カルト映画 & 『いちばんやさしいDXの教本』4 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<Enough!>

この数日以内に「大惨事」が起こることが予想されているが、それを阻止する手立てはなさそうだ。妥協も譲歩も抑制も期待できない。更に今朝のワールドニュースではレバノン南部まで戦火は及んでいるとか。

 

…もう何十年も前から、両者の激しい対立を見聞きしてきた。その時から妥協も譲歩も抑制も感じられなかった。間に入った人が最後に放った言葉が思い出される。


 

It’s enough!   Enough!   It’s your problem. Not my problem

 

この後に以下のような言葉を聞いたような気がするが…思い違いか?

 

Do it! ○ill each other!

 

しかし今日、パレスチナ/イスラエルだけの問題ではなくなっている。昨夜のニュースでは中東の火薬庫に火がつく可能性すらも議論され「ブラックスワン」だと表現されていたが、むしろ「灰色のサイ」ではないかと感じている。



  

<映画>

ある宗教の教祖が原作監督をしたという映画のチケットを貰った。彼は特に嫌いな人物でここでも批判している。



 

 

それゆえにこそ、どんな映画を作ったのか興味を持ち木曜日の昼、わざわざ大野城のイオンモールまで足を伸ばし映画を観てきた。

 

何故、チケットが貰えたかを説明すると、リタイヤしてから自宅いる時間が長いので庭で作業などをしていると、その手の布教活動の人がよく訪問する。基本、そうした人たちに悪い印象はないので穏やかに立ち話程度の接し方をしている。主に「ものみの塔」と「創価学会」、それにこの「幸福の科学」だ。

 

 

コロナになって訪問は途絶えたが、その代わりに郵便ポストに「お知らせ」がよく入るようになった。さらに安倍氏へのテロで注目された統一教会問題がクローズアップされるようになって益々。彼らの布教活動は制限されているようだ。

 

訪問活動は途絶えたが、そうした布教活動の一環で今回の映画のチケットを貰うことになった。映画を観ての感想は、テレビ番組レベル。とても映画としては観客は集められないだろう。それは予想通りのこと。

 

もう1つ感じたのは製作は日活だが、この時代、映画産業はとても商業的にやっていけない状況だろう。それならば、こうした外部資金を使い映画を作るという道もありかなと感じた。

 

さて、映画館だが、平日の昼間ということもあり観客は全部で4名。感じとしてはやはり教団関係者ではないかと思われる雰囲気だった。因みに購入すれば1,400円もする。誰も映画目当てで見る人はいないだろうと思われる内容。下の写真でも判るようにほぼ無人の映画館で鑑賞したような感じ。

 

 

 

 

 

『いちばんやさしいDXの教本』4

格安プリントの宣伝(プリントパック?)が時々テレビで入るが、あれは印刷工場の稼働状態を元にマッチングをするビジネスモデルだとか。p129

 

確かに空きがあれば安くても稼働させた方が印刷会社からすれば良い。原図はスマホやPCで送れるから問題ないし、輸送費は少量ならば全国どこでもそれ程高額にはならないだろう。

 

ここでアパレルショップが店頭に行かずとも、デザインや色を様々選べるだけでなく、試着、採寸もスマホで可能だという例が書かれている。p132

 

ま、服の場合はある程度空間に余裕があるから可能かもしれないが、先日ダンスシューズをポチッとやった時は、実物が届くまではやはり心配だった。足と靴には密接していなければならないからね。


社会的変革を引き起こすDX例には法則があるという、それは《外部解放》だとか。外部にサービスを解放し大きな《プラットフォーム化》することだと。p135 著者はその例にAmazonとUber、Airbnbを挙げる。p137

 

まさしくその通り! あれほど私を感激させたドコモのi-Modeが世界に広がらなかったのはそれが原因。アプリが解放されず、後から登場したiPhoneでいとも簡単に駆逐された。問題の根幹はNTTのビジネスの方法にある。

 

そもそもUber、Airbnbはそれ自体単なるプラットフォーム。両者とも何も所有していない。Uberだと車も、スマホもユーザーの物。Airbnbは別にホテルを所有しているわけでもない。

 

薬局では処方箋40枚で薬剤師一人だとか。つまり1枚で12分の時間がかかる。

12min x 40 = 480min = 8hの計算。

日本全国で8億枚の処方箋が出させているとか。p146

 

そこで計算してみた。8億枚に必要な薬剤師の数。週休2日として少なく見積もっても勤務日260日ならば1日あたり308万枚の処方箋が薬局に出ていることになる。必要な薬剤師数は7万7千人。

 

現在薬剤師の数は32万人。予想はしていたが明らかに薬剤師過剰で4倍になる。しかし、女性が多いので休職者、退職者が多いという意見もあるようだが? しかし、もしDX化を進めたらさらに過剰に拍車がかかる。こうした視点はこの著者にはないようだね。DXするより安く低賃金の薬剤師を雇った方が安上がり(汗)

https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/feature/00010/042800062/

 

共同作業にはクラウドが必須だという。p165

 

クラウドのない時代は職場のサーバーで管理する「オンプロミス型」でこなしていた。これだと職場で進行状況がリアルタイムで判るし修正も可能。催促の必要もなかった。何故なら皆んなの目を意識するから。

 

日本はOECDの中では米国に次ぎ、内需大国。GDPに対する輸出依存度は14.8%だという。p184

 

但し、これは注意が必要。EUは陸続き、国内より隣国の方が近い場合が多い。それ点の視点が著者には欠けているのでは?

 

そんなわけで読了。取り立てのことが書かれているわけではないが入門書にはいいだろう。