歴史教育と妄想 & 『中国の歴史認識…』6 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>

https://www.youtube.com/watch?v=NYwFD0jP_Ks&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=5

HSK2~3 #3~#5 背了三十六分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=g9MA5P4ZbqI

『中国まる見え情報局』21min~end 看了二十一分钟直播频道。

 

https://www.youtube.com/watch?v=VqcEC3eww78

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル,5h12min~5h35min,听写三十四分钟句子。一共一个小时三十一分钟。

 

本日は特別に此処まで。明日の図書貸出最終期限日に間に合うように『信仰の現代中国』を読み切るため。三回目の借り出しは避けたい。後残り30ページ程度。「寄り道」しなければ大丈夫だろうが、結局「寄り道=web検索」なしでは済まされないのだよね。

 

运动;散步  2.5km, 4117步,10 楼。

 

今日は何とか『信仰の現代中国』を駆け足で読み上げ、何とか締め切りに間に合った。「夜の徘徊」の方は気が進まなかったが、例の記録というアンカリングでナッジされて何とか達成。距離、歩数は大したことないが階段10階分が効いている。国土地理院のデーターベースによれば自宅と井野川沿いの道路は40mの高度差だとか。是非、お試しあれ!

https://www.gsi.go.jp

 

一方、勉強時間の方は「図書館の締め切り」という大義名分があったので、サボりました〜(汗)

 

 

 

 

<次の波>

中国で6月に感染拡大が懸念されている。当然、予想されたこと。中には「ウキウキ」と中国での感染拡大を喜んでいるような輩もいるが、馬鹿じゃないかと思う。中国だけでなく日本もそうなったら同じだということが何故、判らない。それは措くとしても、多分感染拡大は起こるだろう。既にどこもアフター・コロナ、あるいはウイズ・コロナに舵を切ったのだから。

 

問題は、これまで通りの変異株ならあまり心配することはない。しかし、もし強毒化したウイルスが出現したら問題だが、それも想定済み。これまで学んだそれなりの対応をとればいいこと。何れにしても人智の及ばぬ領域。ウキウキする輩は「天に向かって唾する」ような者。バカも極まれり。

 

 

 

<Street Tango in Buenos Aires>

木曜夕方の『世界ふれあい街歩き』はタンゴの街、ブエノスアイレス。

https://www.nhk.jp/p/sekaimachi/ts/NJVPP9ZYK6/episode/te/NWL45XWP5K/

 

番組でも紹介されていたが、かつては世界の先進国、今は経済的に困難な時代を送っている。未来の日本? 

 

それでもタンゴの国として有名。残念なことにタンゴはものに出来ませんでしたが、ま、サルサがあるからいいかな? タンゴもサルサも本来は貧しい人たちのストリートダンス。下のYouTubeサイトの凄いガンチョ!

https://www.youtube.com/watch?v=nCKzyUfvNiM

 

ここが土曜の夜の私のテルトリー、来週から復活しよう!! 待ちどうしい〜〜〜!!!

https://www.youtube.com/watch?v=qtYvnzCdBDs

 

 

 

 

 

<歴史教育と妄想>

歴史のトラウマを政治に利用するのは別に中国に限ったことではない。韓国もそうだとの指摘が先日「真珠の涙」さんからあった。

 

共に党や政治家が自らの正当性や保身のために使うもので、特にこの二国は顕著だと思うが、その背景にそれぞれ「恥辱の1世紀」あるいは「植民地化された記憶」があり、その道具に「歴史教育」が使われている

 

では、その他の国ではないかというと、どこの国にも多かれ少なかれある。別の国の事は兎も角、『日本はどうか?』と考えるべきだろう。

 

日本は幸い、植民地化されたこともなければ、戦後米軍に占領されたことはあるが。時間も短期間でしかも東西冷戦の中にあって「恥辱の歴史はない」と言っていい。むしろそれまでの中国に向いていた顔を米国に向けるようになったくらいだ。しかしだからと言って「捏造の歴史教育」がないかというと、個人的には疑っている。

 

----- 以下は、何の根拠もない妄想の世界----

 

日本古代史にそれがあると信じている。1)水耕稲作は高度な土木技術を伴うものでそれまで細々行われていた陸稲の技術の延長では無理。(これは農学者の意見)2)水耕稲作の技術と鉄器の導入は同じ頃のようだが、こうした技術は大陸から半島経由できた事は確実。3)この頃は大陸(含む半島)では大混乱期で難を逃れてかなりの集団が海を渡って列島に来た可能性が高い。4)日本の稲の遺伝学的特性の半分は江南型(稲は多年生植物で品種改良以外は株分けで遺伝型が保存されている)5)継体天皇時代(26代)とも言われる、母系制から父系制への転換は劇的な変化で、家族構造の違いが背景にあると感じる。日本と半島は同じ長子直系家族(Toddによる)

 

上記のようなことから、大陸から高度な文明(鉄器と水耕稲作技術)を持つ集団が難民となって日本に押し寄せ、列島を統一した可能性が高いと考える。そしてそれが今の天皇家に繋がるという妄想だ。

 

その頃は多分、混乱期の半島での戦争に関わったとされる時代、応神天皇(15代)前後が疑われる。日本の卑弥呼の時代と天皇家による建国神話の間に断然があるのは誰もが認めている。

 

こうした古代史の謎を解く1つの方法として、天皇陵の発掘調査が望まれるが、それは実現しそうにない。

 

 

 

多分、薄々その事情を宮内庁(特に宮中の儀礼に通じている天皇自身)は気づいているからだろう。これについてはMDさんも指摘していた事。

 

 

英国では征服王朝の歴史も普通に通用している。日本もいまの時代、そうしたことに冷静に対応しても問題ないと思うのだが、どうだろう?

 

 

 

 

『中国の歴史認識…』6

中国には根深い「アメリカ陰謀説」があると著者は言う。これは指導者のみならず一般民衆についても同じ。「物事の裏には、もっと大きくて重大なアメリカの狙いや隠された政治目的がある」との意識だ。p249

 

例えばある高官の『投石问路』という言葉は、《中国の力を米国は試している》のだという意味があるそうな。p253、p273

 

更にこれらの事件はアヘン戦争後の様々な恥辱の歴史を思い起こされたとか。だから米国の再三の謝罪に対しても『国民の目に見える形で謝罪を撥ねつける必要があった』のだとも。p277 そうしなければ党の正当性と信頼が揺らぐ危険性があったとも。p280

 

我々はそれは単に共産党の教育に過ぎないと言っては解決しないと思う。それを了解した上での対策が必要。だから口先だけ勇ましい政治家は信頼できない。米国に追随しても利用されるだけだということが何故判らない? 日中の関係が悪化した場合、「誰が一番得するか」を考えれば答えは出る。

 

ここで著者は過去の事件で紛争になった事件とそうならなかった6つの事例(3+3)を取り上げ、その違いを議論する。それによれば、紛争になったのはいずれも『国民の認知度が高い場合』だったとする。p288

 

確かに共産党は人民の方を見て政治を行っている雰囲気がある。民主国家ではないが、それだけに党の正当性の維持には細心の注意を払っている感じだ。

 

次に相手国によって異なる紛争解決の方法をとった。

1)1998年にインドネシアで反中暴動で華僑と華人に1000人を超える犠牲者が出たらしい!

驚きだ。最近の話なのに全く知識がない。確かに暴動の記憶はあるが、そんな虐殺が行われたとは!在住の「ねえねさん」にも質問した事件。

 

2)1990年代のフィリッピンとの南シナ海での領有権紛争。

 

3)1990年代のベトナムとの南シナ海での領有権紛争。

 

2、3も死傷者が出た事件。これらに共通で紛争になった先の3つの事件との違いは共に国民の認知度はそれなりにあったにもかかわらず、『過去の記憶』がなかった点だという。つまりインドネシアからも、ベトナムからも、フィリッピンからも過去に中国は当然だか侵略も支配も受けていない。p291

 

追伸:

それ故、侵略された日本や英国に対しては、「日本鬼子」。「英国鬼子」となる。ただし、インドやベトナムとも戦ったが、彼らを「鬼子」と読んだことはない。

 

 

 

 

 

 

それとは別に今、感じていること:

 

礼儀、文化回復に伝統的宗教を利用することを彼、習近平は考えているのか? 以下のYouTube動画と『中国の歴史認識はどのように作られたのか』と今、読んでいる『信仰の現代中国』の内容は不思議と共鳴する。

https://www.youtube.com/watch?v=99lCtEitu0k