これでも無駄がないと言えるのか
道路特定財源の一般財源化は1年後にするらしいが、
暫定税率廃止は財源に穴が開くからしないと言う福田首相。
このことは首相だけでなく、自民党など与党や地方自治体の首長や新聞も同じことを言いますが、
次の記事を読んでみると、いかにこの人たちが言うことがインチキと言うか、
信じることができないことか分かります。
まずは記事をどうぞ。
道路特定財源からまとまった収入を得ていた国土交通省所管の50公益法人が、余剰資金にあたる内部留保を06年度末時点で合計約555億円ためていたことが分かった。50法人にはすべて国交省OBが天下っており、このうち27法人は国が定めた上限を超えてカネをため込んでいた。
50法人はそれぞれ、ガソリン税など道路特定財源を原資とする道路整備特別会計から、06年度に500万円以上の収入を得ていた。道路特定財源からの06年度の収入額の合計は673億円。事業に必要な額よりも多くのカネが法人に流れ込んだことで、膨大な内部留保が生じていた。
内部留保は毎年度の利益の積み上げで、民間企業は事業拡大資金などに使う。しかし、公益法人は利益追求が目的ではないため、国は年間予算額に対する内部留保額の割合を「原則30%以下」としている。国交省によると27法人の内部留保が国の基準を超え、基準を超えてため込んだ額は計124億円に達した。
50法人には、06年4月時点で国交省のOBが計1264人、役職員として天下っている。こうした役員の多くは、年間の上限報酬が1500万~1800万円だった。
道路財源の使い方について見直しを進めている国交省は、50法人を数年内に半減する方針だ。限度額を超えた内部留保の扱いについては、国庫へ返還させる方向で調整している。
これじゃ道路特定財源の暫定税率分がなくなると財源に穴が開くなんて話が、
如何にインチキな話と分かると思いませんか?
確かに穴は開くけど、これと同額あるいはそれ以上の財源を、
無駄をなくすことで補填できそうだと思いませんか?
今日の記事は国全体から見ればほんの一部のことで、
道路特定財源だけでもこんなムダがあるわけですし、
そもそも、よく政治家の名前が通称に使われているような、
必要とは思えない道路や橋まで考えれば恐ろしい金額のムダがあるように思います。
国全体をくまなくチェックすれば、どのくらいのムダがあるか、
所轄官庁だけ見ても、道路特定財源の国交省の他、
財務省、農水省、厚労省、文科省などなど、
特に国会のチェックの入らない200兆も300兆円にも上る特別会計の中身たるや、
どれぐらいのムダが実際にあるか分からないくらいで、
せめて10%でも節約すれば、今回の財源の穴など埋まっておつりが来るでしょうし、
理論的には、自民や財務省が上げたがっている消費税だって、
撤廃できるかも知れず、
よくもこんなムダを内在しながら日本は今のような繁栄が築けていると、
逆に日本の潜在力の大きさに驚いてしまいます。
記事に戻れば、550億円の内部留保よりも、
もっと突き詰めれば内部留保をしている公益法人自体必要かといえば、
こんなもの役人の天下りのためにでっち上げられて作られたものばかりで、
全廃しても、多分日本にとって何も影響なんかないと思います。
記事の最後の部分には法人の数を半数にするとか、
限度額を超えた内部留保、多分124億円のことだと思いますが、
国庫に返還するなどと一見殊勝なことを言っているようですが、
言っているだけで、今後どうなるかは怪しいものだと思います。
こんな公益法人なんか全廃してしまえば良いと思いませんか?
こんな法人でもなくなれば、
銀座のクラブや料理屋やハイヤーの利用客が減るから、
それなりにマイナスの経済効果があるかも知れませんし、
天下りじゃなく入社した人もたくさんいる訳だから、
そもそも、こんな社会性も存在理由もない法人に入ること自体、
その動機を聞きたいぐらいで、極端な言い方かもしれないけれど、
売国奴の構成員の行く末を心配するような気持ちには、申し訳ないけれど、とてもなれません。
それに、やる気があり有能な人材なら民間への移行もできるはずで、
効率的なところへの労働力のシフトができて万々歳と私は思います。
今回の記事のような、国の無駄なお金の使い方を一度集めてみたいと思いますが、
記憶しているものだけでも数多くあり、
こんな記事を読むと、弊社の顧客で資金調達に困っている中小企業の世界と、
まったく別次元の世界が日本には存在していて、
まともに納税なんかする気がなくなったとしても不思議ではないし、
高いガソリンや高速料金を支払う気も失せて当然ではないでしょうか。
新聞にしても、軽々しく暫定税率が廃止されると国と地方の財源に穴が開くと、
財源の入り口だけの話を書くのではなく、
無駄な出費をチェックする出口の話とリンクした議論を展開して欲しいと思います。
ここでも暫定税率を一切不可とする民主党の主張は100%正しいと私は思っています。
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最初から白川総裁で良かったんでは・・・
空席状態が続いている日銀総裁の人事について、政府は11日頃の7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)に間に合わせるため、新たな人事案を7日に国会に提示する予定。
複数の関係筋によると、政府・与党は、新総裁に現副総裁で総裁代行の白川方明氏の昇格、副総裁候補に前財務官の渡辺博史一橋大大学院教授を起用する人事案を水面下で民主党に打診した。民主党では、白川総裁案をおおむね好意的に受けとめているものの、副総裁案も含めて一部に慎重な意見もあり、なお提示を含めて流動的な面が残されている。
この記事を読んで、なぜ最初から白川総裁ではいけなかったのか、
素朴な疑問を持ちませんか?
白川副総裁が当初から総裁であれば、何ら問題なく総裁人事は決まったはず。
要は総裁の椅子を財務省の一天下り先と考え、
今までの日銀と財務省のタスキ掛け人事を強行しようとしたからです。
それを多くの新聞やテレビの報道では、
財務省出身だから反対する民主党が責任政党として無責任と、
的外れな批判をしてきた記者達の馬鹿さには驚いてしまします。
(馬鹿じゃなく確信犯だから嫌になってしまいます・・・・)
何代かに一人、事務次官出身者は日銀総裁になるなんて、
こんなくだらない官僚主導の人事を容認してきたことが、
極論かも知れませんが、日本を官僚独裁国家に貶めてきた原因ではないかと思いますし、
このことに目をつぶり、官僚独裁国家の広報機関のような役割を果たしていることに、
新聞記者として恥ずかしくないのかと問いたくなります。
もう一つ驚くような記事を読んだのですが、それは次の記事です。
福田康夫首相は財務省出身者の総裁起用にこだわっていたが、民主党の反対が強いとみて断念。副総裁に就任したばかりの白川氏を昇格させる代わりに、後任に財務省出身の渡辺氏を充て、バランスを保つ方針に転じた。
この期に及んでまだ財務省出身者にこだわる福田さんって変じゃないですかね。
他の新聞記事では、白川副総裁で渡辺総裁が望ましかったけれど、
民主党の反対が強いと見て、白川総裁にしたなんてことを書いてありましたが、
要は日銀総裁として能力や見識について、誰が相応しいかではなく、
今回は財務省出身者にしたいと言うことを最優先で考えているだけじゃないかと思い、
これはひどい時代錯誤に陥っていると考えています。
衆参ネジレ現象を批判する人もいるし、その批判はあたっている所もあるとは思いますが、
でも、もしネジレ現象がなければ、今頃は財務省事務次官出身の武藤氏が、
順番どおり粛々と就任していたはずで、
官僚独裁国家の人事通りにことが運んでいたと思います。
この意味では、衆参ネジレ現象は官僚天国を打破するためには良い事だとつくづく思いました。
だから、官僚独裁国家の広報機関である各新聞などが、
ネジレ現象はおかしいと、本当は衆議院は小泉郵政解散時の民意の現われであって、
それ以降民意を聞こうとしない自民党こそ、おかしいのに、
民主党が悪いかのような記事を書きまくる様は、見苦しい限りに感じます。
もう騙されるのは止めたいと思いますし、
日本国民はそんな馬鹿ではなく、いい加減にしろよと心から思うところです。
これでは世論調査で、次の首相に誰が相応しいかと言う質問に対して、
小泉元首相が福田さんの何倍も支持される理由が分かると言うものです。
また小沢民主代表にも福田さんの倍の支持が集まっています。
福田首相は本当に期待はずれな首相でしたね。
前任の首相があまりに変な人物だったので、少しは期待していたのですが、
ここまで財務省ぴったりでは白けてしまいます。
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本当に統合した伊勢丹と三越
何度か書いたことがありますが私は大学を卒業して2年間弱、
高島屋の管理部門で働いた経験があります。
生家がサラリーマンとは程遠い環境であったし、
私自身極めてわがままで、よく言えば独立心が高く、
おまけに父が経営していた会社の一部門を任されるような話もあって、
大卒で入社した東京支店の男性社員の中で一番早く退社したのは、
高島屋には悪かったのですが、ほぼ予定通りの行動でした。
ただ配属されたのが売り場であれば、多分もっと長く勤めていたか、
今年の定年までひょっとしたらくびにでもならなければ在籍していたかも知れず、
管理部門に配属されたのは私にとっては致命的で、
コースとしては良かったみたいですが、肝心の百貨店の営業に魅力を感じていたから、
早々に退社した訳です。
だから、わずか2年の在籍でしたが、百貨店業界にいたこともあり、
今でも百貨店業界の動向や百貨店の経営にはかなり興味があって、
定期的に様々な記事を読んだりしたり、新しい店舗があれば見に行ったりしています。
そんな中、私の認識では伊勢丹と三越の経営統合は、
聞いた時かなり驚きましたね。
そもそもここ数年の三越の不振はひどく、
私が高島屋にいた頃のダントツだった存在から考えると、
その凋落振りは激しく、いずれは高島屋か大丸と経営統合するかなと思っていました。
いろんな見方があると思いますが、
伊勢丹も呉服店出身で、その意味では高島屋・三越・大丸・松坂屋と同じですが、
昔の伊勢丹は知りませんが、呉服の営業の存在感が、他の4つの百貨店と比較すると少ないし、
美術品や絵画や宝石貴金属のイメージも希薄で、
多分年配の人に聞くと、今では押しも押されないナンバーワンのイメージですが、
どちらかと言えば高級デパートと言うイメージはなく二流の百貨店だったのに・・・・、
と言う認識が強いと思います。
だから多分三越の社員にしてみれば、
伊勢丹に救済合併されたような現状は容認しにくかったと思います。
でも三越は本当にここ数年、ダメな百貨店になっていたように思います。
一番何がダメかと言うと、全国にいっぱい店舗はあるものの、
まともな店舗の数は本当に少なく、
多分東京日本橋の本店で、全店のほとんど収益を上げているのではないかと思います。
もちろん、全国くまなく各店舗を見たわけではありませんが、
まだまともなのは名古屋店と福岡店ぐらいで、銀座店だって地下と1階はまだしも、
上のフロアに行くと田舎百貨店丸出しのイモ臭い売り場で、
なんで天下の三越がとびっくりしていましたね。
でも名門意識の強い体質の会社だから、
伊勢丹と経営統合が決まった頃から、
伊勢丹はファッションは上手いけど、高級品については三越の方が得意だと言うような、
三越の社員の話とかが記事にもなって、
大手百貨店では一人負けしていたから、あるにはあっても、
直ちに倒産なんて状況ではないから、
私は60・40で経営統合しないと踏んでいたので、
本当に経営統合したことを見ると、相当三越の社員も危機感が強かったのだと思います。
一方伊勢丹の素晴らしさは周知の通りですが、
ここも三越同様、新宿の本店一店への依存度の高い体質は同じで、
伊勢丹にしてみると、この経営統合は非常にメリットがあると思います。
まさに資産の三越をソフトの伊勢丹が凌駕したわけですから、
伊勢丹のメリットは計り知れないと思います。
確かに良いハードを持っていても、良いソフト(ノウハウ)がなければ経営になりませんが、
ノウハウを持つものが一挙に良質のハードを手に入れた訳ですから、
これはすごいことですよね。
このことを言い換えると、三越は人材よりも資産に強みがあり、
伊勢丹は資産よりも人材に強みがあったことになり、
遅かれ早かれ、よほどのことがなければ、
伊勢丹出身者でいずれ要職は占められていくと思います。
このようなことが予想されるのに、経営統合が実現したことは、
繰り返しになりますが、三越の危機感は相当だったんでしょうね。
この経営統合で、三越は悲願であった大阪店の再開のめども立ったし、
何よりも銀座店のリニューアル、いやリニューアルと言うよりも再開発に近いと思いますが、
の目処がたったと思います。
前にも書きましたが、銀座と言う地域は一等地ですが、
大型店がなかったこともあった上、
銀座の街自体が百貨店のような性格の街で、
普通の百貨店では存在感を出すことが非常に難しい地域であったと思います。
普通の百貨店が強みにする高級ブランドのショップだけに頼っていたら、
高級ブランドの日本の本店のような店舗が銀座の街には点在しているわけですから、
もっと高級ブランドに頼らない店作りをしないと成功するはずがなく、
その意味では、独自のノウハウで世界各地から良い物を集めることが、
銀座で百貨店を成功させる必要条件だったと思うのです。
だから、このノウハウに優れる伊勢丹なら、
銀座でも存在感のある、ものすごく魅力のある店作りは可能で、
この意味では、今回の経営統合の最大のメリットは、
新しい銀座店の創造になり、今までの百貨店の殻を抜け出る存在の店舗ができることだと思います。
さらに銀座店は拡張して大型店の最低ラインの5万平米の売り場面積も持つから、
このインパクトは相当強いと思います。
これは、高島屋や大丸・松坂屋にとって見れば脅威だと思いますよ。
ただ、新宿の伊勢丹本店や日本橋の三越本店に与える影響力も強いから、
この辺りの棲み分けをどうするかにも注目しています。
参考までに、この経営統合の記事をどうぞ。
三越伊勢丹HD会長「統合、果実は2年後」
1日に誕生した三越伊勢丹ホールディングス(HD)の武藤信一会長兼最高経営責任者(CEO、伊勢丹社長)と石塚邦雄社長兼最高執行責任者(COO、三越社長)は同日記者会見した。武藤会長は「経営統合の果実は2年後」と述べ、システムなどを一本化する2010年からはっきりした統合効果が表れるとの考えを示した。
武藤会長は統合の目的は「顧客満足の最大化」と強調。高級ブランドに独自企画商品を導入するなどの短期的効果が見込めるものの、目に見えた効果が出るのに2年はかかると表明。10年秋に増床開業する三越銀座店がは「統合のシンボルになる」と述べた。
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