カテゴリ:介護 支援 家庭内介護 日記



アジフライ、玉ねぎと人参の天ぷら、わさび菜
わさび菜はホントに山葵の風味と程よい辛さが揚げ物に合います
最近のお気に入りです!




翌日の昼は、余分に揚げておいた天ぷらと大きめのネギ2本分を刻んで、ネギ盛り天ぷらうどん
さぬきうどん は腰が強いので、少し長めに湯がいて モチモチ感 を優先しました



おまけ 支援介護の座る 1
さて、人にとって座るとは?
アクティブに動いて捕食をする手段を選んだ動物の中で、4足のうち2本を移動手段として2足歩行となり、残りの2本を精密な動きをする武器とする手とした人の動きは、バラバラな動きをしなくてはならず脳にとっても相当な負担かかかります。
動きを止め座って事を成す事がができれば効率的です。腰かけて長時間作業をできるのは人の特徴ですが、直立して動き回るようにできているので座ったまま作業を続けるという事自体が一つの技となります。
仕事や食事で効率よく体を動かせる姿勢幹前傾活動座位と言います。
文字通り前のめりの姿勢です。
一日が終わりソファーに腰掛けて くつろぐ 姿勢を体幹後傾安息座位と言います。
文字通り後ろのめりの姿勢です。
脳はすべての行動や姿勢においてエネルギーの浪費を抑えたいので一貫性を持たせようとします。
そこで習慣によって現実の物理とは違う勘違いが起きてしまいます。脳の思い込みです。
物理的な身体の負担について正しい姿勢は1図で、車いすに関係なく座位をとる事全般となります。

1図


ところが!常日頃から口を酸っぱくして言っているのはですが「同じ姿勢は、せいぜい30分、動物は常に体を動かさなければ支障が出てくる!」事です。
健常なら、自分は同じ姿勢をとっているつもりでも、絶えず体を動かしているのです。
褥瘡の(床ずれ・根腐れ)種やエコノミークラス症候群(突然死)2~3時間の間で起きてしまう深刻な身体の問題です。
これが意外に理解できないのです。

2図


2図のオレンジ線は上から背骨、骨盤、腿、膝の主要関節で分け4本で表しています。
背中を背もたれにつけて何もしないで楽な姿勢を取っている状態で、青色の矢印は重心がズレて背骨から上が後ろへ、骨盤から下が前へ力が働いています。
つまり、寝た状態に近づけ安定しようとしています。
緑○は骨盤の背骨と股関節のつなぎ目で、要の骨盤が役割をはたさず腰を痛める仙骨座りになっています。長時間何もせず座って尾てい骨が痛くなった意識的なものと、体幹や背筋が弱ってしまって無意識にずれてしまう場合がありります。
この様な姿勢で生活している方に、「真っ直ぐ座ってみて下さい」と言って背中を背もたれから離せなくくなるようになってしまうと、床を踏みしめる事ができなくなります。
立てなくなると言うことです。
脳が重心を後ろへ持っていった楽な状態(安心)を、安定した状態と思い込んで重心を後ろへ移動してしまい尻餅をついてしまいます。
紫の矢印は1図の正しい姿勢で働く脳の重心と力(重力の作用)です。
赤○は支援介護で注意すべきポイントです。
ここで物理的なものが分かっていないと対応を誤ってしまいます。

相手が、ただ座ってジッとしていれば支援介護が必要でないと思っているようでは失格です。
全く反対であり、見落とした代償は非常に大きいと思います。

つづく