夏休み8日目(+祭日) & 『パンデミックなき未来へ』3 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

今日は夏休み+祭日。遊び倒そう! 

コロナ? もはや普通の風邪と考えていますが、それが何か?

 

 

 

<昨夜のサルサ教室>

いつも通り。M先生も元気でコロナの後遺症は全くなし。今夜の振り付けも超難題。男性が回転しつつ女性をリードする苦手なパターン。老人にはハードルが高い! 今週のSalsonは人が集まるかな? 先週は人が少なくて久しぶりに不満が残った。いつもはヘトヘトなのですが、、、

 

格安駐車場は満車。運良く1箇所だけ出る車がいてセーフ。やはり盆休み、夜の街への人の出は多い。個人的にはコロナは普通の風邪になったと思っている。

 

Sir解析によればワクチンの普及によりy≒1の状況になりつつある。yは治癒者の人口比だが免疫を持った人と置き換えると。R0のいかんにかかわらず(オミクロン株でも、ケンタウルス株でも)

 

感染速度dx/dt=R0(1-x-y)x-x なので、dx/dt=-x うん?? マイナスになったけど?? どこか間違ったみたい。そうそうこの式では [yは「再感染しない」という仮定を置いていた]早くも挫折(汗)

 

 

 

 

<裏庭菜園が無理筋の理由>

コンポストに裏庭を少し深めに掘ったら出てくる出てくる礫石。陶器の欠片だとか岩石の欠片だとか、昔ここは炭鉱跡ということと関係あるかも? これじゃ表層だけが土で下は岩石、畑には無理だな。ま、それでも「裏庭SDGs」として十分活躍していますからOKですけど。

 

 

 

 

 

<再びsirモデルで考える>

昨日の議論の続きだが、日本は超過死亡率から見るとうまくコロナに対応できた(現時点では過去形)と考える。これは日本の医療制度や国民の衛生意識や社会心理(含同調圧力)が背景にあったように思う。[将来遺伝子背景というようなことも研究が進めば判ってくるかもしれない。Factor Xてやつだ(笑)]。

 

それはさておき、先に述べたように「さざ波論」を言う論者が強調するコロナ自体が重篤な症状を引き起こすかどうかだけではなく、《人類がこれまで経験したことがない感染症》だという点がより重要でそこにこそ注目すべき。

https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12757189741.html

 

即ちsirモデルに従えば、当初全ての人が感受性(=無免疫)を持つわけだから、放置型のパンデミックになれば多数の患者(単純化すれば全人口が感染者)が生まれる。《症状の軽重に関わらず》にだ。しかも当初はどの程度の病気か不明だから最悪の状況を誰しも恐れる。それが病院に人々が殺到する原因になる。

https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12692842199.html

 

当然それは医療システムに負荷をかける。それが社会制度に様々な問題を抱える先進国に超過死亡率を生み出した理由と考える。アメリカは健康保険を持たない患者の重篤化(5,000万人のアメリカ人が健康保険に加入していない)

 

 

イタリアの場合は高齢化社会で患者が殺到したことによる医療崩壊だと思う。ピエモンテ州トリノでは80歳以上の患者や元から健康状態が悪い患者には集中治療を受けさせないとの究極のトリアージュが採用された。

 

 

中国も自国の医療制度の欠陥を十分認識しているからこそ、またこれは憶測だが、シノバック製の第一世代ワクチンがmRNAワクチンなどの第3世代のワクチンに比べ十分な免疫をつけることが出来ないことを薄々感じているからかもしれない。それが、過剰に見えるゼロコロナ政策を現在も続けていると考えるがどうだろう? これに対しては特別の対策。例えば軽症者、あるいは不顕性感染者用の臨時の隔離施設を作るというのは素人でも思いつくアイデアだったし、事実中国は強制力を持ちロックダウンを実行しこれまでのところ(当初の武漢を除き)うまく感染者を抑えている。

https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12691069559.html

 

勿論、そうした対策が経済や社会に与えた影響は大きかった。自分自身がその影響を大きく受けた人間なのでそれは強く感じる。しかし、それは別に日本だけではない。世界中が大きな影響を受けた。

 

個人的には結果論から言えば、コロナがそれ程の毒性を持つウイルスでなかったことは不幸中の幸だと思っている。少なくとも中世のペストや近世の天然痘に比べてという意味だ。但し繰り返すが、誰も最初は判らなかった

 

 

 

 

『パンデミックなき未来へ』3

以下の分は先に紹介したが、敢えて重複する。彼曰く、

 

『個人的に一番信じがたい問題は、アメリカ政府が検査能力を最大まで広げなかったことであり、最優先ですぐに結果を出すべき人を見極めて全検査結果を記録する一元的な方法を作らなかったことである。この問題は非常に簡単に回避できたはずだからだ… まともなソフトウェア会社なら、このサイトをすぐに作ることができた』p42〜43

 

日本も無駄に人力をかけて相談センターで感染可能性のある人を選択・検査する能力がほぼゼロに近い。それが先日『驚くべき無能』と述べた理由。

https://ameblo.jp/bigsur52/entry-12755722677.html

 

コロナ感染の1年目、世界的にインフルエンザ感染が低かった。つまりコロナ対策をすればインフルエンザを予防できることがわかったという。p56 

 

これは先の超過死亡率が日本では逆にマイナスになったことも関係あるかもしれない。何故なら日本は高齢化が一番進んでいるにも関わらず死亡率が逆に減ったのはそれなりに理由を考えないといけないが、高齢者の病死の多くを占める肺炎がこの時期コロナ対策で抑えられた可能性があるからだ。ここらについては現在解析も進められていると考える。

 

彼は私より日本のことを知っている1つの事実として日本では郵便局員が一部の保険サービスを提供している。p79  多分これは「見守りサービス」のことを意味しているのだろうと思うが、どうだろう?

 

それほか、低侵襲解剖という手法。これは僅か数分で肺と肝臓の臓器の一部を採取して死因だけでなく、様々な医学情報を得るというもので、おそらくカテーテルで採取すると思われる手法。p82 

 

こうした疫学データーは非常に重要。日本でもQ大が長い実績を持つ「久山研究」というのがある。そこでは実際に解剖が行われるが、やはり解剖に抵抗がある遺族のことを考えると低侵襲解剖は考慮されるべき。

 

それとネクサーシステムという1日に15万件のサンプルを遺伝子検査できる機械が開発されているとか。p90 これは今後の課題。