先日、「医師との信頼関係」についてブログをアップしました。(記事はこのブログの最後に☆マークを付けてURLリンクしています。)
今日はこの続編を兼ねて。とても印象的だった主治医の一言があります。忘れないように記しておきたいと思います。
管理栄養士のAcco MUKAWAです。はじめまして!の方はこちらで自己紹介ページをご覧頂ければ幸いです。
これはもう3年前のことなのですが、
服薬治療を始めて数か月経過したころ、主治医がいつものように「体調はいかがですか?」と聞いてくださった際、
「体調はまだまだ不安定ですが、少しずつ良くなってきたように感じます」と率直にお伝えしました。
その際、主治医は「それは良かったです」と、嬉しそうな顔をしていました。
医師が感情を表に出すことはあまりないと思うので、私にとってはとても印象的な出来事でした。
その理由を話してくださいました。
先日作った玄米とジャコのおにぎりとけんちん汁です。
「多くの患者さまは治療を始めることで、治療前よりも体調が悪くなったと訴えることがよくある」とのこと。
医師は主に服薬治療のことをお話されているのですが、なるほど、これは食事療法についてもいえることです。
と言う訳で、本日の表題。
食事療法を始めることで、いっときの間、始める前よりも不調を感じるようなこともあります。
(食事療法にも色々な種類や強度があるので、全てがそうとは限らないのですが)
これは、病気を発症して治療を始めるまでの間は、身体はなんとかその状況でバランスをとらなければならず、
悪い状態の中で最善をつくしていたからです。
そこから一転して、食事療法を(医師の視点では服薬治療)を始めることで、その流れを大きく変えることになります。
正しい方向へと、切り替えて行くのです。流れが大きく変わってしまっている方ほど、それに逆らっていくわけですから、
不調を感じるのは当然のことです。(実際には不調ではないのですが。)
不調を感じてしまうからこそ、正常な方向に向かってかじ取りができているのか、
正しく方向性をチェックしながら進めていくことがとーっても重要です!
乗り越えた先は、これまでよりも穏やかな体調の日々が待っているはずです。
私の主治医は東大系の病院の大先生なのですが、それでも日々こういったことに色々と思うことがあるのだなあと思いました。
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