”Benchwork study Laboratory" 英国式 靴作り教室 -43ページ目

ブラインド・ステッチ製法

 もう5月も終わりですね。早い!色々と今後のお仕事の仕込みもしつつ慌ただしい日々ですが、よく寝てよく食べて健康的な毎日を送れています。

 

 夏頃からリモートのみで参加可能な生徒さんの募集を始めます。工房にお越し頂かなくてもどなたでも参加できるように準備中です。ご興味ある方は準備が出来次第ご報告致します。ご質問などございましたら随時受け付けておりますので、どうぞご一報下さいませ。こちらまで→ bespokeshoes@benchmade.jp

 

 

 

 

 前回のブログで紹介した生徒のKさんが作製中のブラインド・ステッチについて、他のクラスでも興味津々の方々がおりましたので、説明しますね。

 

 ハンドソーン・ウェルテッド製法の特徴は、インソールとアッパーをウェルトを一緒に縫うことで一体化させ、その後ウェルトとソールを縫い合わせるので、消耗品であるソールを何度取り替えても、インソールとアッパーは緩むこともなく元の形状を保ったままソールの取り替えが可能になり、何十年も修理をしながら履き続けることができるということです。他にも沢山の利点はありますが、今回は表題の説明をしたいので泣く泣く割愛。。。

 

 

 で、その修理を何度でも修理可能にする役割を担う”ウェルト”は縫い方の違いも色々ありますが、英国ビスポークでは”スクウェア・ウェイスト”と”べヴェルド・ウェイスト” がジェントルマン・シューズのウェルト付けの製法です。他にノウィージョン・ウェルト製法やストーム・ウェルトなどありますが、あれは元々登山靴やワークブーツ用の製法なので、ジェントルマンシューズではございませんし、英国ビスポークのお客様でご注文される方は年に1人か2人程度。なので、番外編って感じの製法なのでここでは割愛。

 

 で、”スクウェア・ウェイスト”と”べヴェルド・ウェイスト”ですが、基本的なルールはダービーには”スクウェア・ウェイスト”、オックスフォードには”べヴェルド・ウェイスト”。これが基本中の基本。ナポリタンにはケチャプ、焼きそばにはソース位に基本です。

 




 

 

 

  ダービーはジェントルマンシューズの中でのカジュアル靴でゴツくボリュームを持たせたいので、ウェルトがヒール直前まで出っ張ったままであることによって、ごつい重厚感が出せます。

 

 

 


 

 

 

 反対にオックスフォードはフォーマルシューズですので、可能な限りエレガントにスマートに作りたいので、ウェスト部分の張りを消すように縫うことによりスマートでエレガントな仕上がりになります。

 



 

 

 ここまではお教室で度々説明しているので、耳にタコかもしれませんが。。。。

 

 

 

 

 製法の他に考えなくてはならないのが縫い目のピッチ(出し縫いの幅)。ダービーはカジュアルなので縫い目は荒めで仕上げるとごつい感じが出せ、オックスフォードは細かい目で縫うと華奢なエレガントさが出せます。

 

 

 そのピッチはファッジホイールの番手によって変えることが出来るので、生徒さん達は「最初に何番のファッジホイールを購入すれば良いですか?」と悩みますよね。初めはカジュアル用に#8位が妥当かなと思います。

 

 

 私は底付けを習い始めた時、師匠に「#8#9#10#12を買って、#8から始めな」と言われました。「師匠が一番使うのは?」と聞いたら「#9と#11」と教えてくれて、なぜか「これあげる」と#14と#16を頂きました。

 

 #16のピッチを見た時はあまりの細かさにギョッとして、苦行が始まるのか!?と思い「こんな細かいの縫うの?」と聞いたら、そんな細かい目で縫ったら、ウェルトに穴が空き過ぎて耐久性が失われるから、細かいときにはBLIND STITCHで縫うんだよ。と教えてくれました。

 

 

 

 最初に説明したように、ハンドソーン・ウェルテッド製法は「何度でも修理可能な製法」です。ですから何度でも、ウェルトとソールを縫い合わせている糸を外し、ウェルトにすでに空いている同じ穴に再度糸を通します。ウェルトに細かいピッチで沢山の穴を開けると、穴と穴が繋がって千切れてしまう可能性もあります。ウェルトは大切にしたいものです。でも、可能な限りエレガントに細かいピッチで作りたい。。。。

 

 そんな要望を叶えるために生まれたのがブラインド・ステッチです。いよいよ表題のブラインド・ステッチです。

 

 

 やり方は、ソールの蓋を開けるのと同様にウェルトにも蓋を開けます。蓋を開けたらザクザク大きめのピッチでソールと縫い合わせ、縫い終わったらウェルトの蓋とソールの蓋を閉じて、ウェルトに細かい目のファッジホイールで目付けします。これで、#16ピッチのファッジホイールが親しみやすい友人になりますね。

 

 

 生徒さん達はソールの蓋開けだけでも恐怖なのに、細いウェルトにも蓋開けなんて!と凍りつくかと思いますが、大丈夫大丈夫。ちゃんとやり方ありますから。ちゃんと出来るように教えますから。Don't worry真顔

 

 蓋さえ開けれればピッチは5mm間隔程で良いので、縫うのは結構楽です。

 

 先週、イタリアとドイツとイギリスに工具の発注入れましたので、6月中には新しい工具がジャンジャン届くと思います。少しづつ工具も揃えつつ、少しづつ難しそうなことにチャレンジして腕を上げていきましょうね。

 

 あ、それから#12以上の細かいピッチを普通に縫う際の糸の作り方は6月のプチ講座でやろうと思います。最近ベストな方法を思いついたので、やってみましょう。

 

 ついでにワックスボール作りたい生徒さんはお申し出くださいませ。”マイボール作り”やりましょう。体に悪い物質を使わない新しいレシピを作ったので、悪臭なく作れますよ。

 

 

 生徒さん達のレベルがどんどん上がるので、私も倍速で上げていかないとね。職人として良い環境にいるな~とつくづく思います。大変だけど。。。。どんどん上がっていきましょう。

 

 

 

 

今週も色々な靴が生まれつつあります。

 今週のお教室も静かな熱気に満ちて楽しく終了。

 

 お教室では頻繁に『人生100年時代をどう生きるか』が話題に上がることが多いですが、今週もそんな話題で生徒さんの一人が「現在35歳位の半数ほどが102歳まで生きるんですって!」

 

「ヒョエ〜!!」と言いつつ、結構生徒さん達は老後の準備として”副業”の仕込みを着々と準備している方々多いです。



準備というより、すでに会社員しながら靴のオーダー3足目!という生徒さんもいて、しっかり修行をしつつ前進していたり、この間他の生徒さんから頂いたレース編み用の糸でレース編みしたバングル作ったり、






洋服作ったり(どんどんレベルが上がっている!)、革小物を作ったり。。。。。「今は練習中ですが、5年後10年後にでも何か始められるようにコツコツ積み重ねてます。」と言っている方々が多くて希望になりますね。



とりあえず、生徒さんがお受けしたオーダー靴のサポートはしますので、少しづつトライしながら腕をドンドン上げていきましょうね。自分の靴を作るのとは違う次元の多大な学びがありますから、機会があれば挑戦してみて下さい。

 

 

 

 今週はアッパーが仕上がったMさん。パンプスを立て続けに作っていてどんどん手際良くなってきて、上手で早いグッド!

 





 

 仮縫い靴が「すごく履き心地が良いので履きたい!」とハクカリ製作と本縫い制作を平行して行っているIさん。チェーン付きのウェルト。お洒落!

 


 

 妹さんから、「タッセルを片足に4つづつ」と依頼を受けたTくん。私は目から鱗が落ちました。そうよね、タッセルは片足2つづつなんて法律ないものね。頭の柔らかな妹さんから私も勉強させて頂きました。感謝。

 



 

 毎週毎週「あ〜終わらせたくない。。。」と駄々をこねてて爆  笑仕上げに気合を入れていたMくんもとうとう木型を抜くことに。

木型抜きは、1足目を作成中の生徒さんからの羨望の眼差しを受けながらでした。

 


 

 それから、ブラインド・ステッチに挑戦中のKさん。こちらの製法はお勧めなので、また近々お話したいと思います。

Kさんはあらゆる製法にチャレンジして1つ1つしっかりものにしているのですごいです拍手拍手拍手

 



 

 長いことパターン作りとアッパー作りしていたので、インソールの釣り込みが久しぶり過ぎて。。。と、遠い過去を思い出しながら釣り込みしているOさん。

 



 

 初めてのパターン作りが終わり、クリッキングも終わり、いよいよ初ミシン!に取り掛かるKさん。

 



 他にも面白い靴デザイン作っている方々いて、生徒さん同士が刺激を受け合いながら向上中音譜

 

 来週も頑張っていきましょう〜。

 

 

 

今週のお教室風景

 生徒の皆さん今週もお疲れ様でした。

 

 ムシムシした暑さの中、汗だくで「真夏前にスクイ縫いが終わってよかった〜」の声なども聞きつつ今週のお教室も無事終了。

 

工房内に扇風機が8台設置してありますので、一人1台使用できる感じですが、熱中症も予防して頂きたいのでどうぞ水分補給も忘れずにお願いしますね。暑さに負けず引き続き頑張っていきましょう。

 


 最近は写真を撮るの忘れっぱなし…でしたが、今週は忘れなかったクラスの💦分をアップしますね。


 他の生徒さん達も皆さん楽しそうに、または停滞しつつも…💦  『靴をつくり上げる』という目標に向かって前進しています。



 最近は特に『教室通ってて良かったです。ここに来るとリフレッシュされます。』や『最近は靴作りの事ばっかり考えてて、それだけで楽しく過ごせます』など、声を掛けてくれて私も本当に嬉しく、お教室やってて良かったな〜と思います。


 リモート参加の生徒さん達も、お教室内の生徒さん達と近況報告しあったり、画面越しでも同じ趣味で繋がれて…


 数年後にはあんな時もあったね〜乗り越えたね〜と言える日が近づいているように思います。


 

 こんな時だからこそ、一緒に出来る楽しさを大切に過ごしていきましょう。


 自分で見つけた楽しさは色んな場面で自分を救ってくれます。頑張った事は自分の糧として身につきます。物作りを通してそんな事が感じられますよね。


 

 好きな事、やりたい事があって本当に良かった〜とつくづく思います。



 来週も楽しみです♪







 黙々と靴作りに励む生徒さん達


 可愛い💕デザイン   OKさん

 仕上げが良い感じで進んでいるS君



 義息子さんの為のアッパー賛成したONさん

  

 ブーツを作製中のAmちゃん


 革が伸びる伸びる問題と格闘中のYDさん



 もう少しで仕上がっちゃう…淋しい…と嘆きながら底を滑らかにしているMNさん



これあってますか?大丈夫ですか?と毎回心配そうなNSさん。丁寧に出来てますよ😊



木型初挑戦のOZくん。飲み込み早いです!



スリッポン用の木型を作製中のSTさん。慎重に頑張ってます👌


 

 

 

 

 

 

終わりそうで終わらない靴

 今週のお教室は


 土曜日の午後クラスはソリッド作りが3名いらして、黙々と木型を削っていたり、釣り込み作業に奮闘されてた方が急激に成長して上手になったり、リモート参加されてる方が室内工房で着々と作業を進めていたり…



 レディース の靴を作成している生徒さん達はオリジナルなデザインを楽しんでいたり、オーダー受けた靴を制作したり、自分で買ってきた革が無限に伸びる…ポーン とスッタモンダあったり…





  それから、仕上がりそうで仕上がらない方が数名。。。。

 もう少しで木型抜けるね。 ってところまで来ているのですが本人は

 

 「いや、急いでいません。。。真顔」と仕上がることが嫌そう爆  笑

 

 周りの生徒さんも「気持ちわかる〜」と、仕上がってしまうと楽しさを奪われそうな気がすると言っていました。

 

 一人の生徒さんは「この靴は僕にとってサクラダ・ファミリアです」真顔 とおっしゃってました。爆  笑

 

 ふむ。。。サクラダ・ファミリアというよりは”横浜駅”くらいな感じがしますが。。。爆  笑

 

 もう一人の方は、底をインクで塗るところまできましたので、来週は木型抜けるかな?




 

 靴を木型から抜く作業はほんの数十秒で終わりますが、初めて抜くときは感動しますので楽しみです。

 

 木型を抜いた後はSOCK(中敷)を作って入れて、靴磨きをして終了。いよいよクライマックスの足入れです。

 

 ”自分で作った靴に足を入れて履く”という感触も、目を潤ませる方がいるくらいです。

 

 その後は、生徒さん達の話に多く出るのが、靴を眺めながらお酒を飲む爆  笑。今まで頑張った自分を褒めながら、細部の失敗を反省したり、次の靴への構想を考えたり、いずれは人の靴を作りたい。。。などと想いを巡らせる。最高の酒の肴ですね。

 

 

 

 そんなこんなを繰り返しながら、お知り合いから2足目のオーダーを頂いてブーツの仮縫いが終わった生徒さんもすごく嬉しそうでした。「フィッティングもバッチリで、カッコ良いと言われました。本当に嬉しかった〜。1足目は本当に大変だったけど、明けない夜は無いですね!」

 

 と、とにかく嬉しそうでした照れ



 

 

 この嬉しさがあるから、おが屑や革クズで粉まみれ、力仕事で汗だく💦になりながらも、靴作りの魅力は尽きることがないのですよね。

 

 靴デザイナーの友人に「なんでそんな大変なことをわざわざするの?この現代で!」とよく言われますが、時代がどうあろうと自分の手を動かして何かを作り上げるという行為は、人間だからできる尊い行為であり、作った人しか味わえない喜びがあります。

 

 

 靴を作ってみたいな〜 → 実際に行動を起こし作ってみた →作れるようになった →他人の靴も作れるようになった

 

 

 とゆっくり時間を掛け自分と向き合いながら、一歩一歩悩みと困難を乗り越えながら作り上げる過程がたまらなく楽しいのです。

 

 

 便利で簡単なことも素晴らしいことです。でも、”面倒なこと”を始める1歩目は本当に”面倒くさい”けれど、”面倒なこと”=”不幸”ではないし、1歩踏み出せばどんどん楽しくなっていく。。。ことを知ることは、自分が道を進んでいく上でとても大切なことではないでしょうか?

 

 そんなことをお教室内ではよく口にします。失敗した後「失敗したけれど、勉強になった」「大変だったけれど、できるようになった」

 

 命に関わるような失敗でなければ「失敗」は沢山の糧を与えてくれますね。

 

 私は痛い失敗をしてズドーンと落ちている時も、頭の片隅には”ニヤリ”としている自分もいます。「またこれで強くなれるな」っニヤリと期待の光が差し込みます。人生ってこれの繰り返しではないでしょうか?失敗反省失敗反省。。。。を繰り返しながら、目的地に少しづつ近づいていく。時々、迷子になったりするかもしれませんが、それも新たな風景を見せてくれる前兆と捉えて、自分に来た困難は丸ごと受け入れて、それをどう乗り越えようか?と手と頭で考える。諦めなければ、成長し続けます。なんて人生は素晴らしいのでしょう。

 

 

 ”痛い失敗”と引き換えに”強さと勇気”が与えられると思いますので、前を向いてズンズン前進していきましょう。

 

 楽しく頑張れる『場』として、この教室を活用して頂ければ幸いです。

 

 

 

 

初夏の靴作り

 なんだか夏のように暖かい日が続き嬉しいですね。

 

 そんな初夏の太陽を浴びながら、お教室ではブーツを作っている生徒さん多しあせる

 

 

 

 サイド・エラスティック ブーツを製作中の生徒さん2名。

 



 

 それから、先週ハクカリのブーツが仕上がった生徒さんがおりました拍手拍手拍手拍手拍手

 




 

 土曜日の午後のクラスでは3名がソリッド作りをしていたり、




4センチヒールのレディース靴に挑戦している生徒さん4名。

オーダーを受けてビスポーク靴制作している生徒さんは3名。

 

 1足作り終わると、ちょっと難しい製法や難しそうなスタイルにどんどん挑戦していく生徒さん達は、『ひや〜難しそう!!』などと言いながらも、数ヶ月後には『反省点は多いいけれど、なんか一応出来た。。。。照れ』と目に見える成長できて嬉しそうです。

 

 『そんなことできるのか?』と思っていたことが、『意外とできた!』に変わると自分の可能性がグーンと広がるので、どんどんチャレンジすること自体が楽しくなっていきますよね。

 

 

 上手に糸を作るのに何週間も掛かったり、ナイフを上手に研ぐのに何週間も掛かったりしてしまう生徒さんもいますが、みんなそれを乗り越えると、作業する姿が”凛”としてきます。

 

 

 初めは脇が空き、腕が異様に上がり、靴を膝に置く位置もおぼつかなく危なっかしいのですが、2足、3足と靴を作り終えると皆さん手慣れた手つきになってきて、新米生徒さんでもどの生徒さんが長年学んでいる生徒さんなのか見分けがつくような所作を”身につけて”いきます。

 

 

 何かを『身につける』という言葉が目に見えて理解できるのですよね。

 

 何回も失敗して、『なんで上手くいかないんだ?』と何度も何度も繰り返して試行錯誤しているうちに、作業しやすい持ち方、置き方が身体で理解できて、綺麗なラインを見る目が身について。。。。。

 

 

 そんな一つ一つの地味な努力は、とても純粋で、とても清らかで、とても美しいな。。。。。と思います。

 

 何が正解か、何が正しい分からない混乱した時代だからでしょうか?

 

 

 ”地味な努力が少しづつだけれど確実に成長する”という事はとても”美しい行い”のような気がして、一生懸命に一点を見つめて何度も何度も練習している生徒さん達を見て感動してしまうこともあります。

 

 

 

 ちょっと窮屈で不自由な状況にいると、小さな自由の素晴らしさや、努力の美しさが今まで以上にキラキラ輝いて見えますね。

 

 

 

 作業している生徒さん達は、作業に必死で自分がキラキラしながら作業しているなんてちっとも気づいていないのでしょうけれど。。。。そこがまた素敵ですね。

 

 

 これから始まる夏の暑さにも負けずに頑張っていきましょう〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教室風景

 本日は『スキンステッチ講座』を開催いたしました。

 

 *Open seam *Triangle seam*Flat seam *Raced lake *Offset seam

 

 今回は上記の5種類。他にもアッパーのハンドステッチ、スキンステッチの方法は色々ありますが、英国ビスポークで使用される主なものを学んで頂きました。

 

 スキンステッチは縫うのは簡単ですが、縫うための”穴あけ”がちょっと大変ですね。

 

 特にFlat seam とOffset seam の際に革の断面に穴を開けるという技が練習必須。本日も初めに穴を開けて見せたら皆さん一瞬固まっていました。 が、練習してたらだんだん成功率が上がってきました。これはひたすら練習あるのみですので、頑張ってみて下さい。

 






 

 日曜講座は6月、7月、8月はお休みして、様子を見て可能でしたら9月に『靴の修正講座』、11月に『ハンドブロッキング講座』を開催予定です。6月に入りましたらお知らせ致します。

 

 7月から『6日間で自分の木型を作る講座』も行います。ご興味ある方は↓をご覧くださいませ。(木型講座はスクロールして下の方なのですが。。。💦)

 

 

 

 土曜日のクラスで靴が仕上がった生徒さん。2足目のサイド・エラスティック!1足目の時よりだいぶ上達しております。

履きやすそう。

 



 

 土曜日午後のクラスには久しぶりにリモートでお顔を見せてくれた生徒さんとみんなでワイワイできました。遠方にいる

生徒さんの元気な様子を見れるだけで気分が上がりますね。とても良い雰囲気が漂った時間でした。

 

 今月も頑張っていきましょう〜。

明日はスキンステッチ講座です

明日は『SKIN STITCH講座』です。

 

参加者の皆様、13時にお待ちしております。

 


 

今週はのんびりムードのお教室でした。夏のような天候で扇風機を回しての靴作りでした。

 

来週もGWに関係なくお教室は行いますので、振替可能な方はどうぞご参加くださいませ。

 

こんなにGWっぽくない年も無いですが、今できることをコツコツ積み上げていきましょうね。

 

今週、靴が仕上がった生徒さん。日本画を描いていたことがあるとのことで、下書きなしで繊細な絵を描き上げました。

 

靴の方も足にピッタリで、良い仕上がり。





 

でも、これハクカリ靴。そう仮縫い靴。

 

生徒さん達の仮縫い靴を捨てるの勿体無い!から最近お教室で多くの方が始めた”履ける仮靴”。 

 

生徒さん達も仮縫い作らなくても、すぐ本番でフィッティングの良い靴に仕上がる方が増えてますが、練習のためにも仮縫い靴は作りたいようで。。。。生徒さん達が失敗した際は『あ〜仮縫いで良かった。。。』という台詞が出ますが、なんでも練習すればするだけ上達しますので、いろんなことに挑戦しながら腕を上げていきましょう。

 

 

 

先週の教室風景

 昨日は『12時間耐久靴作り』に参加された生徒さん達、お疲れ様でした。

 

今年は人数も少なめでリモート参加の方もいて、新鮮な感じの12時間でした。

 







アッパーが縫い終わった方、靴が仕上がった方、ヒールの積み上げがほぼ終わりそうだった方、2足のブーツを同時に作っている方、オーダーを受けて注文靴作りにチャレンジされている方、見たことのない面白いデザインにチャレンジされている方、釣り込み作業に集中していた方。。。。。

 

皆さん休憩もあまり取らずに12時間靴作りに没頭できる時間を楽しんでいました。途中で『10時間経ったけれど疲れたでしょ?』と聞いたら、『まだ全然出来ます。24時間でもいけそう』と言われてこちらが恐れを感じましたが滝汗 、好きなことならいくらでも楽しめる♪皆さん達と楽しい時間を持て良かったです。 

 

 緊急事態宣言も出てたので辞めようかどうしようか?と悩んでいたのですが、日々の楽しみが制限されている中でちょっとでも好きなことを通して非日常を作れたら。。。と行ってみましたが、やっぱり物作りは気分が上がりますね。

 

 

 

 それから、先週生徒さんから大きな段ボールが届き『生徒さん達に何か使って貰えたら嬉しいです』と沢山の布やリボンや紐。。。。が届きました。

 

 

 あまりの大さに最初は慄きましたが、段ボールの中身をテーブルに広げたら”フリーマーケット”状態になって、みんなでワイワイ『これ何に使えるかな?』『レース編み始めようかな?』『カーテンにしようかな』『ランチョンマット作ろう』と賑やかに。

 

 

 Oさんどうも有難うございました! 3日で結構無くなってきました。

 




 

 生徒さん達はお家での物作りも更なる進化を遂げてきて、作った物の写真を見せ合ったり、材料の購入サイトを交換しあったり。。。こういう時期が新たなる自分の楽しみを見つける機会になったりするのはいいですね。

 

 不安に駆られて落ち込みがちになりやすい時もあると思いますが、自分をしっかり保つためにも純粋に自分の好きなこと、自分が楽しめることをしながら、目に見えない『本当に大切なこと』を感じられたらと思います。

SIDE ELASTIC SHOES (サイド・エラスティック・シューズ)

 先週 SIDE ELASTIC SHOES のパターンの作り方&クロージング方法の動画をアップしました。

 

 

 

 

 

 今回はOXFORDの型紙から作り上げる方法です。

 

 OXFORDのパターンを用意した段階からスタートしますので、パターンは簡単に作れます。

動画を見ながら頑張ってみてください。きっと楽しい発見があるかと思います。

 

 

 

 

 こちらのデザインの原型はOXFORDです。OXFORDのフロントの切れ目&アイレッツを無くし、サイドにゴムを入れたデザインです。

 

 紐の煩わしさなく脱ぎ履きできるデザインですので、1足あると重宝します。

 

 

 Elastic(ゴム)の部分はカジュアル靴の場合はそのままElasticを剥き出しにしても良いのですが、やはり革の良さを出すにはElasticに革をつけた”Gusset”(ガセット)仕様の方が高級感が出るのではないかと思います。

 

 

 今回はこのGussetの方法、注意点、貼り方と縫い方のコツなども細かく説明しております。

 

 

 その他、こちらのデザインはトップラインのクロージング方法が楽しいですし、多分思っている以上に簡単に仕上がりますので、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 靴のデザインの基本は” OXFORD"と”DERBY" で、この2つのパターン作りは基本ですのでしっかり身につけ、その後それらのデザインの変化系を一つづつ学んでいくと、パターン作りの基礎がしっかり固まり自分でデザインする際の思考もついてくると思います。

 

 

 靴作りを勉強するにあたり、パターン作りの目標は

 

 『自分でデザインした靴のパターンが自由に切れるようになる』

 

 ではないでしょうか。

 

 そうなるには、基礎固めの後に変化系のデザインを一つ一つ学んでいくのみです。一つ学ぶたびに他のデザインに対してもクリアになっていったり、学びの理解度もスピードアップしていきますので、『週に1つはパターンを切ってみる』を3ヶ月続けているとかなり力が付きます。1年に1デザイン。。。ですと、基礎も忘れてしまいますので、身につくまでは続けて行うことをお勧めします。

 

 一旦身体で覚えたことはなかなか忘れないので、時々集中して学ぶ期間を設け『飽きるほど復習。』するとしっかり身に付きます。

 

 ほんと、出来ることならこの言葉を中学や高校生だった頃の自分に伝えたい。。。。チーン

 

 結局急がば回れ。一つ一つコツコツが一番確実な近道です。ゆっくりでも困難でも、一歩づつ着実に前に進めれば良いですね。

 

 

  

 

 

 

次回の日曜講座

 5月2日(日)『スキンステッチ講座』を開催いたします。

 

 

アッパー(甲革)デザインに使用するスキンステッチはU-チップ意外にも使用することができます。種類も豊富ですので、実際に縫いながら学んでみましょう。縫い方によって使用する工具も違ってきますので、この機会に英国伝統の縫い方を身につけてみませんか。

 

  日時:2021年5月2日(日)13時〜17時(4時間)
  参加費:9,900円(税込)(※材料費+工具代込)
  持ち物:クリッキングナイフ(カッターナイフ)、15センチ定規、目打ち 
  参加資格:どなたでもご参加いただけます。
 
 材料や工具の準備がございますので、4月25日(日)までにお申し込みくださいませ。どうぞ宜しくお願い致します。
   
  E-mail : bespokeshoes@benchmade.jp
※件名に「ご氏名」と「2021年5月2日(日)日曜教室『スキンステッチ講座』希望」と明記の上、講座参加の旨をメールにてお知らせください。折返しご連絡いたします。

 

 

本日は『クロージング講座』を開催いたしました。

 



 ハンドスカイビングの方法を説明しながら、皆さんで実践。

 

 通常教室の生徒さん達も慣れるまでは四苦八苦しますが、平面に置いた革とナイフの角度をキープすることに意識を集中し、肘から手首にかけて1本の棒のように固定し、腕と共に『工具になる』ことが大切です。

 

 ”作りたい形”を頭に描きなが行うと、自然とナイフの角度をどうすれば良いかわかってきますので、希望の切り口の”イメージ”をしっかり持つことも大切ですね。

 


 

 型紙通りに切り出した革の部分によって、スカイビングする幅や厚さや角度が違ってきますので、それぞれの主要なスカイビング幅を練習し、バックシーム(踵部の縫い方)を行い、ビーディングを作り、ビーディングを貼ってライニングをつけて縫ってみたり、エッジを焼いて処理する方法を行なってみたり、バッグドエッジを縫ってみたり。。。と慌ただしく、あっという間の3時間でした。

 



 

 以前靴作りを他の教室で習っていましたが、今は趣味で家で作っています!という方々(日曜教室にお越しになる方のほとんど)が今回も多かったですが、独学でレベルアップしようとする際に、やはり細部の『これで合ってるのかな?』や『あまり上手に出来ないな』という部分をクリアにして頂くのにちょうど良い感じの3時間ではないかな。皆さん、楽しそうに新しく学んだことを家で復習します!とお話しされてました。

 

 

 日曜教室に参加された方々が時々作った靴の写真をメールで送ってくれたりして、ちょこっと靴談義したり。。。と、日曜教室の常連参加者さん達との交流も長くなってきましたが、続けていると皆さんどんどんレベルがアップしてきますのでそれを見れるのも楽しいです。

 

 ゆっくりでもコツコツ積み上げることは、確実に成長に繋がりますものね。出来なかったことが出来るようになる喜び、コツコツ頑張った達成感、他のことは忘れて作業に没頭して目の前の靴のことだけで頭を満たす至福の時間。靴作りの楽しさを共感できる人達が増えて嬉しいです。

 

 

 しっかし、おうちに靴用ミシンがあって”趣味”で靴を作っている人達って想像以上に多いですね。私が靴を作り始めた30年前には信じられなかったことですが。。。。。

 

 

 さて、そんな靴作りに静かな情熱を燃やす生徒さん達とのイベント、『12時間耐久靴作り』はいよいよ来週滝汗。今週はあまり残業せずに体力保持しとかなきゃ。。。。