米国株式市場サマリー(12/19)
ロイターより抜粋
ダウ工業株30種(ドル).DJI
終値 8579.11(‐25.88)
始値 8606.50
高値 8787.23
安値 8550.43
前営業日終値 8604.99(‐219.35)
ダウ輸送株20種 3389.47 (+7.79)
ダウ公共株15種 364.23 (‐1.23)
NYSE出来高概算 24.24億株
値上がり(銘柄) 1954
値下がり(銘柄) 1152
変わらず 85
S&P総合500種.SPX
終値 887.88(+2.60)
始値 889.74
高値 905.21
安値 883.18
ナスダック総合.IXIC
終値 1564.32(+11.95)
始値 1572.75
高値 1593.35
安値 1557.05
フィラデルフィア半導体株指数 211.84 (+2.89)
シカゴ日経平均先物3月限(ドル建て)終値 8575 (‐ 25)大証終値比
シカゴ日経平均先物3月限(円建て) 終値 8450 (‐150)大証終値比
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まちまち。米政府による174億ドルの自動車大手救済策が発表される中、ダウは続落、
ナスダックとS&P500は反発した。
自動車救済策の発表で楽観的な見方が広がり株価は一時2%上昇した。ただ投資家が救
済策の詳細を消化するなか上昇が続かなかった。救済策は、各社に比較的短期間での問題
修復を求めている。
週足では、ダウが0.7%下落する一方、S&P500が0.8%、ナスダックが
1.5%それぞれ上昇した。
小売株が軟調となり、S&P小売株指数が1.1%下落した。年末商戦期最後の
週末の売り上げが、全米各地の悪天候により打撃を受けるとみられている。
ターゲット(TGT.N: 株価
, 企業情報
, レポート
)は2.8%安、PCペニー(JCP.N: 株価
, 企業情報
, レポート
)は4%安。
原油価格がこの日も下落し、エネルギー株が売られた。シェブロン(CVX.N: 株価 , 企業情報 , レポート )が3%安、
エクソンモービル(XOM.N: 株価 , 企業情報 , レポート )は2.6%安。
自動車株では、自動車大手の破たんを容認するのは責任ある行為といえないとのブッシ
ュ大統領発言を好感し、GM(GM.N: 株価 , 企業情報 , レポート )は約22.6%高の4.49ドルとなった。
フォード(F.N: 株価 , 企業情報 , レポート )は3.9%上昇した。
オラクル(ORCL.O: 株価 , 企業情報 , レポート )が7%高、カナダの携帯情報端末(PDA)大手リサーチ・イン・モ
ーション(RIM)(RIM.TO: 株価 , 企業情報 , レポート )(RIMM.O: 株価 , 企業情報 , レポート )が11.4%高と急伸し、ナスダックを支援。
オラクルは前日発表した第2・四半期の利益が予想と一致し、売上高の減少が予想され
たほどの落ち込みとはならなかったことを好感した。
RIMも18日発表した第3・四半期決算が前年同期比増益となった。
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[東京 20日 ロイター]
一応自動車救済策は発表されたものの、
当初予想通りとりあえず応急処置的に
年末越えの資金を提供するにとどまる様子。
自動車大手が抱える高コスト体質(レガシーコスト)や
不良債権についてはメスが入れられなかったようで、
まだまだ流動的。
めんどくさいことは次期政権に「丸投げ」という事になりそうですね。
欧州株式市場サマリー(12/19)
ロイターより抜粋
FT100種総合株価指数(ロンドン) <.FTSE>
終値 4286.93(‐43.73)
前営業日終値 4330.66(+ 6.47)
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クセトラDAX指数(フランクフルト) <.DAX>
終値 4696.70(‐59.70)
前営業日終値 4756.40(+48.02)
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CAC40種平均指数(パリ) <.FCHI>
終値 3225.90(‐8.25)
前営業日終値 3234.15(‐7.77)
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<ロンドン株式市場> 反落。原油価格の下落を受けエネルギー株が売られたほか、
鉱山株は証券会社の投資判断引き下げが圧迫材料となった。2009年の見通しの暗さを
背景に金融株も安い。
FT100種総合株価指数 <.FTSE> は週足で0.15%高となったが、年初来では33
%超下落している。
XTCキャピタルのシニアトレーダー、マーク・プリースト氏は「オプションの満期が
重なったこともあり値動きが荒くなった。米政府の自動車メーカー支援策発表もあった。
年末を控えて利益を確定する売りも若干見られた。来週は静かになるだろう」と述べた。
エネルギー株ではBP <
%、ケアン・エナジー <
がりした。
金属価格の下落を受けて値下がりしていた鉱山のアングロ・アメリカン <
ストラータ <
から「ニュートラル」に引き下げたことを嫌気し、下げ幅を拡大した。3社の株価は
7.1─11%下落した。ベダンタ・リソーシス <
米政府は最大174億ドルの自動車メーカー向け融資計画を発表した。
クレディ・スイスは世界には5兆ドルの過剰レバレッジが存在し、世界の国内総生産
(GDP)の伸びが潜在成長率まで回復するには2─3年かかるとの見通しを示した。
HSBC <
営業日連続となった。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS) <
<
1.1%安。
<欧州株式市場> 続落。荒い値動きとなる中、原油・銅相場の下落を受け商品株が売
られた。
FTSEユーロファースト300種指数 <.FTEU3> は3.75ポイント(0.45%)安
の823.37。
DJユーロSTOXX50種指数 <.STOXX50E> は8.28ポイント(0.34%)安の
2444.14。
トレーダーは、オプションや先物の期日が重なる「クアドループル・ウィッチング」も、
この日のボラティリティにつながったと指摘した。
エネルギー株の下げが、この日の下落分の大半を占めた。BGグループ <
ル・ダッチ・シェル <
─4.2%安。
この日限月交代する米原油先物1月限
ドルをつけた。2月限
銅
<
アングロ・アメリカン <
は7.1─11.3%安。 UBSは、同3銘柄の投資判断を「バイ」から「ニュートラ
ル」に引き下げた。
米政府が国内自動車メーカー向けに約174億ドルの融資を実施すると発表したが、自
動車株を押し上げるには至らなかった。
プジョー
3.8─7.8%安。
銀行株も安い。スタンダード・チャータード <
バンク・オブ・スコットランド <
米格付け機関のスタンダード&プアーズ(S&P)はこの日、米欧の主要金融機関12
社について格付けを引き下げ、ないし格付け見通しを変更した。
メリルリンチも、質の劣化やレバレッジ解消に伴うマイナスの影響を理由に、2009
年が欧州の銀行にとり再び「非常に厳しい」年になるとの見通しを示した。
[東京 20日 ロイター]
欧州株式市場サマリー(12/18)
以下ロイターより抜粋
FT100種総合株価指数(ロンドン) <.FTSE>
終値 4330.66(+ 6.47)
前営業日終値 4324.19(+15.11)
--------------------------------------------------------------------------------
クセトラDAX指数(フランクフルト) <.DAX>
終値 4756.40(+48.02)
前営業日終値 4708.38(‐21.53)
--------------------------------------------------------------------------------
CAC40種平均指数(パリ) <.FCHI>
終値 3234.15(‐7.77)
前営業日終値 3241.92(‐9.74)
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<ロンドン株式市場> 小幅続伸。医薬品・タバコなどディフェンシブ株が買われたも
のの、強弱まちまちの英指標のほか、石油・銀行・鉱山株の下げが圧迫した。
チョイスオッズのシニア・トレーダー、クリス・ベネット氏は「予想を上回る英小売売
上高や米フィラデルフィア地区連銀業況指数の改善はさほど支援材料とはならなかった。
大半のトレーダーはクリスマスの休暇に向け仕事を片付けており、来年まで決定的な動き
はない」と述べた。
この日発表された11月英小売売上高は前月比0.3%増と、予想外に増加した。市場
予想は0.6%減だった。
12月米フィラデルフィア地区連銀業況指数もマイナス32.9と前月から改善した。
市場予想中央値はマイナス40.0だった。
ディフェンシブ株は買われた。医薬品シャイア <
<
リティッシュ・アメリカン・タバコ <
原油先物
<
一方、石油サービス会社ペトロファク <
行高。
ペトロファクは3.3%上昇。08年純利益が予想と一致するとの見通しを示した。
ジョン・ウッド・グループは、モルガン・スタンレーが投資判断を引き上げたことを好
感し0.9%高。
銀行株も売られ相場を圧迫。HSBC <
をめぐる懸念から6営業日続落となった。
ロイヤル・バンク・スコットランド <
%安、ロイズTSB <
鉱山株も安い。アングロ・アメリカン <
1.9%安、BHPビリトン <
中、利益押し上げに向け減産を余儀なくされるとの懸念が圧迫した。
アントファガスタ <
過ぎとの見方から同銘柄の投資判断を引き下げた。
<欧州株式市場> 続落。過去6営業日で下落して引けたのは5度目。商品(コモディ
ティ)価格の下落を受けて金属・エネルギー株が売られた。金融株もセクター全体の健全
性をめぐる懸念が高まり、売りが優勢となった。
ただ、公益事業や通信などのディフェンシブ株が上昇して下値を支えた。
FTSEユーロファースト300種指数 <.FTEU3> は1.41ポイント(0.17%)安
の827.12。
DJユーロSTOXX50種指数 <.STOXX50E> は7.96ポイント(0.33%)高の
2452.42。
小売世界2位の仏カルフール
さえない見通しを発表した。
金融株は下落。ロイヤル・バンク・ オブ・スコットランド(RBS) <
%、クレディ・ アグリコール
BNPパリバ
取得について、計画通りに進められなくなったことを明らかにした。
鉱山・石油株も売られた。原油先物価格が4.5%近く下落し1バレル=38ドル付近
に落ち込んだほか、需要懸念が高まり金属価格も下げたことが背景。
BP <
ディフェンシブ株は上昇。ボーダフォン <
4.5%上げた。
[東京 19日 ロイター]