**コティの在庫部屋**

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映画+音楽+本+雑貨+ご飯+お酒+「おべんきう」=私。

はじめまして。コティです。

いらして下さってありがとうございます☆

どうぞごゆっくりお楽しみ下さいませ。


全ての記事はテーマ別になっています。

映画に関しては、解る限り原題でのアルファベット順に分類してあります。

万が一不明の場合は、英題にての分類です。



◆ペタは休止しております。読み逃げ大歓迎ですw

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☆2012年、最もアクセスの多かった映画を月ごとに⇒Monthly Most Accessed Movies 2012


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日本未公開ながら

祝!新宿シネマカリテにてDVD上映2014年2月)

各賞を受賞のインディペンデント映画「マージン・コール」に関する事なら全部!

ノミネート、DVDレビュー、映画プレミア写真・動画、妄想小説(爆)、キャラクター分析など随時アップ。

「マージン・コール」ファンの皆様は勿論、未見の方も是非お立ち寄りください。


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本当にどうもありがとうー!








14日に念願の、ブルーノート東京へ、まっちゃんのソロライブを聞きに行ってきました。
夢のような時間でした。
席が外れかと思ったら大当たりで、まっちゃんとハイタッチ出来ました。
苦節25年。神の手に触れる事が出来るとは思っておらず、暫く心臓がバクバクしておりました。

ライブ後の神の手のひらは薄っすらと汗に濡れ、冷たくなっていました。
緊張感の高まりが見て取れた瞬間でした。

まっちゃん特別メニューは全て頂きました。
お好み焼きを模したガレット、スパイスをピリリと利かせたカクテル、上品な甘さの白ワイン。
全て絶品でした。またBNオリジナルくるくる巻いたポテト、これが実に美味しかった。

ライブ後は職場の上司に教えて貰った、渋谷とは思えないリーズナブルな鉄板焼きのお店へ。
120万円の毛皮が普通にウィンドウに飾られる一方で、5,000円もあれば軽く飲んで騒げる店がある。
渋谷は想像以上に懐の深い街でした。

富士山と横浜の海が一望出来るホテルの部屋で、夜景を見ながらKちゃんと4時まで語り尽くしました。
翌朝起きたのは10時でした。
当然朝食は入らず、お昼にホテルのレストランでクロックムッシュを頂きました。
結構なお値段ではあるものの、胸やけする程のボリュームで、コーヒー紅茶はお代りも出来る。
都会にはやはり都会たる理由があるのだと思い知りました。

この経験が出来るのならどんな事でも我慢できるなと思わずにはいられないような2日間でした。
いつもながら、ライブって素晴らしい。





最後まで読んでくださった方にお知らせです。
思うところありまして、暫くブログの御休みを頂く事に致しました。
別にゲーノージンじゃないんだからwこんなこと書かずとも休んでいいに決まってるんですけど、
まあ自分へのけじめとして書いていると思って下さい。

40を過ぎると様々な事に思いを馳せます。
生活の事だったり、自分の健康の事だったり、仕事の事だったり。
幸いそれなりに、タイトロープではありますがw、何とか全て繋がっております。

この4月より仕事の内容が変わった事もあり、日頃帰宅してから仕事の文字を追う事も多くなり、
正直おべんきうどころじゃない日々を送って来ました。DVDだってそんなに数多く見てないし。
でも何故かストレスではありません。それはきっと今の仕事が好きだからなんでしょう。

アメーバもこの数年で様々に変わりました。今ではスマホのサイトを開ければ必ず芸能人の話。
聞きたくも見たくもないy事柄で一杯です。そんなのもブログを続ける気持ちを失わせました。
目にしたくないものを目にしなければならない脅威があるという事を、今回初めて知りました。

たまに気まぐれで戻って来ることはあるかもしれませんが、基本的に、映画を見て記事にする、
という流れは暫く休止したいと思います。その代わり、記事を書く時間があったらDVD見ますw
いつか書く日のために。勿論、皆様の記事は時折のぞかせて頂きたいと思います。

勝手ばかりの当ブログにいつもお付き合い頂き、これまで本当にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。
大好きな松本さんの記事を最後に第一期コティブログを締めさせて頂ける事を嬉しく思います。

またいつか、もしかしたらすぐかもしれないけどw、皆様にお目にかかれるのを楽しみにしております。


2014年6月 コティ拝

*****

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あのホットドッグは文句なく美味そうだった。


「私が愛した大統領」
Hyde Park on Hudson

本日は文学ではなく実話映画。まあこれもコティさんのテーマなのでいいって事にしてw
ローラ・リニーが大好きで、しかも他にも好きな女優が出てるので、嬉々としてこの映画に臨んだ。
フランクリン・ルーズベルト大統領が懇意になる従妹がリニー、別居妻がオリヴィア・ウィリアムズ。
大統領に会いにやって来るイギリス国王ジョージ6世の妻エリザベスにオリヴィア・コールマン。
そして大統領の秘書ミッシー役のエリザベス・マーヴェル。みんな名前が似ていて混乱するw

「英国王のスピーチ」を見た人にはお勧めしたい。あそこでは描かれなかった夫婦像がここにある。
どちらが正しいとかいう問題ではなく、どちらにも事実が詰まってるんだろうと私は思った。
あっちでは妻の内助の功がクローズアップされていたけど、そればっかしじゃないんだろうなという、
こっちの夫婦の在り様の方が、ある意味リアルかもしれないなと。

大統領と国王の会話シーンが実に秀逸。男ってあれでいいのよね。
酒があって、煙草があって、黙っているだけで何かが伝わる羨ましいぞ。
吃音がなんだ、俺なんかこうだぞ、という、なんつーか、あのシーンはグッときたね。

なもんでその後デイジーが衝撃を受けるあのシーンはこっちもショックだった。そうか、そう来るのかと。
シェアなんかできるか!という気持ちは痛い程解る訳で、だから最終的にあれでいいのかとw
まあ思わないでもないのだけど、そういう時代なんだろうなと思うしかないというか。


デイジー役のローラ・リニーが本当に本当に可愛らしくて、でもそれだけじゃなくて、そこがいい。
美しい草原であないなことやらされて(というか率先してやってたんだけどw)、あんな目にあって、
それでも彼を支え続けるっていうのはまあ、どんだけ魅力的な人だったかって事よね、彼が。
いやあ、ビル・マーレイ、役者冥利に尽きるねえ。あんだけ美熟女に囲まれてさ。
そう、この映画、ひよっこのような若い女優が一人も出て来ないのも魅力。女はここからよね。

シェアされる人間が本当に魅力的なのかどうかは、シェアしている人間を見ればいいのかもね。
彼女達が本当に素敵だって事はきっと、彼が素敵だって事に他ならないからね。
まあ現代においては良く解らんがw、いい意味でのお伽噺だと思えばいいのかも知れない。

最後のデイジーのモノローグ、裏切られる不安もないままに、ってのがよく表してると思う。
下手にくっついているから裏切られると思うんであって、初めからそうじゃない関係というのも
まあアリなんだろうなと。それがいいかどうかはまた別として。

少しずつ誰もが
涙を流した
悲しくて、そして嬉しくて。
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人生これ程の一発逆転劇があろうか、
というシンデレラが私は結構好きなのだけど、
表面的にだけでもせめて彼女程度には、
肉食度を隠してもらいたいもんだと。


    


「雨のニューオリンズ」
The Property Is Condemned

原作はアメリカ文学の有名どころ、テネシー・ウィリアムズの一幕物の戯曲「財産没収」。
コティさんの文学映画シリーズもいよいよ来ましたよテネシーウィリアムズまでw

テネシー・ウィリアムズといえば、
ガラスで動物園作ってみたりトタン屋根にネコ置いてみたり、
欲望だけで電車走らせてみたりと、それはまあかなり強力な御仁な訳だけど、
今回のこれもかなり強力、ってか強烈なお話でございましたwww
ただね、どこかで読んだのだけど、本人自身はこの映画化作品に対してかな^り不満だったようで、
俺のクレジット外してくんない?(怒)とまで言ったとか言わないとか。
確かに冒頭、Suggested by one play of Tennessee Williamsってな感じで書かれていたけどさ。
もしもこれが本当だとしたら、原作者の方が正しいのかなと私は思ったんだけどね。

巷じゃ相当評判のいい、今に例えるとちょっとゼタ姐似のナタリー・ウッドが私は全くダメだった。
こないだの「できごと」でも言ったけど、どうも60年代の肉食度200%みたいな女子が私は苦手だ。
今回もレッドフォード演じる調査員の正体も解らないうちから一目見るなりあのハイエナのような目w
狙った獲物は外さない的な、ハブとマングースの戦いさえ思わせるような攻撃性に辟易。
いや、ゼタ姐みたいにそのキャラ全開ならいいんだけどw、この時代のって大体ネコ被ってるじゃん?
全くこの辺は好みの問題なので仕方がないのだけど。ゴメンね、お好きな人。許してね。
キレイな人だとは当然思うけど、上も下も谷間バッチリ確認オッケーなドレスとか見ちゃうと萎える。

ではレッドフォードがいいかって言うとそうでもなくて(暴言)、おいおいあのタイミングで惚れるかよ、
みたいなね、ほら、よくあるじゃない昔の映画って的な展開に、これも辟易(苦笑。許してー。
そう言えば昔、欲望で電車走るヤツ見たことあるんだけど、あん時も何だか食傷気味だったなー。
きっとあわないのよねー。うーん。「雨の」は監督2作目のシドニー・ポラックだから期待してたんだが。

じゃあ何処が良かったんだって言われると、それが返事に困らないのよw
まずは妹ね。彼女がとても良かった。まだ少女で、しかも美人じゃないところも実にリアルでね。
姉を慕い姉に憧れる、無邪気で正義感の強い、まるで少年のようでもある彼女の姿が沁みる。
レッドフォードとのやり取りも、私は姉=ウッドよりずっと好感が持てた。この辺は上手いよこの映画。

それとね、何より良かったのがあの最大の悪役おっかさんよwww
おっかさんの強烈なキャラがあってこそこの映画の悲劇性が高まるのだけど、それ以上に印象的。
私みたいなアンチウッド派は思う訳よ、お前純粋なフリしてやるこたやってるだろって。
すると、娘を年増男に貢いで金づるにしようとする因業この上なき強欲おっかさんの台詞が白眉。

If there's one thing I loathe, it's that innocent virgin look you put on your face!
「酷く不快だわ。自分だけ潔癖な顔をして!」

うーん、まさに私が言いたいのもそこ!と思わず膝を打ってしまったw やぱし映画は悪役だねえ。
ま、原作読んでないんで想像つかないけど、もしこれにテネシーが文句こいたんであれば、
ある意味それは本心だったんじゃなかろうかとちょっと思ったりする。

何よりも美しかった自慢の姉さんは
私と
思い出を置き去りにして

*****


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うーん、微妙(苦笑。


「間諜最後の日」
The Secret Agent

モーム原作の「アシェンデン」をヒッチコックが映画化したのがこれ。1936年作品だそうだ。
年代物なので画像や音声が非常に悪く、この手の時代ものにイマイチ慣れてない私には若干キツい。
でも最後まで見る事が出来たのは(ここで「見れた」とか書く事が絶対出来ない私も年代物かw)
所々にモームっぽさが垣間見られたせいだろうか。

「あたしスリル満点だーい好き(はぁと)」な癖に鼻っ柱がヤケに強い女子が主人公の相手なもんで、
その辺のチープさが惜しいと言えば惜しい、が、彼女がそれだけで終わらないのが流石モームなとこ。
ただ、最後に「将軍」がああなって、んでハッピーエンドってのはどうなのと思わずにいられない。
マーヴィンなんて初めっから怪しさ満点じゃない?それも見抜けないおバカさんって感じに見えるのよ。
だから彼女のキャラが素敵なのか間抜けなのかがイマイチ良く解んなくて終わる。うーん、微妙。

ただ、いろんなとこに書いてあるけど将軍が素晴らしい。怪しいけどある意味カッコいい。
残酷だけど陽気で、下品だけど筋は通ってる。ああいう脇がいると本当に映画が締まる。
主人公より将軍のが美学あるでしょ。ねえ。
そう言えば「月と6ペンス」も主人公よりも語り手よりも脇だったよなーとあらためて。

男ってのはねえ、
中身なの。
解ってる?

*****


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スフレが得意な召使いには気をつけた方がいいらしい。

    



「召使」
The Servant

ハロルド・ピンター脚本もの第二弾。こちらは1963年作品。
できごと、では堕ちて行く教授役で主演だったダーク・ボガードが今度は「堕とす」召使役で登場。
つくづく思う。巧い役者は悪役がハマる。英アカデミー賞主演男優賞大納得。
できごとはイマイチノレなかったのだけど、これはなかなか好きだなあ。このまさにダークな感じ。

これもまあ不条理劇なもんで、貴族の彼にとっちゃあそら不条理極まりない扱いを受ける訳よね。
何で召使いにこないな仕打ち受けなあかんねん、的なラストのずるずると床に落ちて行く様が圧巻。
だけどこないだも言ったけど、不条理ってのは本人にとって不条理なだけで、傍から見ていると
まあ、そんな事になってもある意味仕方ないかなと思わない訳でもない、とまあそここそが不条理で。

貴族である主人公とその恋人が餌食になるのだけど、あの恋人の方は主人公より悲壮感がないw
前も思ったけどジョゼフ・ロージー監督の映画って、時代が違うので一概には言えないだろうけど、
主人公に絡む女が皆嫌な女じゃない?w 女から見てもあれは嫌だわーと思った。
なもんで、最後に、破れかぶれになってあの行動を取る際も、なんか可哀想だとは思えなかった。
要するにあんたも主人公と同じ穴のムジナ=お高くとまってるだけの実態のない存在なんでしょ。
と、なんかそんな風に思ってしまった。酷いかなあ私w

ダーク・ボガードってさ、ちょっとだけデルトロ兄貴に似てるんだよね。目のワイルドなところとか。
犬っぽいところも。ただ、兄貴と違って気品があるというか(こら、やっぱしイギリス俳優だよなあと。
主人公貴族との第2ラウンドwで、家の中の螺旋階段で怒鳴り合うシーンには圧倒される。
スクリーンの向こうから、こっちのどてっ腹にまで響くような声。惚れ惚れする程いい低音で。

何が望みなんだと主人公の恋人が召使いに聞くんだけど、その辺が曖昧なのが味なんだよね。
現代映画だとその辺がこう、ガッチガチに理由づけされてしまって、ある意味面白味がない。
それが、金が欲しいのは良く解るけど、一体何が目的なんだと考え直した際に、実は良く解らない。
良く解らないものへの漠然とした恐怖を煽り立てるという意味では、
大したもんだともう。ポスターもセンスいいと思うんだけどなあ。私は好き。

結局
振り回されただけ
踏み躙られただけ

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