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ビジネス脳を創る 7つのフレームワーク力

またまた「勝間本」です。


bigmokaruのブログ-ビジネス脳を創る

勝間氏の本は、

いつも非常にロジカルで、

読んでいてついつい納得させられてしまう。


ここで言う「フレームワーク力」とは、

既存のフレームワークを正しく使う能力、

そして新しい自分でフレームワークを作っていく力の事。


この本には、

以下のような思考方法が、

だだーっと書いてある。


ちょっと抜き出してみると、


ビジネス思考力


1.ビジネスの場を中心として

2.限られた情報と限られた時間の中で

3.より適切な推論・判断を行い

4.より適切な行動を起こすことで

5.より高い付加価値を生み出す能力


思考の6つの段階


1.知識 暗記力(事実、言葉、やり方、分類を知っている)

2.理解 内容を解釈したり、言い換えたり、説明したり、推し量ったりする能力

3.応用 知識を1つの状況から別の状況に移すことができる能力

4.分析 全体の中の部分を見つけたり、区分けしたりできる能力

5.統合 部分を組み合わせて、統一された全体を作り出せる能力

6.評価 基準を使って情報の価値や使い道を判断できる能力


ビジネス思考力で得られる果実


1.将来のできごと、世の中の変化の方向が高い確率でわかる

2.高い確率でこれからの判断ができるようになるため、

  事前準備に時間が使え、リスクをより管理できるようになる

3.状況判断が迅速かつ的確になり、

  新しい行動がとりやすくなる

4.自由な時間が持て、よい収入が得やすい職業・

  仕事に就くことができる

5.日常の仕事において無駄な作業がなくなり、

  長時間労働を防ぐことができる


論理思考を身につけるための

3つの基本テクニック


1.MECEに分類する癖をつける

  Mutually(相互に) Exclusive(排他的で)

  Collectively(全体として) Exhaustive(漏れが無い)

  の頭文字をとったもの。

2.ピラミッド・ストラクチャーで展開する

  

3.全ての思考を仮説からスタートさせる


論理思考力をつける実践方法


1.日常の業務に即した練習問題をひたすらやってみる

2.論理パズルを隙間時間にせっせと解く

3.日々、原因と結果を考える時に「なぜ5回」を繰り返す

4.日常的に観察から仮説を作る習慣をつける

まあ、読んでいくと様々な考え方があって、

正しく物事を認識するには、

色々な方法を複合的に使った方が良いと言う事ですね。

ただ、途中で私なんかは「ゲップ」が出ちゃいましたけどね。

例によって巻末には、

勝間氏の推奨本が載っていたので、

ご紹介しましょう。

(数が多いので、特にお勧めのものだけ)

「まぐれ-投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか」

「ブルー・オーシャン戦略」
「急に売れ始めるにはワケがある」

「誘惑される意思」

「人間この信じやすきもの」

王将フード (大東隆行氏)

今週の「カンブリア宮殿」は、

「王将フードサービス」社長

大東隆行氏でした。


bigmokaruのブログ-大東隆行氏

この外食不況の中「王将フード」は、

4年連続で売上高、利益とも最高益を更新だとか。

しかも2008年時点で全326店舗が

黒字経営と言うことらしい。


ここで、王将の儲かりの秘密を探るべく

歴史を紐解くと、


1967年 京都四条大宮に「王将」一号店が開設。

1969年 大東氏は、入社した


その後、王将は全国展開を果たし、

大東氏は、その陣頭指揮を執った。


1990年代 王将は全国400店舗まで拡大した。


しかし90年代以降、

外食産業は過当競争になり

王将も次第に経営が悪化した。


2000年には、有利子負債が470億円に達し、

王将の経営難は深刻的な事態を迎え、

その時に、大東氏は社長に就任した。


(私は最初大東氏が

「再建請負人」のような人かと思ったのですが、

王将の生え抜きだったのですね。

そう考えると、

この王将の再生ストーリーは、

「吉野家」の安部修二社長のケースと

結構似ている気がします。)


経営再建の為に大東氏が取った政策は、


〇客席から厨房が見えるようにした

〇作業工程を簡略化する為に食材を工場で加工していたが、

 現場で加工して鮮度を保てるようにした。

〇味付けは市販の調味料が使われていたが、

 独自のものに変更した。

〇王将用語を復活させた


いわゆる「原点回帰」を行ったのだ。


外食産業が王将のテリトリーである中華の分野に進出してきたので、

(バーミアンとかね)王将もファミリー層向けの店舗を拡大した。

これが、失敗の原因だったよう。


(ここら辺も、吉野家が多店舗化によって

粉末のタレを使ったりして顧客の支持を失ったのと

似ています)


この政策によって店は活気を取り戻し、

2005年には業績も上向きだした。


あまりにも単純なのだが、

大東氏の言うように、

「当たり前の事を高いレベルでやる」


しかも、継続する事は、実は簡単ではない。


(日本の政治も構造改革路線で行っていたのに、

いざ景気が悪化すると、

元の官僚政治に逆戻りしてますからね)


また、


「損するのは最初、儲けるのは最後」


の精神で、毎日クーポン券を毎日700万円分配布。

月に直すと、1億3千万分らしい。


しかし、そのクーポンのお陰で、

1日あたりで10%の売り上げ増があるらしい。


また、顧客に利益を還元するという意味では、

30分の皿洗いで食事代をタダにするという、

ボランティア?も行っており

既に利用者は累計5000人にも及ぶ。


そして、売り上げを維持するため

毎日の売り上げ日報をチェックし、

売り上げが前年比で続けて悪いところに、

エリア・マネージャーが直接指導する。


エリア・マネージャーの年収は1000万を越えているらしい。

ちょっと、王将のイメージが変わりましたね。

米国株式市場サマリー(1/27)

ロイターより抜粋


ダウ工業株30種(ドル) <.DJI>
     終値       8174.73(+58.70)
     始値       8117.39
     高値       8225.79
     安値       8083.14
   前営業日終値   8116.03(+38.47)
ダウ輸送株20種      3021.10 (+53.51)
ダウ公共株15種      377.53 (+1.68)
NYSE出来高概算     11.72億株
   値上がり(銘柄)   2078
   値下がり(銘柄)   950
   変わらず        110
S&P総合500種 <.SPX>
     終値       845.71(+9.14)
     始値       837.30
     高値       850.45
     安値       835.40
ナスダック総合 <.IXIC>
     終値       1504.90(+15.44)
     始値       1494.12
     高値       1513.21
     安値       1488.81
フィラデルフィア半導体株指数 <.SOXX>     217.28 (+7.39)
シカゴ日経平均先物3月限(ドル建て)終値 8060 (‐20)大証終値比
シカゴ日経平均先物3月限(円建て)終値 7975 (‐105)大証終値比
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 続伸。前日発表されたクレジットカード大手アメリカン・エキスプレス(アメックス)
<AXP.N > の第4・四半期決算が予想を上回り、米消費者信頼感の低迷を相殺する形となっ
た。
 半導体大手テキサス・インスツルメンツ(TI) <TXN.N > は3.7%高。第4・四半期
決算が予想より小幅な減益にとどまったことが支援材料となった。フィラデルフィア半導
体株指数 <.SOXX> は3.5%上昇した。
 金融株が大きく上昇し、S&P金融株指数 <.GSPF> は3.7%高。アメックスが9.7
%急伸したほか、シティグループ <C.N > は経費削減の方針をあらためて表明したことを受
けて6.6%上昇した。
 USスチール <X.N > は6.9%高。第4・四半期決算が8倍以上の増益となったことを
好感した。
 ナスダックではリサーチ・イン・モーション(RIM) <RIMM.O > が6.3%、
アップル <AAPL.O > が1.2%、それぞれ上昇した。
 ただ、この日発表された経済指標は消費者セクターの弱まりを示す内容となり、コンフ
ァレンス・ボード(CB)発表の1月の米消費者信頼感指数が過去最低水準となったほか
、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・シラーが発表した11月の主要
20都市圏住宅価格指数は前年比で過去最大の落ち込みとなった。
 消費者関連株ではホーム・デポ <HD.N > が2.7%、ロウズ <LOW.N > が3.4%、それぞ
れ下落。S&P小売株指数 <.RLX> は1.3%安、ダウ住宅建設株指数 <.DJUSHB> は2.4
%安となった。
 ベライゾン・コミュニケーションズ <VZ.N > は3.3%安、AT&T <T.N > は3.4%安

 デルタ航空 <DAL.N > は赤字決算が嫌気されて20.1%急落した。

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                          [東京 28日 ロイター]