箱〇購入記
ネットで色々調べた私は、XBOX360(略して箱○)の購入に踏み切ったのだが、やはり日本のマーケットでは箱○の存在感は薄い・・・。
「FORZA2」自体は「BOOK OFF」で中古ソフトを手に入れたものの「レーシング・コントローラー」はどこにも売ってない。
「新宿」の電気屋を残らず探すもない。
箱○本体はどこでも売っているのに、のに、のに。
何故この日私があくまでセット買いに拘ったかというと、「うちの奥さんと息子」が外泊して思う存分FORZA2を楽しめる週末が私を待っていたからだ。
このチャンスを逃すわけにはいかない。
私は無い頭をひねって考えた。
「そうだ!蛇の道は蛇!秋葉に行こう!!」
私は早速中央線に乗って「秋葉」を目指した。
しかし、秋葉につけば簡単にゲットできるわけではない。
私は地道な聞き込み捜査の末「ソフマップ」ならあるかも?との有力な情報を得てソフマップに向かった。
果たして「レーシング・ホイール」はひとつだけ在庫があった!
正に砂漠にオアシス。
私はこれもって家に帰るのはキツイぞ!という事実をも忘れて嬉々としてレジに向かった。
帰宅するサラリーマンで混み合う山手線で巨大な「ワイヤレスレーシングホイール」の箱に好奇の視線を感じながら私は期待に胸を膨らませていた。
混み合う通勤電車で顰蹙をかうこと2時間。しかし、まだ試練は残っていた。
自宅の最寄り駅そばにある「YAMADA」で箱○をゲットせねばならない。
しかも「ワイヤレスコントローラー」「箱○」を両手に持って家まで10分の道のりを歩いて帰らねばならんのじゃ。
期待通り、「YAMADA」で箱○をゲット。
箱は「ワイヤレスレーシングホイール」よりも小さいが結構重い。
落としたら壊れてしまいそうなので、慎重に休み休み帰る。
家に着いたらもう9時を回っていた。
秋葉に向かったのが5時頃だったので、結構長い買い物だった。
とりあえず夕飯をとって、おもむろに箱を開ける。
部屋の中は包装紙やパーツの入っていたビニール袋でごった返し、説明書を読みつつ設置。
XBOX360
否、本来フェラーリやポルシェを買ってサーキットをガンガン走りたいのだが、その為の時間も金も無いので、(主に金)レース・ゲームで「疑似体験」をしているわけだ。
「グランツーリスモ」シリーズを筆頭に、「首都高バトル」「エンスージア」などさまざまなレース・ゲームを楽しんできた。
「グランツーリスモ」もプロローグが発売され、そろそろPS2からPS3に乗り換えようかと考えている最中「Amazon」の書き込み読んだことが、私の人生を大きく変えることになる。(おおげさ・・・)
「グランツーリスモ5」の書き込みに、「FORZAの方がはっきりいって全然上」と吐き捨てるように書いてあったのだ。
「FORZA」って何?
私は俄然「FORZA」に興味を持ち、ネットで検索した。
「FORZA」とは、「FORZA MOTOR2」の事で、マイクロソフトが金に物を言わせて「フェラーリ」「ランボルギーニ」「ポルシェ」などの高級スポーツ・メーカーから許諾を受けゲームに使っているのだ。
私の様ないわゆる「スーパーカー世代」にとって、たとえゲームでさえ「スーパーカー」を「操る」「所有する」という事は何者にも代え難い喜びなのだ。
「よしFORZAを買おう!」
私は即決した。
「グランツーリスモ」でいつか「F40」や「F50」が登場することを期待していたのだが、なかなか実現しないし、(最近やっとF40が登場したよう)しかもFORZA2はドライビング・シュミレーターとしての機能は「グランツーリスモ」を遥かにしのいでいるという噂だったので、是非試してみたくなった。
実は、以前にもPGR3というゲームがあることは知っていたのだが、その時は「PS2」+「GT FORCE Pro」という設備投資を行ったばかりだったので、PGR3(このゲームにもフェラーリ、ランボルギーニが登場する)に乗り換える事は難しかった。
私は2008年4月1日、「XBOX360」+「ワイヤレスレーシングコントローラー」+「FORZA2」を購入しました。