習うということ
寒いですね。私は寒いの好きで、朝の冷たい空気を浴びると、気分も引き締まり『今日もやるぞ!』という気持ちになります。靴を作っていると、体中熱くなり汗かきますし、冬は靴作りに適しています。
腱鞘炎がひたすら悪化していて、医者に「治したければ、仕事を変えること!」と冷たく言われまして、『今更私に何しろっての!ユキコ負けない!』(笑)って闘士がメラメラ。なんか、指を鍛えなくては!と思っていた矢先、Phineas Newborn Jr. という大好きなジャズ ピアニストのDVDを寝る前に見てたら、これだ!と。
小学校の時6年間、嫌々習っていたピアノを再度始めよう!その当時、何が嫌だったって、先生がヒステリックで、私が間違うたびに背中や手にビンタが飛んできて、今思うと虐待だよな~あれは。私も、毎週びくびくしてて、楽しくないの。音楽大好きなのに。楽しさを学べなかった。親に訴えても「一度はじめたものを途中で止めるなんて、ろくな者にならない!」とか言われ、その後パンク道に突き進んでいたわけですが(笑)、あの時、先生が人にものを教えるって事を知っていたら、楽しむことが人を伸ばすって事を知っていたら、と悔しい思いに駆られます。そして、私はこんな腱鞘炎になるような柔な指ではなかったはず!今年はピアノがんばるわ!(って、そんな時間あるのだろうか?)
お教室でもたびたび思うのですが、何かを習う時は必ずその『基礎』はしっかり教えてもらわないと、人は伸びません。習う側も、教える側にとことん食いついていかないと。『一度言ったことは、もう言わないぞ!』なんて先生が高校の時いましたが、愛がなさ過ぎ。まー、よーく聞いておけ!って言いたかったんだろうけれど、自分が面倒臭かったとも取れる。(笑)自分で考えて行動し始めるのは、『基礎』が終わってからでないと、よっぽどの才能がある人意外、一生いい加減な『自己流』で終わってしまうような気がします。まあ、それはそれでいいのかも知れないけれど、お客さんとの共有範囲が狭まりますね絶対。そんなわけで、皆さん、一緒にとことん楽しみましょうね。そして、とことん食いついてきてください。でも、決して噛み付かないでね。
e-job の山村さん
「顧客のニーズに自分の感性をプラスして、足にぴったり合う靴を作りたい」。大分市の山村浩二さん(29)は、今では珍しい靴職人として起業した。 |
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指痛い!&悩み相談
このところ、快調!快調!で時間を忘れて靴作りに没頭していましたが、昨日から右手の人指し指が腱鞘炎になってしまって、もう痛いのなんのって!思うに木型がプラ型な為重くて、パターンを作るときなどに私の短い指で支えるのに、人差し指にどうしても力が要る為かと。
痛くなって初めて、人差し指の大切さがしみじみわかりました。今も、人差し指を使わずタイプしています。大好きなコーヒーを飲むのにも右手を使えず、料理を作るのも、靴紐を結ぶのも。。。。(泣)ちょっと、テンション落ちてきてます。相変わらず、仕事は山のようにあるのに。。。。(大泣)
今日のクラスで、デュプイの革で2足目を作っている生徒さんが、『革が固くて力が要りますね~。最近、指立て伏せをしたり、車に乗っているときも握力付けるものを片手で握ったりしています。』と話していましたが(えらい!)、ほんとこの仕事”力”がいります。私もイギリスで仕事を始めたばかりの頃、なかなかつり込みがうまく出来ず、『女の仕事じゃないからな!』などと職場の男衆に嫌味を言われ、悔しくて悔しくて!ダンベル買って、毎日鍛えました。(笑)夏にT-シャツの袖から見える私の腕の筋肉に慄く生徒さんがいましたが(笑)、この筋肉は血と涙の結晶です。今後は、指も強化していかないと、仕事についていけない。。。。更なる進化を遂げねば!
私の悩みは、とりあえず『指』のみですが、今月に入ってやたらと悩み相談を受けています。先週の土曜日の午前中も生徒さんの『家庭の悩み』に花が咲きましたが、(きわどい話でしたが、その後大丈夫だと良いのですが。。。)メールや手紙で「イギリスへの留学を考えているのですが。。。」という悩みを今月は3通も。(新年明けての新たな決意か?)今までもこの悩み相談は20人以上から寄せられているのですが、これは本当に、本人の意思次第だと思います。
私自身は悩む前に行動するタイプなので、とりあえず行ってみたいなら行くべきだし、やらずに後悔するより、とことんやった上でなら、後悔しないと思うし。何かを一生懸命やれば、必ず後に何かは残ります。まずは自分を信じて、自分の可能性に賭けてみるのはどうでしょうか?これは留学だけでなく、日本にいたって同じこと。イギリスで、自分も含め多くの海外からの留学生を見てきましたが、やっぱり夢をかなえている人達は、本当に『私にはこれしかないんだ!絶対やり遂げる!』って気迫を持っていましたよ。がんばれ!
和チャン
今日は浅草へ革や工具などを買いに行って、5軒程まわってきましたが、浅草の人達ってあったかい!と毎度行く度に思います。今日は年始の為か、皆さん忙しそうでしたが、色々新しい物も見せてもらったり、ありがとうございました。
某工具屋さんへ行くと、「あー大川さん、和チャンのサンプル入りましたので、持っていって使ってみてください。」と言われ、「わチャン??」。渡されたものは「洋チャン」よりも色の濃い物で、溶解度が違うとの事。
「チャン」作りは長いこと逃げて通っていて、教室でも何度か作ってますが、イギリスで使っているワックス・ボールに慣れていると、どうも作るのが面倒で、気温にとても左右されるので作るのが億劫なのですが、なんか「和チャン」「洋チャン」と言われると、新しいおもちゃを与えられた子供のような心境になってしまって、なんかワクワクしています。一人でワクワクするのもつまらないので、今週お教室で「チャンづくり実験」いたしましょうね!

