思うように資金調達ができない方へ -2164ページ目

野球の話 日ハムの輝きとオリックスの凋落

10月6日

一昨日だったと思いますが、MSNのスポーツニュースサイトで、

次のような二宮清純スポーツキャスターの書いた記事を見ました。

私もまったく同感でしたのでコピーしましたので、ご一読ください。


北海道日本ハムファイターズが球団史上初の連覇を達成した。昨季限りでチームきってのスター新庄剛志がユニホームを脱ぎ、主砲の小笠原道大はFA権を行使して巨人へと去った。貴重な左のセットアッパー岡島秀樹はレッドソックスへ--。相次ぐ主力の離脱を受け、開幕前の下馬評は「Bクラス転落も」。実際、出だしは悪かったが、接戦を確実にモノにする粘り強い野球で、あれよあれよという間に抜け出した。  一方、パ・リーグの最下位は3年前に近鉄球団を吸収合併したオリックス・バファローズ。優勝した日本ハムとのゲーム差は17(4日現在)。数字だけを見れば日本ハムの総本塁打が73本であるのに対し、オリックス119本などいくつかの点で優勝チームを最下位チームが上回っている。にもかかわらず、これだけのゲーム差がついた理由は何か。  私は球団のビジョンの差ではないかと考える。日本ハムが北海道移転を機に道民球団を目指したのに対し、オリックスはいまだに球団名に地域や都市名を入れようとしない。要するに「球団は企業の私物」と捉(とら)えているのだ。  次々とスターが去っても、道民球団・日本ハムの観客動員力に陰りは見られない。一方、地域に軸足を置こうとしないオリックスは、どうしてもスター頼みになる。その典型的な例が清原和博に対する異様とも思える気の遣いようだ。左足の故障で、今季は1試合も出場していない。それでも解雇できないのは「ファン離れに拍車がかかる」との経営判断によるものなのか。球団がタニマチ的な発想を捨て、公共財としての在り方を模索しない限り、日本ハムとの差は埋まらないだろう。

 

私も今年の日ハムの頑張りには本当に驚きましたし、

何よりもすごいのは北海道でカッコたる地位を築き、

観客動員数が12球団中5位、パリーグではソフトバンクに次いで2位( 1,833,054人)であるところです。

 

正直なところ、日ハムが東京ドームを本拠地にしていた頃、

目立った球団ではなく、多分観客動員数もとてもパリーグ2位なんていう状況ではなかったと思います。

 

それに引き換え、オリックスは、

近鉄と合併する前は、阪神大震災の年にパリーグ制覇し、

ユニフォームの袖口に、確か頑張ろうKOBEと言ったスローガンがあり、

明らかに神戸の球団という位置づけが明確で、

イチローもいたし強かったこともあって、

ちょうど今の日ハムやロッテのような人気球団であったと思います。

まさに地域に密着したすばらしい状況があったと思います。

事実日本一になった96年には179万4000人という観客動員があったのですから、

今年の 1,137,186人と言う数字はいかにも寂しい限りです。

  

その頃私は兵庫県の西宮市に住んでいたので、

本来なら阪神ファンで甲子園に行きたいと思うほうが自然かもしれないのに、

むしろグリーンスタジアムのオリックスの方が魅力的な印象があったりして、

忙しかったので行けませんでしたが、本当に行ってみたいと思ったほど、

オリックスには魅力がありました。

 

オリックスが弱くなり人気が無くなったのは、

私の独断かも知れませんが、近鉄と合併した後だと思います。

実力があり人気もあった仰木彬監督の死去も大きく影響したと思いますが、

やはり月とスッポンぐらい性格の違う近鉄との合併と、

また大きく性格の違う神戸と大阪と言う地域にまたがる球団として、

以前のような神戸の球団という明確なアイデンティティーが無くなったことが、

今のように球場の小さい楽天の観客動員を辛うじて抑える程度の、

不人気球団になったのだと思います。

 

それは、まず当時を思い出していただきたいのですが、

数年前に優勝もした近鉄が突然球団経営から手を引いて、

オリックスと合併すると言うことから端を発し、

球団の社会性、公共性が問われ、

球団は企業の私物であってはならないと言う世論形成がなされたことがあったと思います。

 

更に読売や西武と言うどちらかと言えば守旧派のイメージのある球団が、

一リーグ性という明らかに進化ではなく退化というか、

縮小均衡、それも野球は巨人が一番人気があって、

巨人と対戦できるセリーグしか儲からないと言う妄想としか言えない暴論を根拠としたものに、

オリックスが加担しているかのようなイメージを与えたことが、

近鉄の消滅を手伝う悪のイメージと重なって、

一挙にオリックス=神戸市民に愛される市民球団という良いイメージから、

球団を私物化する悪いイメージの球団と一気に人気が無くなったのだと思います。

 

神戸市民にとってみれば、あれだけ愛した球団が、

本拠地を大阪に移し、神戸が準本拠地になり、(3年間だけで神戸は準本拠地でもなくなるはずです)

それもキャラクターのまったく違う近鉄との混成球団となる訳ですから、

神戸市民の熱が一気に冷めたのは当たり前と思い、

この合併に関してのオリックスの経営判断は明らかにミスだったと思います。


事実、どちらかと言えば準レギュラー組みでできた楽天の方が、

地域密着型でイメージ的には数段良く、

着実に人気も力もつけている現在を見ると、

どれだけオリックスのやった経営判断が大間違いであったか分かります。

今年は楽天は堂々4位でオリックスは最下位なんだから、

オリックスファンにとって見ればアホらしくて観にいく気にならないのは良く分かります。 


むしろ、現ソフトバンクのダイエーの地域密着球団としての成功と、

並び称されるほど理想的であった地域に根ざした球団であったのに、

本当に馬鹿なことをやったと思います。

 

そして二宮氏の記事のようなこととなり、

格闘家にでもなった方が良い清原のような、

過去は良い選手ではあったものの、数年にもわたって実績のない、

実力のない選手の個人的人気におんぶに抱っこのような球団経営をするのだから、

人気がなくなるのは当然です。

同じように数年間実績のないローズが活躍したから良いものの、

これが外れていたら最悪だったでしょうね。

 

この二人がいて最悪だった巨人を追われた二人をとって、

帳尻を合わせようとしたオリックスの球団経営は、

ファンにとって見れば、以前は巨人をコテンパにして優勝し日本一になったこともあるのに、

巨人が弱かった原因であったイメージの2選手を取ってお茶を濁すようなことは、

そりゃファンは白けると思いますよ。

いくら清原が関西で人気があるかどうか知りませんが、

セで成功しなかったイメージであることは事実で、

こんな選手に頼る球団を誰が応援するのか、

それも怪我でほとんど出場できないんだから、今の凋落は当然だと思います。

 

日ハムとオリックスのように、

この数年で立場がこんなに変わった球団は珍しく、

二宮氏の記事には非常に共感しました。

 

野球の話なんかどうでも良いと思われるかもしれませんが、

明日も続きます。

私の独断ですが、オリックスの球団の経営判断ミスと、

オリックスが金融機関であることは密接な関係があると思っています。

この辺りを明日も書きたいと思います。

 

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いよいよ総量規制状態になってきた

10月5日

私が前職の時、大変な不動産不況に遭遇し、天国から地獄に落ちたのは、

国の方針でインフレ退治と称して、不動産に関連するお金の流れを止められたからです。

 

もっと言い方を変えれば、

不動産投資のための融資をギューッと閉めるように、国が指示したからです。

 

銀行は不動産会社や事業会社や個人の不動産投資家にはもちろん、

ノンバンクの不動産融資に対するお金も出さなくなったので、

不動産の流動性は大きく支障を来たし、

一気にご存知のような資産デフレに陥って行ったのです。

 

最近あっちこっちから悲鳴が聞こえるようになりました。

不動産会社への融資は滅茶苦茶厳しくなったし、

たとえば転売目的の銀行の不動産融資は壊滅状況になりましたし、

不動産担保ローンを取り扱うノンバンクに対する、

銀行融資もかなり厳しくなってきたようで、

以前のバブル崩壊時の総量規制状態が戻ってきたような気がします。

 

ただ以前と違うのは、日本政府がコントロールできない外資マネーの存在が大きく、

以前のように一気に不動産の流動性がなくなっていないところが、

まだ本格的な不動産不況にはなっていないところだと思います。

 

たとえば、弊社が親しくする外資系不動産担保ローン専門のノンバンクの場合は、

まだ資金は潤沢でまったく問題がありません。

 

それでも最近は比較的審査が甘かった、

国内の私募ファンドへのファイナンスも厳しく規制されていますので、

ファンド組成ができない事例も多くなってきたように、

投資家の買パワーは間違いなく弱ってきていると思われます。

 

もしこれで、外資マネーの不動産への流入が激減すると、

一気にとは言いませんが、不動産市場は混乱する懸念が高くなってきています。

 

また外資についても、ご存知の米国のサブプライムローンの破綻により、

実際私の知っている超大手の外資もお金を閉めてきているし、

かなりやばい状況寸前の状態になっているような気がしてなりません。

 

実際問題として、上場したり、上場間近のような中堅不動産会社は、

本当に思うような資金調達ができず、マジで悲鳴が聞こえ始めています。

 

以前もブログで書いたように、

不動産会社は上場会社程度に業態が大きくなってくると、

数年間事業を休んで寝ていようと言うことができにくいため、

かなり収益性の低いプロジェクトにも投資するし、

無理な資金調達をせざる得ないケースが多く出てくるので、

万一不動産市況が悪くなると、

抵抗力は弱く、一挙に経営破たんしてしまう懸念が大きくなります。

 

こんなことが懸念される現在、

ここしばらく続いていたような、不動産の売り手市場の状況は一変する懸念があり、

この懸念が現実化すると、今までどんどん上がっていた不動産価格は上げ止まるだけではなく、

一気に下がっていくことが予想され、流動性も一気になくなってしまいます。

中堅不動産会社の恐怖感は相当なものではないかと予測されます。

 

懸命な読者の方々なら言わなくてもご理解されていると思いますが、

ここ数年のような気持ちで投資すると危険性は高いし、

資金計画も資金調達も、相当慎重にやっていかないと、

今までより数十倍も困難になっているのでお気をつけいただきたいと思います。
 

本当にノンバンクによっては、ノンバンク自体の資金調達が超厳しくなっていて、

顧客にカネを貸したくても貸せない状況が垣間見えてきているので、

本当に投資判断、経営判断はより熟慮されることをお薦めいたします。

 

不動産投資だけではなく、

少なくともノンバンクと中堅不動産会社への株式投資も、消費者金融同様、

お気をつけいただきたいと思います。

REITについては銘柄次第でしょうね。

正直なところ???です。
 

こんなことを書くと、また業界の関係者か何か知りませんが、

事態のやばさをひたすら煽る事になってよろしくない的な意見を述べる、

頓珍漢な阿呆もいるから困ったものですが、

信念を持って言いますが、

できれば、やばくならないことを祈りますが、

かなりやばい状況になってきていることは事実で、

間違った判断だけはされないように、人生を間違わないように、

少なくとも一層熟慮だけはして後悔しないようにはしていただきたいと思っています。

行け行けドンドン、今までの成功体験の単純な繰り返しは危険です。

 

パチンコ業界、消費者金融に続いてノンバンクと不動産がやばくなってきたことは、

目が開いている人なら当事者も含めて多くの人が感じるようなってきていると思います。

私もそうでしたが、自分ところだけは大丈夫、

自分ところだけは違うんだと思いたくなっている経営者の数は相当増えているようですね。

 

でも、世の中は損をする人がいれば、一方で儲かる人が出てくる、

このことは世の常ですが、

やり方考え方を違った視点から見れば、

大きなビジネスチャンスを感じれる時になったことも事実です。

企業秘密なので書けませんが、

弊社にとっても大きなチャンス到来かなと、弊社の社長とも日々話しているところです。

 

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不動産屋ごっこ

10月4日

不動産の仲介は成約すれば、これほど費用対効果の高いビジネスはないと思います。

でも実際、業としてやってみて、これほど普段の積み重ねと言うか、

日々の継続した努力と投資なしでは成功できないビジネスもないと思います。

 

でも簡単にできそうで、しかも目に見えたリスクは少ないので、

不動産業を営んでいない多くの方々もこのビジネスに参加しています。

ところが現実的には、ほとんどの方は一件も成約せず、諦めることが多いようです。

 

私の周りにもこのような方がけっこういますね。

 

不動産仲介業って、物件の買主を見つけて、売買を完結させれば良いのですが、

売主と買主を、両方知っていることはめったにないことから、

物事が複雑になってきます。

 

それに不動産の情報って、

物件の所有者とつながっていなくても、物件概要外、すぐに手に入る物が多いから、

何のためにするのか理解に苦しむのですが、

所有者の意向とは別に勝手に物件の売り情報が流れているケースも多いですね。

 

毎日やっていると、このような俗に言う有名物件はすぐに分かるから、騙される事はありませんが、

不動産屋ごっこと言っては失礼なのですが、

継続して業としてやっていない方の場合、

信頼できる方でもこのような情報を信じてしまうことも多く、

M資金ではありませんが、訳の分からないことになってしまうことが多いようですね。
 

買い情報も同じです。

これも何でするのか理解できませんが、

まったく買主が購入を決めてもいないのに、

絶対に買うから売主に売り止めをしてくれとか、

まったく迷惑千万な話も多いのには閉口してしまいます。 
  

たまたま弊社はファイナンスのアレンジを業としてきた結果、

売主と買主を直接知っていることが多いので、

このような人迷惑な話に惑わされることは少ないし、

最近のように業として別会社で不動産仲介業をやり、

それなりに実績ができてくると、

本当に様々な情報が数多く入って来ますね。

 

まあ、大手のような殿様商売はできないわけですから、 

情報は数多く広い角度から集めることも重要なので、

怪しい情報でもまったく無視はできませんが、

ものすごく信頼度の高い方の悪気ない偽情報にはマジで参ります。

 

先ほども書いたように不動産仲介は、

高額な物件であればあるほど、それは確かに美味しい話ですから、

他の事では冷静沈着でまともな判断をする方であっても、

成功した時の報酬に目がくらんだり、本当にお金が必要な時だと、

情報を冷静に判断することをしようとしないで、

自分で無意識のうちに、インチキな情報を正しい情報と、

自分で自分を信じ込ませて話に来るから厄介です。

 

時々ファイナンスのお客様でも、

このようなインチキな不動産の仲介で悪い夢を見ているケースも見受けますが、

多分全国で考えると、相当数の人がインチキな情報で、不動産屋ごっこをしているように思います。

 

有力企業の経営者から、政治家など、時々著名な人の名前も出てくるので驚きます。

 

M資金よりは成功した時の報酬は少ないものの、

M資金よりは本当ぽいから、M資金よりはまともな方が騙されているケースが多いのも特徴ですね。

そもそも大型案件などは、

大企業同士の談合の中で決められることが普通なのに、

なんでわざわざ自分に情報が入ってくるのか、

少し冷静に考えれば分かりそうなものなのに、

やはりお金を魅力は惑わす力があるんだと思いますね。

 

このような不動産ごっこは、時間の無駄と信用の失墜をするので要注意です。

 

でも、確かに上手く行くと割りの良い仕事ですから、

この不動産ごっこ症候群はなくならないと思いますね。

 

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