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欧州株式市場サマリー(1/6)

ロイターより抜粋


FT100種総合株価指数(ロンドン) <.FTSE>
 終値      4638.92(+59.28)
前営業日終値   4579.64(+17.85)
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クセトラDAX指数(フランクフルト) <.DAX>
 終値      5026.31(+42.32)
前営業日終値   4983.99(+10.92)
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CAC40種平均指数(パリ) <.FCHI>
 終値      3396.22(+36.30)
前営業日終値   3359.92(+10.23)
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 <ロンドン株式市場> 6営業日続伸。金属価格の上昇を受けて鉱山株が買われ、指数
を押し上げた。このところ下げていた医薬品株にも買いが入った。
 鉱山株では、エクストラータ <XTA.L> が13.4%、ベダンタ・リソーシス <VED.L> が
11.3%、リオ・ティント <RIO.L> が11.1%、アントファガスタ <ANTO.L> が
7.9%、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC) <ENRC.L> が11.2%、
それぞれ値上がりした。
 シティ・インデックス・マーケッツの市場チーフストラテジスト、トム・ホウガード氏
は「過去42営業日で最も高い水準で取り引きされている。待望の大幅上昇で5000を
上抜ける可能性もある。ただ、今後数日は利益確定の売りで若干下落したとしても驚きで
はない」と述べた。
 医薬品株では、アストラゼネカ <AZN.L> 、グラクソ・スミスクライン <GSK.L> 、シャイア
・ファーマスーティカルズ <SHP.L> が2.2─3.5%高となった。
 石油株は安い。BP <BP.L> は1%、ロイヤル・ダッチ・シェル <RDSa.L> は0.2%、そ
れぞれ値下がりした。
 金融株ではHSBC <HSBA.L> 、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
<RBS.L> 、ロイズTSB <LLOY.L> が2.9─5.3%安となる一方、スタンダード・チャ
ータード <STAN.L> 、バークレイズ <BARC.L> 、HBOS <HBOS.L> は1.4─8.2%高とな
った。
 ヘッジファンド大手マン・グループ <EMG.L> は17%高。アテナ・ギャランティード・
フューチャーズの純資産価値が過去12カ月に25%近く上昇したことを明らかにした。
 プライベートエクイティの3iグループ <III.L> は21%超値上がりした。アナリスト
によると安値拾いの買いが入ったという。

 <欧州株式市場> 6営業日続伸。金属価格の上昇や主要政府の大規模なインフラ投資
への期待感を背景に、鉱山・鉄鋼株が買われた。
 FTSEユーロファースト300種指数 <.FTEU3> は16.56ポイント(1.90%)
高の889.57。11月10日以来の高値で引けた。
 DJユーロSTOXX50種指数 <.STOXX50E> は25.02ポイント(0.98%)高
の2578.43。
 鉄鋼株では、世界最大手のアルセロールミタル が14%、リオ・ティント
<RIO.L> が11%、エクストラータ <XTA.L> が13%それぞれ上昇した。
 DJユーロSTOXX資源株指数 <.SXPP> は、世界的な景気低迷を受けて景気循環株が
売られたことで、2008年全体では65%と大幅に低下した。ただ、09年の資源株は、
各国政府の景気活性化に向けたインフラ投資拡大が寄与し、早期に回復する可能性がある
とアナリストは指摘した。
 フォルクスワーゲン(VW) は12%高。高級車メーカーのポルシェ
が議決権ベースの出資比率を50%以上に引き上げたとの前日のニュースを
好感した。フォルクスワーゲンは、12月の米国での販売台数が競合と比べおおむね好調
だったことにも支援された。
 自動車株ではダイムラー 、ルノー も上昇した。
 公益事業株ではGDFスエズ が5%下落。ロシアとウクライナのガス価格交渉
をめぐる問題が深刻化する中、ロシアからフランスへのガス供給量が70%落ち込んだこ
とを明らかにした。
 11月の米製造業新規受注が4カ月連続で減少するなど、この日発表された米経済指標
の弱い内容を受け、欧州株式市場は終盤にかけて上げ幅を縮小した。

                           [東京 7日 ロイター]

一勝九敗


bigmokaruのブログ-一勝九敗

先日の「カンブリア宮殿」でも取り上げられていた

柳井氏の著書「一勝九敗」を読みました。


柳井氏は、ユニクロを展開する

ファーストリテイリングの社長ですが、

昔から空気を読まない発言が好きでした。


先日「カンブリア宮殿」を観た時には、

この人もずいぶんマイルドになったなあと

思いました。


柳井氏は、意外にも小さい頃は、

内気でおとなしい少年だったそうです。


1971年、早稲田大学を卒業した後、

ブラブラして5月にジャスコ(現イオン)に入社する。


1972年の2月には仕事に面白みが感じられず退職。


その後父に呼び戻され家業の「メンズショップ小郡商事」に

入社した。

地方都市の洋服屋で、たいして儲かっていなかった。

短いとはいえ、ジャスコで仕事を覚えた手前

社内でおかしいと思うことはこうすべきだと訴えたところ、

1人を残して従業員は皆辞めてしまい、

1~10まで残った従業員と負担するはめになった。

その上父親から会社の実印と通帳を渡され、

引くに引けない状況になった。

25歳だった。


山口県宇部市という地方都市にいたので、

最新の情報を得るためにファッション・雑貨などの雑誌を

よく読んでいた。

年に一度はアメリカやイギリスなどの海外に出かけ

むこうの小売を視察して歩いた。

エスプリ、ベネトン、ギャップ、リミテッド、ネクストなどの

小売チェーンを見て刺激を受けた。

本業の紳士服の他にカジュアルの店も開いて、

好きなものを仕入れては店舗で売った。


この時期柳井氏は、婦人服、カジュアルなどの店を開き

開いてはつぶすという試行錯誤を続けた。


1984年に「ユニクロ」一号店を開いた。


ユニクロの発想は、アメリカの大学生協に立ち寄った時に生まれた。

学生が欲しいものをすぐにでも手に入れられるような品揃え、

それでいて接客がいらない。


売らんかなという商業的な臭いがしないし、

買う側の立場で店作りされている。

本やレコード店と同じようにすーっと入れて、

欲しいものが見つからない時は気楽に出て行ける。

こんな形でカジュアルウェアの販売をやったら面白い

と思って始めたのが、ユニクロだった。


このユニクロ1号店は、売れた。

オープン初日には、入場制限しなければならないほど

顧客が殺到した。


「これはいける」と思った柳井氏は、

他の店舗を閉めユニクロに特化することになる。


しかし、売り上げはあがるが儲からない。

当時は問屋から仕入れた服を売っていたので、

利幅が薄く、仕入れる中には売れない商品も混ざっていた。

相手も商売だから売れる商品ばかりを卸してはくれない。

在庫は持ちたくないので、

売れ残った商品は叩き売ってでも消化する。

だから売り上げの割には利益が上がらなかった。


この事から柳井氏は商品を自社で生産する事を思いつく、

売れない商品を作れば在庫を抱えるリスクもあるが、

自らリスクを取って商品を作れば

売りたい商品を安く手に入れることもできる。


ここらへんは、家具の「ニトリ」と似てますね。


売れない時代に、「ユニクロ」と「ニトリ」が

数少ない勝ち組に上っているのも

偶然ではない。


1998年「原宿店」オープンと同時に

長年温めてきた「フリース」が大ブームになる。


1999年には東証一部に上場。

店舗数は、355店舗に拡大。


2002年フリースブームが一巡し、

上場以来初の減収減益となる


2000年のITバブルの時に私は、

暴騰する「ファーストリテイリング」

に手が出なかった覚えがある。

ファッションに興味の無かった私にとって

「ファーストリテイリング」のフィーバーぶりが

信じられなかった。

まだ「eコマース」の方が将来性があると思えた。


2002年になるとファーストリテイリングの

減収減益が話題になった。

あちこちにできる「ユニクロ」を見ていて、

ちょっとやりすぎじゃないと思っていた私は、

「やっぱりね」と思ったものだった。


しかし、柳井氏はこの減益を当然の事と受け取っていたようだ。

本人もいつかブームが終わると思っていて、

「やっぱりね」という感じだったようだ。


本書の題名の「1勝9敗」もここからきていて、

新しいことに挑戦する限り失敗は仕方ない

ただ全部を吹き飛ばすような失敗をしてはいけないと言う事だ。


日本人は「失敗」に対して手厳しい民族である。

だからうまくいった人の人まねばかりするし、

人と違った事をして失敗するくらいなら、

皆と一緒に失敗したほうがいいと考えたりする。


日本人にも柳井氏のようなチャレンジャーも

いるかと思うと日本もまだまだ捨てたものではないかもね。




米国株式市場サマリー(1/5)

ロイターより抜粋


ダウ工業株30種(ドル) <.DJI>
     終値       8952.89(‐81.80)
     始値       9027.13
     高値       9034.37
     安値       8892.36
   前営業日終値   9034.69(+258.30)
ダウ輸送株20種      3626.54 (‐24.48)
ダウ公共株15種      382.00 (+3.18)
NYSE出来高概算     13.23億株
   値上がり(銘柄)   2086
   値下がり(銘柄)   1033
   変わらず        60
S&P総合500種 <.SPX>
     終値       927.45(‐4.35)
     始値       929.17
     高値       936.63
     安値       919.53
ナスダック総合 <.IXIC>
     終値       1628.03(‐4.18)
     始値       1621.48
     高値       1640.46
     安値       1604.63
フィラデルフィア半導体株指数 <.SOXX>     223.29 (+1.38)
シカゴ日経平均先物3月限(ドル建て)終値 9280 (+210)大証終値比
シカゴ日経平均先物3月限(円建て)終値 9195 (+125)大証終値比
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 反落。利益確定売りが圧迫したほか、携帯電話機販売の減速に対する懸念を背景に大手
通信会社が値下がりした。
 ダウ銘柄の通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ <VZ.N > とAT&T <T.N > は、バ
ーンスタイン・リサーチによる投資判断引き下げを受けて急落した。バーンスタインは、
携帯電話機販売の減速と固定電話販売の減少を予想している。
 ドイツ銀行は、JPモルガン・チェース <JPM.N > をはじめとする大手商業銀行16行の
利益予想を引き下げた。これを受けて金融株も売られた。JPモルガンは7%近く急落。

 米株市場は年末年始の休暇で営業日の少なかった前週、6%超上昇した。世界大恐慌以
来最悪の年となった2008年が終わり、回復への期待が高まっていた。
 ナイト・エクイティ・マーケッツのマネジングディレクター、ピーター・ケニー氏は
「過去6―7週間のパフォーマンスにより市場はやや圧迫されるだろう。投資家は様子見
姿勢を取るよりも利益確定の売りを出すことに積極的だ」と指摘した。

 S&P電機通信株指数 <.GSPL> は3.9%安。バーンスタインがベライゾンとAT&T
の投資判断と目標株価を引き下げたことが嫌気された。ベライゾンは6.2%下落。
AT&Tは3.4%安。
 フィラデルフィアKBW銀行株指数 <.BKX> は3.7%安。S&P金融株指数 <.GSPF> も
2.5%下落した。JPモルガンは6.7%急落し、ダウの下げを主導した。
 一方、ダウ銘柄の自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM) <GM.N > は1.6%上昇。同
社の12月の米自動車販売が予想ほど悪くなかったことが背景。フォード・モーター
<F.N > は4.9%急伸した。
 原油価格の上昇を受けてエネルギー株も買われた。米原油先物は、イスラエル軍のガザ
侵攻などによる供給懸念から5%超上昇した。S&Pエネルギー株指数 <.GSPE> は
1.4%高。コンソル・エナジー <CNX.N > は8.5%急伸した。
 ナスダック銘柄のアップル <AAPL.O > は4.2%上昇。スティーブ・ジョブズ最高経営責
任者(CEO)が健康状態について投資家を安心させたことが背景。


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