- **ご挨拶**
皆様、いつも当駄ブログをご贔屓頂きまして、本当にありがとうございます。
いよいよ一年分の、月間トップアクセス映画を発表する事になりました!って大袈裟ですねw
やはり映画館に見に行ったものが多い、と思いきや、DVDのみリリースの作品にも沢山のアクセスを頂きました。
DVDオンリーの映画であっても傑作と思しき作品も数多くあり、是非埋もれさせることなく皆さんに見て頂けたら
なんて思っております。
ちなみに明日の大晦日には、今年1年のまとめとして、コティ的年間ベスト10をやります。どうぞお楽しみに。
それでは行ってみましょう!これまでにご覧になって頂けていた方にも、最後の月までお楽しみ頂けたら幸いです。
<1月>
「The BAD 」
途中まで1位がピーター・ストーメアの三日月おめめが強烈な「スモールタウンマーダーソングズ」だったんで、
今年はこの記事書くのやめようかなと思ってたwww それを見事にひっくり返してのナンバーワン。
未公開映画だし、日本版DVDジャケが完全に「RED」のパクリだしwで、調べてから見ようと思った方が多かったのかな。
見て損はないと思うけどね。まったりな休日には特にお薦め!
<2月>
「マージン・コール 」
もうね、私の2月はね、マージン・コールに始まり、マージン・コールに終わった感じwww
レンタルが出たのが3日で、いろんな賞が発表になって、インディペンデント・スピリット賞の新人作品賞を貰って、
しまいにゃ下らんラブコメまで書いてしまう始末でしたからw
大プッシュしまくったこの映画が、当ブログでも月刊アクセス数、他に追随を許さぬ程に堂々の1位でした。
この映画に興味を持って、当ブログに足を運んで下さって、それがきっかけでこの映画を借りようと思った、
そんな方がいらしたら、嬉しい限り。
こんなクオリティの高い作品が、日本じゃ未公開のままレンタル屋に並ぶなんて、何だか悲しくなっちゃうけれど、
それでも、見られないよりはいいのかな、と。
私の好きな映画、という項目が、私の中で更新された、記念すべき作品。
<3月>
「テンペスト 」
本来最高アクセス数を誇った記事は、マージンコール祭りの一環として書かれた、キャラ分析記事の2回目でしたw
もう断トツのアクセス数でして、書いた甲斐があったと感涙に噎んでおります。
が、この企画はあくまで、一番アクセスの多かった映画記事をご紹介するという事を目的としておりますので、
ここでは祭りの話は省略w
で、映画ですが、こちらのテンペストが最高アクセス映画となりました。
まあ3日に上げた記事だったんで、そういう意味でもアクセス数を稼いだのではないかなと思います。
それと、オスカーノミニーの衣装を目当てに見た方も少なからずいらっしゃるのかなと。
話自体は好き嫌いはあると思いますが(シェイクスピアものの中では私は余り好みじゃないw)、役者はいいですし、
興味があったら是非一度如何ですか?
<4月>
「ウィンターズ・ボーン 」
なんだかんだでなかなか思うようにDVDが見られなかった4月ですが、思い切り気に入った映画にアクセスが多数、
これは嬉しいですねえ。力一杯お薦めできますよ、これ。多分今年のベスト10に入ると思う。
殺伐としただけの映画ではないところが味わい深くて、それでいてベタついたところが一切ないのが小気味よくて。
女の女による女のための女の映画、と言っても過言ではありません。そこの女子!未見なら今すぐ見るべし!
<5月>
「ファミリー・ツリー 」
映画館に見に行った作品がここに入るのはまた格別に嬉しい。それだけ人気なんだろうし、期待もされている筈。
その、皆さんの期待に応えるべく、記事が書けていたのなら幸いである。
ドタバタの中にペーソスがあり、決して皮肉っぽい訳でもないのにピリリとしたスパイスが効いていて、
最後には落ち着くべき場所にすとんと着地が決まるという、いい脚本のいい映画ってのはこういうもんだと思う。
人の命を扱う映画というと、日本の場合やたら同じ方向に行こうとしてしまいがちだが、さすがは海外メイドw、
その辺の塩梅の巧さも光る。
キャラはもう全員いいに決まってるんだけど、笑いという観点で言えばなんつっても生垣から覗くクルー兄wwwww
あれは同監督の「サイドウェイ」の、「開けたらヤッてました」に匹敵する程のインパクトでもあるだろうw
<6月>
個人的にもしょっぺえ体験が多かった(苦笑)水無月の映画はこちら。
ワタクシの体験なんて「屁」でもねえ、くらいのしょっぱさMAXなイギリス映画がランクインwww
どのくらいしょっぱいかはまあ、タイトルリンクから飛んでみて下さいまし。箇条書きにしてありますからwww
愛情というのは目に見えぬものだからこそ尊いものであり、まただからこそ厄介なんである。
そして愛情というのはひとくくりに出来るものではなく、人の数だけ愛情の種類が存在すると言っても過言ではない。
今考えれば、ポッター夫人が全くナイジェルに愛情を持っていなかったかと言えば、決してそうではなく、
また逆にナイジェルについて言えば、ポッター夫人を心の底から憎いとばかり思っていた訳でもない。
(だから彼は最後に彼女にああ言うのである)
が、不幸な事に、二人は決して正面から向き合う事がなかった。いつも父=夫というフィルターを通してしか
お互いを見やる事が出来なかった、だから彼らは理解し合う事が出来なかった、とも言えるのではないか。
でもねえ、これは数学みたいに簡単に割り切れるもんじゃないから、なんつっても、愛情のお話だからさ。
そんなふっかーい事まで考えたくなるような、未公開ながら良作と言っていい1本。お薦め。
<7月>
「ラム・ダイアリー 」
いやあ嬉しいですねえ!この、世間的にはサイテーな評判のこの映画にアクセスが集まるとは!w
ワタクシの記事を読んで、少しでも偏見をなくしてもらって、それで映画館に足を運ばれたり、DVDを待っったり、
そんな方が少しでも増えたらいいなあと思います。
ジョニデの出る映画には期待が大きい分、自分に合わないと途端に「面白くない!」という烙印を押されがちですが、
この映画、面白いですから。ホント。別にハンター・S・トンプソンの事を知らずとも絶対に楽しめますって。
一人の男の奮闘記、とでも言うか、世間を諦めたくても諦めきれない、熱さを持った映画だと思います。
ちなみに諦めきっちゃったのが、同じくトンプソン原作で、ジョニデとデルトロが出た「ラスベガスをやっつけろ」。
こちらも合わせてお楽しみ頂ければ幸いですwww
<8月>
「預言者 」
アベンジャーズやメランコリアなど並みいるメジャー作品を押しのけての堂々の1位はこちら。
うーん、それだけ関心の高い作品だったってことでしょうねえ。
フランス作品で150分越えですから、普通の映画好きだとちょっと敬遠してしまうため、先に検索されたんでしょうねw
これ、私も大好きな作品でした。この夏見た中ではかなりの高ポジション。
幻想的ともとれるシーンがざらついた内容に見事にハマり込み、アンバランスなバランスを絶妙に保っているという。
マフィアものでしかもイニシエーション・ストーリーであるという伝統的流れを汲みつつも、むしろ新しい。
主人公の目の上のタンコブであり続けるニエルおとっつぁんの熱演も見どころ!
ちなみに映画記事ではありませんが、この月にアップしたテレビ記事「ベニチオ・デル・トロ 広島へ行く」へも
かなり多数の、というかこの映画へのアクセスよりも多数のアクセスを頂きましたw ありがとうございました。
<9月>
「最強のふたり 」
いやあ、やはり最強の映画w 2位のダークナイト・ライジングを大きく引き離し、アクセスでも断トツの1位。
ただ、後からガッツリ追い上げたのが「裏切りのサーカス」であった事をここで付け足しておきます。
ヘタなお涙頂戴になってないところが実に良かったんだと思う。いや、これで泣けない訳じゃないんだけど、
少なくとも映画の趣旨は泣かせる事じゃない。そんな甘っちょろいもんじゃないと。
確かに、お伽噺のようにも見えるかもしれないけど、決して現実をコーティングしてしまっている訳じゃないし、
かといって現実をデフォルメしてしまってもいない。その辺の塩梅が良かったんじゃないだろうかね。
主演二人のバディぶりが、見ているこっちの胸ぐらをぐっと掴んで離さない。
記事の時には書き忘れたんだけど、フランソワ・クルゼってあの「ラウンド・ミッドナイト」のあの人だったのよね。
後から知って結構感動した。あの映画、デクスター・ゴードンが良過ぎてつい忘れちゃうんだけど、みんないいのよね。
<10月>
「アウトレイジ ビヨンド 」
10月一番アクセス、ってか10月これしか見てないしwww
でもねえ、断トツのアクセス数だったんで、仮に他に見たものがあったとしても、これが1位だった事はほぼ確定。
マスコミでもある意味祭り状態でw、かなりの話題をさらった作品だったけど、やはりその魅力は話題性より内容。
あの超ド級のカタルシスは、今思い出しても雄叫びだ出る程の興奮度だったと思う。
人間関係をこねくり回した割には頭に入り易く、誰が見ても恐らくすっと話に入り込めるんじゃないかと思う。
それでいながら人物造形の素晴らしさが目を引く。まあこれだけのメンツ集めたら、キャラ立たせない訳に行かないしw
記事にも書いたけど、シェイクスピアにも匹敵する程のキャラ具合が私には最高に楽しかった。
こんな映画見ちゃうとやぱし、面白い映画に日本も海外もないよな、とつくづく思う。
<11月>
「SHAME -シェイム- 」
11月は御試験のため、殆ど映画を観られない状態でございまして、これが1位といっても、11月2日に見たので
まあ当たり前なのかなという感じです。激戦月間に私に見られちゃった他の映画達がちょっと可哀想かなとw
悪くはなかったしそれなりのスリリングさはあったし、私としては結構楽しんで見られたかなという感じではあるのですが、
とにかく内容っていうか、映像がショッキングなのでw、それに煽られた感はありますね。
しかもちょっとばかし、監督の美学が捉えにくい。どこに重きを置こうとしてるのかがイマイチ伝わってこないというか。
解らない訳じゃないけど、解るとも言えない。そんなvagueな感じが非常に後味として残る、そんな作品。
まあそんな事より、男性はキャリマリちゃんの胸にショックを受け、女性はファスファスのナニにショックを受ける、
そんな作品である事は間違いありませんwwwww
<12月>
「アルゴ 」
月頭に見に行ったので当たり前ではあるのですが、それにしてもアクセス数がダントツだったんです。
これは数日遅れても、きっとこの映画が12月のトップになったに違いありません。
もう見てもらうしかないのですが、特にベテラン勢のいぶし銀の演技が光るんですよ。これは必見です。
そしてそんないぶし銀の素晴らしさを巧く引き出した、監督兼主演のベンアフの手腕にも拍手。
来年の賞レースにも期待がかかるこちら、是非DVDで!
*****
- ザ・バッド [DVD]/クリストファー・ウォーケン,モーガン・フリーマン,ウィリアム・H・メイシー
- ¥3,990
- Amazon.co.jp
- マージン・コール [DVD]/ケヴィン・スペイシー,ポール・ベタニー,ジェレミー・アイアンズ
- ¥4,300
- Amazon.co.jp
- テンペスト [DVD]/ヘレン・ミレン,ラッセル・ブランド,リーヴ・カーニー
- ¥3,990
- Amazon.co.jp
- ウィンターズ・ボーン スペシャル・エディション [DVD]/ジェニファー・ローレンス,ジョン・ホークス,デイル・ディッキー
- ¥3,990
- Amazon.co.jp
- ウィンターズ・ボーン スペシャル・エディション [Blu-ray]/ジェニファー・ローレンス,ジョン・ホークス,デイル・ディッキー
- ¥4,935
- Amazon.co.jp
- ファミリー・ツリー ブルーレイ&DVD&デジタルコピー〔初回生産限定〕 [Blu-ray]/ジョージ・クルーニー,シャイリーン・ウッドリー,ボー・ブリッジス
- ¥4,190
- Amazon.co.jp
- ファミリー・ツリー [DVD]/ジョージ・クルーニー,シャイリーン・ウッドリー,ボー・ブリッジス
- ¥3,490
- Amazon.co.jp
トースト~幸せになるためのレシピ~ [DVD]/ヘレナ・ボナム=カーター,フレディー・ハイモア
- ¥3,990
- Amazon.co.jp
【初回限定生産】ラム・ダイアリー ブルーレイ&DVDセット (2枚組) [Blu-ray]/ワーナー・ホーム・ビデオ
- ¥3,980
- Amazon.co.jp
- 預言者 [DVD]/タハール・ラヒム,ニエル・アレストリュプ,アデル・バンシェリフ
- ¥3,990
- Amazon.co.jp
- Intouchables/Ais
- ¥2,903
- Amazon.co.jp
- Intouchables: Limited (German Title)/Universal
- ¥3,484
- Amazon.co.jp
- SHAME -シェイム- スペシャル・エディション [DVD]/Happinet(SB)(D)
- ¥3,990
- Amazon.co.jp
- SHAME -シェイム- スペシャル・エディション [Blu-ray]/Happinet(SB)(D)
- ¥4,935
- Amazon.co.jp
- アルゴブルーレイ&DVD (2枚組)(初回限定版) [Blu-ray]/ワーナー・ホーム・ビデオ
- ¥3,980
- Amazon.co.jp