いろいろと思い出の多い「白滝シリーズ」をもう一度しっかり見ておきたくなって。



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ダイヤの都合上、今朝も9時過ぎとゆっくり目のスタート。のんびり朝食を取った後、上川行の列車に乗り込みます。




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上川盆地に広がるのどかな車窓が展開。この辺は特急でサッと移動してしまうことが多く、こうして鈍行でのんびり移動することはあまりないかも。




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終点の上川に到着。乗り換えのため一旦ここで降ります。




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層雲峡観光の拠点として賑わう駅だけど、時間帯が悪いせいか駅はガランとしています。あるいは賑わいを見せたのはもう過去のことかもしれず、いずれにせよ駅が立派なだけに、人が少ないと随分と寂しく思えてしまいます。




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この先はもうしばらくは特急しか走っていないので、止むなく「オホーツク3号」に乗り込みます。「18きっぷ」を使っているので改めて乗車券と特急券が必要になりますが、これは仕方がないですね。




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中越信号場で交換のためしばしの運転停車。ここが駅から信号場に格下げになったのは2001年のこと。当時は停まる列車が上白滝同様一日に1往復しかなく、乗下車が極めて困難だった駅の一つでした。こうして駅舎はまだ残っているものの、時刻表からの掲載はなくなり、次第に忘れられつつあるようです。




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さすがにこの辺はまだ雪が深いですね。




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丸瀬布で降ります。上川から1時間程で2200円の出費となりました。「18きっぷ」がいかに安いかわかります。




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反対方向へと向かう白滝行に乗り込みます。待っている数十分の間に天気が急変し、たちまちにして猛吹雪となりました。もう3月も後半とはいえ、まだまだ北海道の天気は侮れないですね。




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やって来た白滝行の列車は、普段では有り得ないくらい人が乗っています。もっとも、ほぼ全員が旅行者と思われ、地元利用者は皆無に等しいようです。なおこの便は今度のダイ改で運転を取り止めます。




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間もなく廃止を迎える下白滝では、パラパラと数人の下車を確認。もちろん地元利用者ではありません。




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同じく廃止が迫った旧白滝では、大半の人が下車。次の列車は当分ないから、みんな隣の下白滝まで歩くのでしょうか。それにしても、駅の廃止に拘りを持つ人がこんなにも大勢居るとは、少しばかり驚いてしまいます。




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白滝に着きました。この先へ行く列車はもうしばらく無く、この列車でここまで来た人は、歩いて上白滝へ向かうと思われます。




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そのまま引き返し、戻りは通過となる旧白滝と下白滝をしっかり眺めます。どちらももうほとんど誰も残ってなく、先ほど降りた人達は、今頃は歩いている最中でしょうか。




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遠軽まで戻って来ました。この後また引き返すので、途中の瀬戸瀬あたりで降りてもよかったのですが、またまた天気が急変したため、大事を取って大きな駅にした次第。




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ということで、またまた白滝方面へ折り返し。今度は2両繋いでいるのでだいぶ余裕がありそうです。「白滝シリーズ」の全てに停まり、なおかつ旭川方面へ抜けられる貴重な列車です。




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遠軽から乗っている乗客はごく僅か。学校も春休みに入ったのか、通学の高校生の姿も今日は見かけませんね。




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下白滝で、先ほど旧白滝でドッと降りた人達が乗って来ると思っていましたが、ここでの乗車はほとんど無し。さっきの人達は?




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旧白滝でも、車で来たと思われるテツがホームにパラパラと居るだけ。この辺はバスもないはずだし、さっきの人達はいったいどこへ?




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と思ったら、上白滝に着くと、そこには大勢の人が列車を待っていて、到着と同時にドッと乗り込んできました。なるほど、どうやらみんな旧白滝からここまで歩いて来たみたいです。でもこんなに人がいっぱいの上白滝は初めて見ました。




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がら空きだった車内が一気に活気づき。でも2両繋いでいるので比較的余裕があります。




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反対列車行き合いのため、上越信号場でしばしの停車。




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するとたちまちにしてこの有様。完全に「テツ列車」と化しています(笑)。




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旭川まで戻って来ました。ずっと寂しげな所を巡っていたせいか、都会の空気に妙にホッとしたりしてしまいます。「白滝シリーズ」で一緒だった人達も、三々五々散って行きました。




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まだ列車はあるので札幌まで移動。そろそろ今回のプライベート旅も終わりが近づいたようです。



旭川 9:07 → 10:24 上川 12:01(特急「オホーツク3号」) → 13:03 丸瀬布 13:50 → 14:16 白滝 14:33 → 15:10 遠軽 16:12 → 20:05 旭川 20:48 → 22:21 岩見沢 22:32 → 23:14 札幌