資金調達の現実 3
今日はノンバンクの審査における属性の問題についてです。
ノンバンクと言っても大きく分けると、事業ローン系と不動産担保系の二つに分かれます。
ただ事業ローン系の会社も不動産担保ローンをしているので、
明確に分けるのが難しい部分もありますが、
事業ローンをやっていて不動産担保ローンも併設しているような場合は、
不動産担保ローンと言っても、
属性問題の取り扱いは事業ローンと同じと考えて間違いはないと思います。
ではまず事業ローン系ですが、
ほぼサービスする商品が自動車ローンのような定型ローン的なものが多いので、
代表者の雇用や住居形態・勤続年数・年収などの状況と、
信用情報機関の法人貸付情報及び代表者の個人情報がほぼ審査内容と言っても過言ではありません。
もちろん最近は金利が利息制限法の上限に下がっている場合が多いので、
会社の財務内容を見るようになってはいますが、
でもこんなものを真剣に見ていると一部ノンバンクを除いて、
財務内容の良い会社は高金利で体裁も良くない事業ローンなんか利用しないから、
お客がいなくなってしまいます。
だから、この部分を第三者保証人の属性と信用情報を元とした保証によって保全し、
本当は与信のない会社にも融資を実行しているわけです。
余計な話だけれど、ここが一番問題ですが、
銀行が雨の日に傘を貸さないから確かに存在意義はありますね。
参考までに主な個人信用情報機関は次の5つです。
(某サイトから拝借したものに、少し追記したものです。)
・全国銀行個人信用情報センター【全銀協/KSC】(銀行系)
銀行・信用金庫・信用組合・農協などの金融機関や銀行系クレジットカード会社・保証会社などが加盟しています。会員は銀行系の機関に限定されます。この中に信用保証協会も含まれています。
・シー・アイ・シー【CIC】(クレジット全般)
ほぼすべてのカード会社が加盟している最大規模の個人信用情報機関です。そのほかに保証会社や自動車ディーラーなども加盟しています。
・全国信用情報センター連合会【全情連】(消費者金融系)
消費者金融が加盟しています。
・シー・シー・ビー【CCB】(独立系)
カード会社や信販会社のほか一部消費者金融も加盟しています。CICの会員とかなり重なっています。
・テラネット
消費者金融ほか銀行系・流通系カード会社などが加盟しています。消費者金融が有する個人信用情報と引き換えに他業種と情報交換するため全情連が設立しました。
ですから、商工ローンとか、消費者金融関連会社の事業ローンは、
これらの個人信用情報機関でブラックでなく、保証人も同じくブラックでなければ、
金額の額はともかくとして、ほぼ融資を受けることができると思います。
ただ、どことは言えませんが、この種の事業ローンをする会社は、
現在極めてやばい状況にあるところが少なくありません。
我々の中では大手でも何社かは破綻懸念の噂が耐えず、
金貸しの資金繰りが厳しくなると、人にお金をかすどころではない状況ですから、
開店休業的な会社もあるので、上記融資の要件をクリアしていても、
NGになるケースもあるから注意が必要です。
ですから、以前腎臓を売れなんて馬鹿な取立てをしていた会社なんか、
これから厳しい局面を迎えると思いますよ。
行儀の悪かった会社ほど風当たりは強いから・・・・・・・・・・
先ほども書きましたが、必要な時にお金を貸さない銀行の改革をすることなく、
このような貸金業者を規制したから、このようなローンしか利用できなかった会社は大変だと思います。
明日は、この問題を書きたいと思います。
不動産担保ローンの属性の話は又後日にしますね。
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国が貸金業の規制を厳しくしたから、確かにこのような事業ローンしか利用できなかった会社は、
現在大変な苦境に落ちいていることは事実です。
でも傘を貸さない銀行だらけの環境を良いことに、客なんかいくらでもいると、
風評も気にせず、取立てについては悪行の限りを尽くした会社は、
これからはそのしっぺ返しはかなり大きいと思います。
極論言えば、まさに国と銀行にしてやられたと言う感じですよね。
多分数年立てば、消費者金融も事業ローン会社も、
その大半がメガバンクの子会社になっているように思います。
散々迂回融資をして儲けて、子会社化してノウハウも顧客情報もいただけば、
こんな風評の悪い会社は邪魔だからぶっ潰して、自分達がやれば利益を独占できるわけだから、
戦略的といえば戦略的ですが、悪賢いと言えば悪賢いですよね。
私も消費者金融や商工ローンについてはすごく批判的でしたが、
過払い金の返還を何年も遡ってできるようになったのを見て、
この業界は見捨てられ、つぶされるなと感じました。
例のアイフルの取立てなんか、私見を言えばアイフルがはめられたように感じましたね。
あれだけ法令順守に逆らったことを台本を読んでるみたいに言ったのを録音されているのだから、
もし確信犯的なことでもなければ阿呆の極地の社員ですものね。
そもそも武富士の盗聴事件辺りから、この業界はつぶされる運命にあったように思いますが、
私の考えすぎかな??????
日本郵政なんか、消費者金融をやれば儲かると思いませんか・・・・・・
なんか事業ローンの属性の話から飛んでしまいましたが、
こんな環境下、いわゆる商工ローン的な事業ローンは今後借りにくくなることだけは間違いないので、
今この種の会社からの融資だけでお金を回しているような会社は、
なんとか今の状況を脱するよう考えておいた方が良いと思います。
この辺りは明日に続きます。
資金調達の現実 2
一昨日の記事の続きです。
今日は一昨日書いた資金調達の条件の補足記事です。
この間書いたように、資金調達の主な条件は次の通りです。
1.与信 2.担保 3.保証人 4.将来性
ではこの4つの条件ですべてかと言うと、もう一つ厄介な条件があります。
それは属性です。
属性とは、資金調達をする個人あるいは会社の場合ですと会社自体と代表者や役員の、
金融履歴やコンプライアンス上に問題点がないかどうかと言うことです。
この問題は何が厄介かと言うと、
例えば与信(財務内容)や担保と違って明確な基準が一定でなく、
やはり掴み難い将来性と言う条件よりももっと基準がよく分らないところがあります。
普通なら一回破綻していればすべてNGであるように思われますが、
私のように数百億円も銀行から借入をしてぶっ飛んだようなケースは別にして、
私のお手伝いしたお客様の中でも、過去に破綻をしているからすべてNGかと言うと、
そうではないんですね。
ある会社の場合、数十億円の負債を抱えて数年前に破綻し、
現在はまったく違う事業を、破綻した会社の役員であった人が代表者になり、
破綻した会社の社長は役員になっています。
普通で考えれば、どの銀行もNGのはずですが、
会社名が特定できないから具体的に良いますと、
保証協会付ですが三菱東京UFJはOK、みずほもOK。商工中金もOK。
でも三井住友とりそなは、破綻した会社の社長が退任しない限り難しいようなのです。
実は私の扱った案件でもこのようなケースはいっぱいあって、
この会社の場合でも、
みずほのケースでは、某拠点でNGだったのですが2つ目に打診した拠点でOKでした。
だから、先ほど言ったように属性と言う条件はよく分からず厄介なのです。
それにこの問題は金融機関に守秘義務がある問題ですから、
我々、部外者には口外しないのは当然として、
なぜかお客様本人にも明確に、
どの部分がダメなのかを言わないのでますます分り難いのです。
そして、銀行、特にメガバンクともなれば、独自のデータベースも膨大なようで、
金融履歴やどう見てもコンプライアンス上は問題ないと思えるようなケースでも、
ある銀行だけが属性でNGになることがあります。
この辺りは部外者の私にはよく分りませんが、
何らか取引したくないようなデータを握っているのだと思います。
このブログでも何度か書きましたが、
以前マネーの虎と言う悪趣味な番組があったのを覚えていませんか?
この番組に虎として出演していた社長が弊社の顧客で、
見てくれはそこそこ良い会社ですが、財務内容は借入金過多で、
よく番組で偉そうなことを言えるなと内心思っていた会社がありました。
何行かは融資が実行されたのですが、メガバンクの一行がダメだったので、
このメガバンクの別の拠点に打診したところ、
打診して数分後に、この会社できないんですよ・・・・
理由は言えないんですが・・・・ でした?????
だいたい打診してすぐに拒絶される場合、
財務内容が大幅な債務超過とか、売上がほとんどないようなケースを除いて、
ほとんどのケースでは、属性で引っかかったと思っていただいて良く、
この虎の会社のケースも属性で引っかかっていました。
ただこの人の場合は特定の銀行のみ引っかかるので、
虎本人にこの銀行と何かトラブルを起こしたことがないかと聞くと、
そう言えば、1年ほど前に違う拠点で、あんまり理不尽なことを言う行員がいたので、
大きな声を出して、なぜ融資できないか明確に言えと机を叩きながら怒鳴ったと言うのです。
間違いなくこれがこの銀行のデータベースに残っていて、
取引をしたくない人物としてブラックリストに載っていたのだと思います。
このように、この属性と言う奴は、特に銀行ではどのようなものか掴み難く、
ご案内も難しいのですが、今のように銀行が新規取引の時、
保証協会の保証を条件とするような現状では、保証協会と過去にトラブルがあり、
代位弁済の残債が残っていたり、リスケがあったりすると非常に難しいと思われます。
また、最近は会社や個人の高金利のノンバンクなどからの債務状況も、
多重債務状況になっているとよろしくないようです。
また、もちろん、取引をする銀行に、会社や代表者など役員の金融トラブルがあれば、
これは当然ながら厳しいのはあたり前です。
でもこのような話もあるんですよ。
それは、5年位前の銀行が競って無担保融資をしていた次期ではあったのですが、
大阪の保証協会の保証協会付融資を返済できなくなり、
某都市銀行から代位弁済された会社がありました。
ところが、この案件は私が担当したからよく覚えていますが、
なんと東京の拠点と言っても同じ銀行からプロパーで融資が実行されたんですね。
多分ビジネスローンならたぶんNGだったと思うですが、
後で過去のトラブルを聞かされて本当に驚いたことがあります。
借主本人も驚いていたようで、ものすごく感謝されたのですが、
こんなこともまれにはあるので、よく分からないんですね。
そして次はノンバンクが融資をする時の属性の問題ですが、
これについてはノンバンクといっても様々で、
その融資商品の種類によっても違ってきます。
この部分も少し詳しくお話をしたいので、次回続きを書きたいと思います。
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¥1,785 Amazon.co.jp 山手線全駅にホーム柵、転落防止へ17年までに
まずは次の記事をお読みください。
JR東日本は山手線の全29駅に、利用者の転落事故を防ぐための「可動式ホーム柵」を設ける。JRの在来線では初の試みで、2017年までに順次整備する。技術や費用などの問題から導入が遅れていたが、相次ぐ事故に背中を押され、他路線からの乗り入れがない山手線での設置に踏み切る。安全性向上への「一歩」だが、円滑な工事や運行の遅れ回避など課題は山積している。
ホーム柵は線路とホームを仕切り、電車のドアと連動して開閉する仕組み。JR東日本はすでに駅のホームの強度や乗客の動線、柱や階段の位置などの調査を始めた。ホーム柵はまず数駅で試行し、電車の停車時間がどれだけ長くなるかなどのデータを集め、運行への影響を見極めた上で全駅に広げる考え。
この記事をお読みになってどのような感想をお持ちになりましたでしょうか?
私の感想はもっと早くなぜ設置しないのかと思っていたので、やっとか!というところです。
新幹線の駅はけっこう以前から設置されていたと思うのですが、
私の体験では在来線とか地下鉄のような高速鉄道ではない鉄道の駅で、
ホーム柵を初めて見たのはシンガポールの地下鉄の駅でした。
すごく安全そうで日本でも取り入れたら良いのにと思ったものです。
あまり利用しないから記憶が確かではありませんが、
すでに都営三田線と東京メトロ南北線はすでにホーム柵は設置済みだと思うし、
最近丸の内線でも設置されましたが、
今日も利用しましたが、柵があるのとないのとでは、まったく安全が違う感じです。
通常は車での移動が多いので、電車に乗る機会はそれほど多くはないのですが、
でも朝夕のラッシュ時のホームの光景を見ると、
岡山駅で起きた事故のようにホームから突き落とそうと言う犯意などなくても、
いつでも転落事故が起きそうで、危なくて見ていられない時があります。
実際、読んだ新聞が分らなくなって正確なことをお伝えできないのですが、
自殺や自殺未遂の事件でなくてもJR東日本で160件ぐらい、
ホーム上での電車との接触事故やホームからの転落事故があるそうです。
それに、東京に住んでいらっしゃるかたらならご存知と思いますが、
JR以外の私鉄各線でもホームでも多いですが、
特にJRの山手線と中央線が特に多いように思います。
だから山手線は絶対にホーム柵の設置は必要だと私は感じていますし、
できれば中央線もお願いしたいところです。
たまたまかもしれないのですが、
たまにしか電車を利用しないのに、乗ると必ずと言って良いぐらい、
鉄道の駅って挙動不審のおかしな人をよく見かけます。
だから電車を待つ時、先頭に並ぶのはけっこうやばく感じていて、
電車が来た時、押されたりしたら本当に危険なので、
必ず後ろにどのような人が並んでいるか確認してしまう癖が身についてしまっています。
それに私なんかは狙われるはずもありませんが、
親しくする鉄道関係者から聞いた話では、
自殺する人が必ずしも自殺とは思えないケースがけっこうあるというのです。
こんな物騒な話からも、絶対にホーム柵の設置は必要で、
記事のように山手線などは運転の間隔が短いので運行上の問題もあるのは理解できますが、
何とか工夫して2017年と言わず、もっと早く設置して欲しいですね。
このような安全策になら、費用の問題があるのなら、税制による特例とか助成とか、
国は何らかのインセンティブを与えても良いのではないかとさえ思います。
そのくらい、山手線や中央線でホーム柵ができないのかと思っていたので大歓迎で、
本当に早くできて欲しいですね。
このホーム柵ができれば、多くの悲劇がなくなって、多くの人が救われると思います。
映画にもなった山手線の高田馬場でホームに落ちた人を助けようとして、
救助にホーム飛び降りた人が亡くなった事件がありましたが、
こんな痛ましい事故は完全に防げるし、視覚障害者の方や車椅子の利用者の安全に対しても、
ホーム柵の設置は有用だと思います。
東京に限らず、都市部の乗降客の多い駅では、
新駅については義務付けて良いのではないかと思いますし、
既存の駅だって年限を決めて義務付けたっていいのではないかと思います。
岡山のホームで突き飛ばされ会社員が死亡した殺人事件のように、
動機のよく分からない、無差別な殺人事件や傷害事件が起きる物騒な時代なだけに、
ホーム柵の設置は大歓迎です。
ただ、いろんなタイプの車両が使用されている路線では、
ドアの位置が一定でないからできないので、
路線によっては、このあたりから考えていかないといけないので、
簡単ではないと思うけれど、鉄道各社にはぜひよろしくです。
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