打撃のエッセンス(10) ボールの見送り方
バッターは投球毎にステップした時点でスイングするかしないかを決めるわけですが、この時必ず「あとは肩が開いてバットが飛び出すだけ」という【トップ】の姿勢ができていないといけません。【トップ】に入らずに、つまり体重を後足に残したままだったり前膝をキャッチャー側に向けたままボールを見送っていると、いざスイングしようとしてもすぐにバットが出てきません。当然振り遅れるか、慌てて手打ちになるので、打ち損じる可能性が高くなります。よく強打者に対して「雰囲気がある」という表現をしますが、ボールを見送る時にちゃんと【トップ】に入っているバッターは、どんなボールでも打ちそうな印象を与えるものです。一本足打法の王さんも毎球トップに入り打ちに行ってから見送っているまた、そんな強打者の中にはボールを見送る時にバットのヘッドをキャッチャー側に落とす選手がいます。これはグリップに無駄な力が入っていない証拠で、こういうバッターは腰が回った次の瞬間バットがジャックナイフのように飛び出し、目の覚めるような鋭い当たりを放ちます。手でバットを操作することなく、グリップが体から離れないので、腰が回りきってもバットのヘッドが後ろに残っており、その分インパクトゾーンでのヘッドの加速度がすばらしいわけです。グリップが脱力していると見送る時にヘッドが落ちるのですから、脱力したければ見送る時にヘッドを落とす癖をつけるといいでしょう。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■このブログの内容をはじめ野球に関する質問や相談を受け付けますよ(ただし向上心のある選手や指導者に限ります)メールかTwitterのDMでどうぞ↓3210@goo.jpbaseballmaster■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■