ブログネタ:今年はよい年だった? 参加中
映画的には結構。
という訳で皆様、いよいよ年の瀬でございます。今年も本当にお世話になりました。
特に本年は、「在庫部屋」でググッた検索堂々の1位!…になる日も後半出てきたりして(いつもじゃないですよw)、
これもひとえに足を運んで下さる皆様のお陰と、心より感謝申し上げる次第にございます。
また、今年に入り、記事を読んで読者登録頂く方も多くなり、大変励みにさせて頂きました。
そんな皆様に心をこめてお送りします。当ブログ的本年の映画ベスト10!!!
今年見た映画及びDVD、全てを含めた中でのベスト10になるので、旧作も勿論含まれますことをご了承ください。
さて、本年見た映画・DVDの総本数は12月29日現在、124本。ひところに比べれば相当減ってますw
どうしても後半、おべんきうがあるため失速するんですよ、ここ数年。この傾向はしばらく続くと思われますw
↑受かる気はないのか。
それでもまあ、3日に1本の割合なんで、見てはいる方でしょうねえw
10本に厳密な順位は付けてありません。
なお、12月30及び31日の映画は、来年のカウント&記事に持ち越しにさせて頂きたいと思います。
では行ってみましょう。(タイトルクリックで詳細記事へ飛べます。)
「マージン・コール 」
順位はつけないとか言っておきながら何ですが、つけるとしたら堂々の1位はこれを置いて他にはありませんw
いやあ久々に「ハマった」映画でした。脚本を読んでキャラクター分析までしたのはデルトロ映画以来です。
昨今のテレビドラマを踏まえたキャラの絡ませ方の巧さが光る1作。だから堅い話なのにぐいぐい引き込まれる。
芸達者なベテランに混じる、テレビで有名になった若手や奥さまキラー(って誰だかすぐ解るだろwww)や、
サブキャラやらせればに右に出るものなし的ないぶし銀役者など、強い個性のぶつかり合いも見どころ。
未公開映画ながらこれ程の魅力湛えた映画を放っておく手はありませんわよ、奥さま。さあ早速ツタヤにGO!
「裏切りのサーカス 」
魅力あるキャラと言えばこちらも負けてはおりません。イギリスが生んだ傑作小説が原作のこちら。
11月にはレンタルになりましたので、是非ともご覧頂きたい。
ドコをとっても美しいのがこの映画の大きな魅力。スモーキーな色味の画面に広がるオヤジたちのしっぶい世界。
そして密やかな愛憎を巡る視線の交わし方なんぞ、見ていてうっとりですから。男臭い映画なのにw
話は多少入り組んでまして、解り易いかというと決してそうは言えませんが、ぶっちゃけその複雑さも魅力。
この映像のこのキャラの映画のストーリーが解り易かったら全然美的じゃないと思うのよw
美ってそういうもんでしょ、多分。
「ブリッツ 」
イギリスが誇る男臭さって言ったら、こっちだって最高に臭い訳ですよwww
でもなんつってもこの映画がココに入った理由は、ステイサム兄貴の相棒役となったコンさんの存在が大きい!
今年都市圏では公開になった「思秋期」の監督もこなす程の才能に溢れた役者、パディ・コンシダイン。
ボーンシリーズ2作目にも顔を出していた彼の知名度を、ここらでガツッと上げようではありませんか!
↓是非拡大を。
ほら、この人ですよ、この左の人。いいでしょう?雰囲気あって。この人がコンさんですよ。
サム・ロックウェルを優しくしてったような、タレ目のお顔がとても好みなのですw(結局この路線が好きなのだね)
この二人が、イケメンなのに凶悪犯であるブリッツと名乗る男をとっ捕まえようとする話ですw
過激ですけどスカッとします。一風変わった相棒映画だと思って是非。
「英雄の証明 」
で、今年最大の相棒映画と言えばこれ。シェイクスピアの「コリオレイナス」を原作とした作品です。
オスカー最有力!なーんて吹いてた割には総スカンでしたけど(爆、でもいいですよこれ。
普通この話を芝居にする時は、主人公コリオレイナスと母との関係に重点を置くそうだけど、これは違う。
コリオレイナスと、彼の最大のライバルでもあるオーフィディアスとの関係にスポットが当たっているのである。
コリを演じたレイフ・ファインズ自身が監督を務めただけあって、その辺の視点の置き方が巧い。
敵としての相手=変形バディ・ムービーとしても楽しめちゃうと言うね。
シェイクスピアなもんで、勿論台詞回しなど独特の古典でもあるけど、この2人を見るって意味は問題にならない。
「ウィンターズ・ボーン 」
女だって負けちゃいられません。こちらの映画、根性の入り方は筋金入りですw
毎年何らかの「熱い女」の映画に当たりますが(当たるのを待ってるんですw)、今年はこれですねえなんつっても。
アメリカ文学のイニシエーション・ストーリーの流れを汲み、しかも主人公が女の子ってのがいい。
記事にも書きましたが、これは多分、ホールデン・コールフィールドの対極にいる女の子なんだと思います。
絶対にライ麦畑でめそめそしたりしない女子。本当は心の底から泣きたいのに我慢して。
そこが実にこう、我々の胸を熱くさせる訳ですよ。この冬にでも是非!
「ヤング≒アダルト 」
女だって負けちゃいられないパート2しょっぱい編wwwww
これ、男性にはすこぶる評判悪いですし、シャー子さん演じる主人公に憐みの欠片もかけて貰えない事が多いけど
そういう映画じゃないから、これ。ねえドコ見てんの良く見てよ、ホントに見たの?本気で解ってんの?!
と迫りたくなる程w、主人公メイビスの中に入れば入る程、彼女の本当が見えてくるような気がした。
まあ、大方は記事に書いたんでもう掘り返さないけどw、でもこれ、ちゃんと解ってない人が多過ぎる気がした。
頼むよ。ねえ。
「ファミリー・ツリー 」
痛い映画と言えばシャー子さんだけじゃなく、こちらだって痛い訳だよw
こんなシチュエーション、堪んないよなあと、気がつくと感情移入してしまっているんんだよね。巧いよねえ。
しかもその痛さがハワイの美しさに映えて、というかコントラストになって、それでいてコメディだからまた。
クルー兄、もうさ、出ても作っても傑作を生み出すなんてさ、凄過ぎだよね。天晴。
家族を描いていながら、決して他の作品に埋もれることなく、ハッキリと鮮やかに我々の心に跡を残す1本。
他と違うというのなら、これの右に出る映画はないですぜwww
ドミニク・クーパーが天晴過ぎる1人2役で、今でも鮮明に思い出せる程記憶に残ってる。彼、いい役者だよねえ。
こちらも他に負けず劣らず過激なのですが、なんつっても題材が過激なので、そこら辺は覚悟してご覧ください。
ただし映画としては結構上質な仕上がりになっていると思いますので、見た方にはきっとご満足頂けるかと。
国が違うのに英語で語られてるのも余り気にならなかったし、あの衝撃(ある意味笑撃w)のラストも私は好きですw
「人生、ここにあり! 」
他と違う映画パート2。こちらはイタリアの作品。毎年英語以外の映画がココに入る事は多いのだけど、今年はこれ。
「預言者」と最後まで争ったのだけど、あちらは月間最多アクセス部門で入っていたのでこれにしました。
とにかく笑えます。笑っていいのかどうか解らないような事がネタになってるのに、それをあっけらかんと笑ってしまう。
悲しいシーンもあるんだけど、そこまで含めて人生、ここにありなんだろうなあと思うとちょっとジーンときます。
余り有名な作品ではないからこそ、ココに入れて、皆さんに知って欲しいと思う映画です。
「アルゴ 」
そして最後はこちら。一番最近映画館で見た、という好条件だった事は確かですが、それを差し引いても素晴らしい。
キャラ立てもいいし、何より監督兼主演のベンアフの成長ぶりが嬉しいじゃありませんか!
内容も実に真面目なのにおかしみがあり、社会派映画をエンタメとして成功させている点と、
映画というものに対するベンアフの愛情がふっと現れる瞬間が実にいいのですよね。それと共演者が最高。
賞レースにもかなり絡んできているようだし、そういう期待も込めてのトップ10エントリーと相成りました。
今年は全体的に英語圏の映画に当たりが多く、他の国の作品が心に引っ掛かりにくかったような気がします。
来年も、どちらも拮抗するくらい、いい映画が沢山見られる事を期待しています。
その他、心に残った作品は以下10作(順不同)。エントリーから落とすのが辛い程いい作品もありました。
リンク張ってありますので、宜しければこちらも飛んでみて下さい。
※は昨日アップした、月間最多アクセス映画でもあります。
「50/50 」
「ゴースト・ライター 」
「幸せの行方… 」
「ミッドナイト・イン・パリ 」
「ラム・ダイアリー 」※
「トースト 幸せになるためのレシピ 」※
「預言者 」※
「アウトレイジ・ビヨンド 」※
「汚れなき情事 」
それでは皆様、良いお年をお迎え下さいませ。
また来年お会いしましょう!って明日じゃんよwww
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