンも見納めです。




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静かに、そしてゆっくりと列車は去って行きました。何だか泣きたくなるような光景です。




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列車が去った後もまだ灯が残る待合室。でも間もなくここに灯りが点くことは永遠になくなるかもしれません。しばらく独りでその余韻に浸ってみます。




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この時間はもう滝川へ抜けるバスはないので、歩いて滝川へ。立派な歩道が完備された大きな道路が滝川の駅近くまで続いているので歩きやすく、迷うことなく45分くらいで着けました。




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滝川から旭川行の列車に乗り、旭川へ。今夜は旭川に泊まります。



札幌 9:55 → 10:36 石狩当別 11:15 → 12:37 新十津川 12:59 → 14:17 北海道医療大学 14:30 → 15:14 札幌 16:20 → 17:06 石狩当別 17:27 → 18:56 新十津川 ⇒ 滝川 21:43 → 22:35 旭川

数日後に函館で仕事が入ったので、前乗りしてしばし北海道を旅することにしました。ということで、昨日新幹線で函館入りし、今日からしばらく「18きっぷ」の旅を堪能します。



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新幹線の開業準備のため、明日から青函トンネルを通る列車が全て運休となり、その後も在来線からは、ダイレクトに青函トンネルへアプローチすることができなくなるため、最後にもう一度在来線からの青函トンネルをしっかり見ておこうと、函館から木古内行の列車に乗り込みます。かつての江差行の列車で、木古内から先の末端区間が廃止される時によく使ったのを懐かしく思い出します。




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木古内から先の本州方面への接続がいい列車ということもあり、一見して「18」ユーザーと思われる旅行者を多く見かけます。でもこうして追加料金ナシで青函トンネルを通れるのも今日が最後となります。




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一時間かけて木古内へ。この駅も随分とお世話になったものです。




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ここから見る特急の表示板も今日が最後となります。




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そして本州方面へ抜けるべく、「スーパー白鳥」に乗り換え。すっかり定着したこのルートも今日でおしまいです。




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蟹田までは「18きっぷ」でもそのまま追加料金ナシで乗れるため、とってもトクした気分になります。この特権も今日までなので、しっかり味わいたいですね。




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新幹線の高架から離れ、JR北海道と東日本が合流する新中小国信号場までの区間は、今後はもう臨時列車でも走らない限り通れなくなります。何度も見慣れた所だけど、今日で見納めと思うと、しっかり目に焼き付けておきたくなります。




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蟹田に着きました。特急券ナシで乗れる区間はここまでなので、もちろんここで降ります。




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ちょうど下りの「白鳥」と行き違うところ。このようなシーンはここでは当たり前のことだけど、それも今日までの話。




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「18」ユーザーはここ蟹田で必ず乗り換えとなるため、列車が到着するたびに待合室はそれらしき人達で賑わいます。でもそんな光景も今日で見納め。明日からはとっても寂しくなりそうです。



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再び北海道方面へ折り返すべく「スーパー白鳥」に乗り込みます。これが最後の在来線からのアプローチになりそうで、しっかりと見届けるようにしたいものです。




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座席正面のテーブルに貼ってある「白鳥」の青函トンネル通過時刻も、本日で御役御免になるのですね。




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下り側からもしっかり、新中小国信号場から新幹線の高架へ移る瞬間を見届けます。今度通る時は、向こうの新幹線側から行くことになります。この風景もこれで見納め。




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津軽今別を在来線側から通過するシーンもこれまでとなるので、ここもしっかり見届けます。




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青函トンネルに入る瞬間も見逃すことなく。もっとも、ここは新幹線からも同じ景色になりますが。




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トンネルを抜け、木古内の手前で新幹線と分離するシーンもこれで見納め。今度通る時は、向こう側の新幹線から在来線が分岐していく様子を見ることになります。




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再び木古内に戻って来ました。特急券の無料区間はここまでなのでここで降ります。「18」や「北・東パス」で北海道へ行くたびに幾度となく行ってきた『儀式』も、これが最後と思うと感慨深いものがありますね。




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ホームから見上げる新幹線ホームもすっかり完成し、後は開業を待つばかりの状態です。




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まだあまりピンと来ませんが、ひとつの時代が終わるようでやっぱり寂しく思います。その役目を終えるのも、いよいよあと数時間となりました。




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今日も「白鳥」や「スーパー白鳥」は当たり前のように次々と発着して行きます。でも明日からはもう「当たり前」ではなくなるのですね。




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電光掲示板には特急の文字がいっぱい。こんな時代があったことを、いずれ懐かしく思い出す時が来るのでしょう。




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もはや開業を待つばかりの新幹線側木古内駅舎。今は裏側に位置する形ですが、開業後はこちらがメインの入口となりそうです。




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こちらは在来線側の駅舎。駅前も整備され、すっかり見違えるようになりました。正面のマークもJRから「いさりび鉄道」に変わりました。




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江差線の列車で函館へと向かいます。「いさりび鉄道」になっても車両はそのまま引き継がれるようなので、この光景自体はこれからもしばらくは変わらないものと思われます。




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函館に戻って来ました。さすがに少々飽きた感じではありますが、もう記憶の底から消えることはないでしょう。




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「北斗」と「スーパー白鳥」の並びも貴重なショットとなります。ホームでは写真を撮る人が多数。




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江差線から別れ、ここからは函館本線を北上することにします。40系が2両繋いでいるけれど、後ろ1両は森止まり。




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しばらくすると、車窓左手には大沼公園の絶景が。




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乗っているのは一見して「18」ユーザーと思われる旅行者ばかり。でもこうして本州側からスンナリ来られるのも今日までです。




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この三角チーズみたいな駅舎が気になり、かつて「鉄子の旅」でも訪れた東森駅を車内から望みます。ちなみにこの形の駅舎は、かつての瀬棚線美利河駅がそうでしたが、今はここだけです。




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森を過ぎると右手には内浦湾がギリギリまで近付いてきます。迫力のある車窓をしばし堪能。




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長万部の乗り換えは、「山線」「海線」共に接続よく。今回は「海線」を選択。でもダイ改後はこんな風にスンナリとはいかなくなります。




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秘境駅で名高い小幌からテツの乗車を確認。今度のダイ改での廃止は免れましたが、列車の激減によってダイ改後の下車はかなり難しくなります。




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東室蘭に到着。先はまだ長いです。




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そして苫小牧行に乗り換え。




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苫小牧まで来ると、ようやく札幌まではもう少しといった感覚になります。




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南千歳から乗り換えた快速「エアポート」は、札幌から旭川行の特急「スーパーカムイ」になる列車。ダイ改後は「スーパーカムイ」の新千歳空港乗り入れはなくなるので、「18きっぷ」で乗れるのもこれが最後になります。豪快な走りっぷりをしっかり堪能。




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札幌に着きました。今日の行動はここまでです。



函館 6:53 → 7:54 木古内 8:03(特急「スーパー白鳥14号」) → 8:50 蟹田 9:58(特急「スーパー白鳥95号」) → 10:47 木古内 12:28 → 13:33 函館 14:26 → 17:29 長万部 17:37 → 19:12 東室蘭 19:43 → 20:45 苫小牧 20:50 → 21:10 南千歳 21:19(快速「エアポート213号」) → 21:55 札幌

今日は午前中、例の「所さん」の『秘境駅』シリーズの自宅ロケを行いました。今回はいつもと違うちょっと変わった編集になりそうな予感。4月1日放送予定。



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で、夜からは、鈴ちゃんがMCを担当する「“鉄”分補給! 俺の書泉グランデ」https://www.shosen.co.jp/info/30520/
に、ゲストとして呼んでいただきました。

こちらは3月25日放送です。


それと、「鉄道チャンネル」のあの番組、『朝まで生鉄』にて、今回も身体を張った現地リポートをお届けします。3月25日(金)生放送
http://tetsudo-ch.com/pickup/1380.html

やるべきことはやったので、そろそろ帰路へと向かいます。


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昨夜は小樽まで移動して宿泊。そのまま今朝は小樽を8時7分に出る長万部行から行動を開始。今日はもう移動するためにただ乗っているだけとなりそうです。




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迫力のある「山線」の景色を存分に堪能。ここも今度のダイ改で本数が激減されるため、通り抜けるだけでも大変なことに。気軽に乗れるのもこれが最後かと。




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長万部に到着。鈍行はここで全て乗り換えとなります。「18」や「北・東パス」ユーザーにとっては『関所』みたいな駅ですかね。




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接続する函館行は40系が1両のみ。「山線」「海線」両線からの接続を受けるので、この時期はそれなりに混みそうな予感が。




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普段は2~3人程度しか乗っていない列車なのに、やっぱり今は始発駅からこんな状況に。でもダイ改後はここも大きく変わるので、旅行者の流れも激変しそうです。




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ナント今度のダイ改で廃止される鷲ノ巣駅では、親子連れと思われる女性の二人組が下車。何やらそわそわと落ち着かない様子から、明らかに地元住民ではなさそうです。他に誰も降りなかったのは幸いでしたね。




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その後車窓左手には雨に煙る内浦湾が。




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函館に到着。さすがに鈍行だと随分と遠く感じるものですね。




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そして木古内行に乗り換え。このルートもこれまで散々使ってきたけれど、間もなくJRから切り離されることから、こんな風に気軽に利用できるのも、これが最後になりそうです。




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木古内に着きました。隣には立派な新幹線の駅舎が。もう開業を待つばかりとなっています。




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そして木古内からは、特急に乗り換えて青函トンネルを抜けます。




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次の蟹田で降りれば特急券が要らないため、かなりトクした気分になります。でもこの特例も間もなく終わりになります。




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蟹田に着きました。これ以上乗ると、乗った全区間の運賃と特急券が必要になるため、ここで鈍行に乗り換えます。少々煩わしいけれど、「18」ユーザーにはすっかり定着したルートです。




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待合室はそんな「18」ユーザーで賑わっていますが、こんな光景も見られなくなりそうです。寂しくなりそうですね、ここも。




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蟹田からはロングシートの701系。この車両を見ると、本州に戻って来たという気がします。




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青森に到着。明日のことを考えて、今日はまだ行ける所まで行きます。




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ということで、青い森鉄道に乗り継いで八戸まで。明日はもう一日かけてのんびりゆっくり自宅まで帰ります。まだ旅は終わっていないけど、今回もまたとても印象に残る濃い旅になったかと。でももう今回と同じ行程は辿れなくなるので、しっかりと記憶の底には残しておきたいですね。



小樽 8:07 → 11:13 長万部 13:28 → 16:11 函館 16:22 → 17:38 木古内 17:45(特急「スーパー白鳥38号」) → 18:33 蟹田 19:02 → 19:44 青森 20:27 → 22:02 八戸

なくなると思うと、やっぱり何度も見ておきたくなります。



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今日の始まりは遠軽から。何だか待合室が寂しいと思ったら、売店が開いてなくて、閉店した旨を伝える貼り紙が。これも時代の流れですかね。




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8時23分に出る白滝行から行動開始。この列車は、折り返して白滝方面から遠軽へ向かう列車になるための回送みたいな役割なので、乗客はテツが一人乗っている他は居ません。なお、今度のダイヤ改定で無くなる列車です。




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のんびりゆっくり雪景色を堪能。下白滝と旧白滝は通過だけど、もちろん駅はしっかり見ておきます。




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白滝に着くと、テツが数人列車を待っていました。恐らく下りの一番列車で上白滝で降り、ここまで歩いて来たと思われます。他に一般の客もチラホラ。でもこの列車は今度のダイヤ改定で無くなるので、ここも随分と不便になります。




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そしてまた通過する旧白滝と下白滝をしっかり眺め、遠軽まで戻り、特快「きたみ」にてさらに遠軽から折り返します。




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今度は一気に上川方面へと抜けてしまいます。
先頭のカブリツキスペースにて、今回廃止となる下白滝→旧白滝→上白滝の「白滝シリーズ」3連発。




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旭川まで出ました。久々の大都会に思わず目が眩みそうになります。




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次の列車まで時間があるので、旭川ラーメンで腹ごしらえ。駅前の通りを5分くらい歩くとあります。




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旭川からは数少ない鈍行の岩見沢行に乗車。赤い711系は引退したけれど、ロングシートにならなかったのは幸いでした。




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岩見沢からはロングシート車にバトンタッチ。今や札幌近郊はロングシートが主体となりました。




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そして札幌からは札沼線に乗り換え。ここも今は電化され、かつてのローカル線のイメージは微塵もなくなりました。




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石狩当別からは、同じ札沼線でも一気にローカル線へと変貌する非電化区間の列車に乗り換え。数少ない終点まで行く貴重な列車です。




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そしてすっかり陽も暮れ、やって来たのは終点の新十津川。今度のダイヤ改定でここまで来る列車はとうとう一日にたった1本になるという凄まじさ。夜、ここで列車が発着するシーンはもう見られなくなるので、しっかり見ておこうというわけです。




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夜に列車が来なくなることから。この駅も、もう灯りが点くことはないかもしれません。もはやほとんど駅としての役割を終えていますが、あちこちで駅が廃止されて行く今、こうしてまだ駅として残っているだけでもまだ運がいいのかもしれませんね。




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帰りの列車は、行きよりも半分くらいに人が減っていました。滝川の駅が近いので、単純に折り返すよりも、そっちを選んだ人も多かったのでしょう。




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札幌まで戻ると、ちょうど「はまなす」が出発するところだったので、最後の見送りをしておきます。最後の急行となった「はまなす」も、いよいよ残り2週間余り。やっぱり寂しいですね。



遠軽 8;23 → 9:08 白滝 9:16 → 9:54 遠軽 10:18(特快「きたみ」) → 12:20 旭川 13:38 → 15:19 岩見沢 15:35 → 16:18 札幌 16:40 → 17:23 石狩当別 17:27 → 18:56 新十津川 19:22 → 20:48 北海道医療大学 21:04 → 21:53 札幌 22:18 → 23:06 小樽

様々な思い出を振り返りながら「白滝シリーズ」を巡ってみます。



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北見を7時40分に出る上り列車でスタート。通学用に3両も繋いでいて、普段は高校生で満員になるけれど、試験休みなのか生徒の姿はほとんどなく、完璧なまでにがら空き。開始早々、極めて贅沢な乗り物と化しています。




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この列車は金華行なので、もう一度金華を見ておきたく思い、終点の金華まで乗ってみました。駅はスッポリと雪に覆われ、えらく雪深い所であることを窺わせます。昨夜降りた夜の雰囲気とはまた随分と違った印象を受けますね。




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駅前の道は除雪が行き届いていますが、散見する家屋は大半が廃屋です。でも真っ暗でほとんど何も見えなかった昨夜に比べると、そんなに寂しい感じではないような。




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それでもまさに駅だけがポツンと取り残されたような感じではあります。
なお、予定ではここで次の列車がやって来るまで一時間ちょっと待つつもりでしたが、他にも降りたテツが居たのと、また駅前には何とも目障りな車が停まっていて興醒めしてしまい、9分後に折り返しとなる列車で退散することに。昨夜十分堪能したからもういいかな、と。やっぱりこういう所は誰にも邪魔されずに独りでしみじみと味わうのがベストかと。




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そんなわけで、思わず時間が空いたので、東相内で降りてみました。




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壁はコンクリートですが、昔ながらの造りをしたなかなか風情のある駅舎です。無人駅ながら待合室にはストーブが焚かれ、こういうのも何か嬉しいですね。




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隣の相内でも降りてみました。コンパクトな駅舎で面白味はなく。でもかつて全駅下車をしていた頃を思い出し、ちょっと懐かしかったですね。




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留辺蘂でも降りてみます。少々気になることがあったので。




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全ての特急が停まる大き目の駅で、利用者もそれなりに多い有人駅です。でも今度のダイヤ改定で無人化が予定されているので、立派な駅なだけにとても寂しくなりそうです。それにしても、こんな駅まで無人化とは。




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遠軽方面へ抜ける列車にて、金華で交換のため4分停車したので、もう一度素早く足跡を残してみました。恐らくこれが最後の立ち合いになりそうです。




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そして列車は常紋峠を越え。




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遠軽に到着。そのまま白滝行の列車に乗り換え。なおこの列車は今度のダイヤ改定で削減対象となっています。




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そして今度のダイヤ改定で廃止となる駅、旧白滝で降ります。降りる人、列車を待ち構える人、とさすがにここは訪れるテツがそこそこ居ますね。


木造の古めかしい待合室がとてもいい味出していて、シンプルな駅ながら個人的にとてもお気に入りの駅だっただけに、やっぱりなくなるのは残念でなりません。廃止後はホームも待合室も撤去されてしまうのでしょう。


なお、30分後に折り返して来る列車はここ旧白滝には停まってくれず、次の列車は2時間半以上ないので、散歩がてらに隣の下白滝まで歩いて行きます。




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一時間程で下白滝に到着。駅前には一軒だけ人家があり、番犬がお出迎え。いつものことで慣れているらしく、人懐っこく駅へと誘導してくれます。でもこうして毎日のようにテツがやって来るのもあと僅か。ここも寂しくなりますね。


ここは信号場として残るはずなので、ダイヤ改定後もそれほど風景は変わらないかもしれません。でも待合室は当然のごとく閉鎖され、あるいは駅舎自体撤去されてしまう可能性は大です。「極旅」のロケで訪れた時も、こんな風に雪深い時でした。懐かしいナ。




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やがて遠軽方面から貴重な各駅停車がやって来たので下白滝を離れます。もう二度と列車を使ってここを訪れることはないでしょう。




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その貴重な列車に乗って、上白滝で降ります。




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停まる列車は一日僅か1往復。すっかり有名になったこの駅も、今度のダイヤ改定で御役御免となります。ここはこれまでもちょくちょく足を運んだだけに、様々な思い出が詰まっています。誰も居なくなった駅にてしばし余韻に浸ってみます。




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すっかり陽が暮れました。夜のこの雰囲気がまたたまらんのですよ。もう列車は明朝までないのに、駅に灯りが点いたのは意外でした。




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存分に上白滝を堪能した後は、歩いて隣の白滝へ。3キロちょっとの距離なので、40分もあれば着いてしまいます。特急も停まる駅だけど、夜は随分と寂しい雰囲気ですね。




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待つことしばし。遠軽方面から数人の乗客を乗せて列車が到着。思わずホッとする瞬間です。




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30分後に遠軽へ向けて折り返し。遠軽に戻る回送列車のような役割で、乗客はナシ。ひどくマッタリとした時間が流れます。




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遠軽に着きました。今日の行動はここまでです。



北見 7:40 → 8:18 金華 8:27 → 8:50 東相内 9:21 → 9:26 相内 10:06 → 10:18 留辺蘂 10:38 → 11:03 北見 11:36 → 12:58 遠軽 13:28 → 14:08 旧白滝 ⇒ 下白滝 16:46 → 17:08 上白滝 ⇒ 白滝 20:46 → 21:24 遠軽

今日はオホーツク側を旅します。



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今朝は釧路を9時過ぎに出る快速「しれとこ」に合わせ、ゆっくり目のスタート。乗っているのは大半が旅行者のようです。




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発車してしばらくすると、列車は釧路湿原の中を走り抜けます。雪が積もっているので実際のところ湿原なのかどうかはわかり辛いですが。




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さらに列車は進み、峠を越えて網走側へと抜けて行きます。さすがにこの辺は雪が多いですね。




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そして知床斜里を過ぎてオホーツク海へと出ると、車窓右手には見事なまでの流氷が。まさにビッシリと海を埋め尽くす感じで、これほど見事な流氷というのもそうそう拝めるものではありません。




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とりあえず止別で降ります。目的はもちろん...



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駅舎を改装したラーメン喫茶「えきばしゃ」。やはりここへ来たらここのラーメンは食べたいですね。「新・鉄子」や「極旅」でも訪れた思い出がいっぱい。とても懐かしいです。




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今回は「味噌野菜ラーメン」(850円)にしてみました。期待を裏切らない美味さです。ここで食べるから余計美味しく感じられるのかもしれませんね。


なお、ここは今度のダイヤ改定で、昼から夕方にかけて列車がごっそり削減されるから、とても来にくくなります。客の大半は車による地元客だから営業にはさほど影響はないだろうけれど、旅行者には厳しい事態となりそうです。



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次の列車で北浜へ移動。ホームのすぐ前まで海が迫るオホーツク海に最も近い駅です。




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ここも完全にビッシリと流氷で埋め尽くされています。線路のすぐ先は海のはずですが、もはや陸地と海の境目がどこなのか、全くわからない状態です。



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折り返して一駅、今度は浜小清水へとやって来ました。




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小高い丘に阻まれて、駅からは直接海は見えないものの、ほんのちょっと歩けばたちまちにしてオホーツク海が一望できます。海面はビッシリ埋まった流氷で白一色。普段は波音が響く海面も、まるで海が凍り付いたような静けさとなり、この自然の驚異には本当に圧倒されてしまいます。




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流氷を十分に堪能し、浜小清水を後にします。これだけでも北海道に来た甲斐がありました。




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車窓からも流氷を楽しみます。なお、風向きによってはすぐに去ってしまうことも珍しくなく、明日はもう見られないかもしれません。その意味ではとても運が良かったと言えそうです。




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次に向かったのは藻琴。




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ここも駅舎を喫茶「トロッコ」として改装。古い駅舎をそのまま活用し、雰囲気を壊していないところがいいですね。




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店内には使い古された鉄道アイテムがあちこちに。中に居るだけで楽しい気分になります。




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ここでもラーメンを頼んでみました。あっさりしていて見た目より美味しいですね。600円。




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店内から列車の発着シーンを観察。実に優雅なひと時です。




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その後は網走へ出て、石北本線に乗り換え。




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陽はとっぷりと暮れましたが、金華で降りてみました。ここも今度のダイヤ改定で廃止が決まっています。




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廃屋だらけの駅前は真っ暗で、まさにゴーストタウンにポッカリと駅だけがある様子。かつての栄華を偲ばせる昔ながらの木造駅舎がたまらなくいい味を出していて、思わず「おおっ」と声を出してしまうほど。


廃屋ばかりが目立つものの、まだ住んでいる人も居るみたいで、少し歩くと灯りが点いている家も僅かながら見受けられます。それを思うと、駅の廃止は何だかちょっと早計過ぎるような気がしてなりません。数少なくなった貴重な木造駅舎を有する駅なだけに、やっぱり廃止は惜しまれます。




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遠軽方面から最終列車がやって来たので金華を離れます。それにしても、ホント、ズシンと心に響く駅でした。しばし余韻に浸りつつ。




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北見に到着。今夜はここに宿を取りました。



釧路 9:05(快速「しれとこ」) → 11:36 止別 12:48 → 13:06 北浜 13:43 → 13:53 浜小清水 15:38 → 15:53 藻琴 17:01 → 17:14 網走 17:39 → 19:38 金華 20:27 → 21:02 北見

ひたすら東へと進みます。



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無事に起きることができました。まだ夜明け前で人影もほとんど無く、帯広行の40系気動車はがら空きで、極めて贅沢な空間を独り占め。嬉しくて眠気も吹っ飛んでしまいます。




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外は凍て付くような雪野原だけど、列車の中はぬくぬくと、まさに天国です。




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芦別では後ろ1両切り離しのため22分間の停車。せっかくなので、駅や駅前をじっくり探索してみます。こんなインターバルが楽しめるのも、鈍行列車のいいところ。




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そして富良野を過ぎ、狩勝峠に差しかかり。




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帯広に到着。そのまま釧路行に乗り換え。今度も40系で2両繋いでいます。先頭はオリジナル色のタラコ色。




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列車はずっとがら空きの状態で、のんびりゆっくりコトコトと。ボックスに足を投げ出し、まさに至福のひと時。これはたまらんです。




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厚内を過ぎると、車窓右手には太平洋がドーンと。とても淋しげな海です。




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早朝に滝川を出てから7時間余り。ようやく釧路に到着です。でもまだ今日はやっと半分が過ぎる頃で、まだまだ先は長いです。




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釧路からはさらに根室行に乗り換え。今度はステンレスボディのキハ54にバトンタッチ。




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行く手には多数のエゾシカが。まるでこちらをあざ笑うかのごとく、列車の直前を平然と横切って行きます。毎日のことなので、いくら警笛を鳴らしても全く驚かないようで、これでは運転も大変です。




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そしてやって来たのは、花咲駅。今度のダイヤ改定で廃止される駅です。




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昨年11月に来た時は、これが最後の訪れと思ったけれど、せっかくこっちに来たのだから、これはやっぱりもう一度降りておきたいという気になり。


雪が無かった前回と比べ、同じ駅ながら随分とイメージが変わるようです。




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折り返して来る列車で花咲を後にし、今度は厚床で降りてみます。




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ここから標津線が分岐していた頃は、乗り換えのためにちょくちょく訪れていました。あれからもう27年も経つのですね。




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駅舎は建て替えられたけど、駅は無人化され、随分と寂しくなりました。確かあの頃は、駅前に食堂や商店の類があって、それなりに人の気配がしたと思ったけど、今はほとんどなくなり、別の場所に来たかのよう。ただ、コンビニ(セブンイレブン)がすぐそばにできていて、まさに時代の流れを物語っているようでした。




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ダイヤの都合上、もう一度根室方面へ折り返し、東根室で降りてみます。ご存じ、日本最東端に位置する駅です。駅舎はなく板張りの簡素なホームが一本あるだけのシンプルな駅です。見所は、特にコレといってありませんね。本当は花咲駅で下車し、夜の雰囲気を味わってみたかったのですが、この列車は花咲に停まってくれないので。




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すぐに折り返し、釧路方面へと向かいます。もう一度花咲駅を通り、今度は停まるので、車内からしっかり見ておきます。外は凍て付くような寒さだけど、この列車からテツが2人降りるのを目撃。まだ列車はあるけれど、次の列車は2時間半後。ご苦労様です。




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そのまま釧路まで乗り、本日の行動はここまで。長い長い一日でした。



滝川 5:49 → 10:01 帯広 10:14 → 13:01 釧路 13:19 → 15:52 花咲 16:18 → 17:03 厚床 17:59 → 18:45 東根室 19:03 → 21:38 釧路

今春も「北海道&東日本パス」が解禁されたのを機に、さっそく一週間の旅に出ることにしました。



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北海道までは、成田-千歳間に就航している格安のLCCを利用することにして、差し当たりJRで成田空港まで行きます。「北・東パス」の価格は、7日間で1万290円、つまり一日あたり1470円にしかならず、既にこの時点で今日の分のモトは取った形となります。早くもオトク感は半端なく。




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ところが、直前になって札幌上空悪天候のため、乗車予定だった飛行機が急遽欠航になるというハプニング。格安航空のため他社便への変更はできず、途方に暮れたものの、夕方の自社便にキャンセルが出たため、何とか今日中に北海道入りができる見込みとなりました。ひとまずホッ。




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しかし今度は成田を飛び立ったものの、向こうが悪天候のため、安全に着陸できないようだったら成田に引き返すとのこと。さすがにそれは勘弁願いたい、とやきもきしつつ、でもどうにか無事新千歳空港に着陸することができました。なるほど、外は完全に白一色。北国に来たことを窺わせます。




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新千歳空港からは再び「北・東パス」が使えるため、随分とトクした気分になります。新千歳空港-札幌間は、快速「エアポート」が15分間隔でバンバン走っているので利便性は抜群です。




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本来の予定よりだいぶ遅くなったけど、何とか滝川までは来ることができました。これで明朝5時半過ぎに出る根室本線の一番列車に乗れれば当初の計画通り進めることができます。頑張って早起きしないと。