最近ジムロジャース氏の著作「商品の時代」を再読しました。

なるほど発展途上国の経済発展に伴う一次産品実需の需給の

逼迫はますます切迫してくるのでしょう。


これはわかります。


ただひとつ腑に落ちないことがあります。


それは投機マネーによる商品価格の形成について一言も語られていない

ことです。


商品価格の形成は実需と投機マネーによって決まります。


氏の著作の中で商品相場の需給は20年サイクルがあるとあります。

このスパンに基づけば商品相場はたしかに上昇なのでしょう。


しかし、投機マネーの基となるワールドダラーと呼ばれる世界中のドル資産の

最近の急減に応じて商品指数であるCRB指数が急減しています。


であれば、投機マネーによる影響も考慮に入れなければ

ならないのでは。


ジムロジャース氏はこのことをどう考えているのでしょうか。


ちなみに最近のワールドダラーは下落基調、商品相場が下落してもおかしくない

でしょう。


そういえば、ウォーレンバフェット氏の予測では商品相場は近々下がるとのこと。

投機マネーの影響を考慮しているのでしょう。


さてさてどうなることやら、ジムロジャースさん教えてくださいな。






方向感のない相場が続いてますね。


 今日の相場はFOMCのこれからの利上げに含みを残したFFレート

利上げ停止で下げ相場と思いきや、足元の景気のよさを示した経済

指標で一気に上げる相場と相成りました。


 私はハイテク株の空売りを狙っているのですが、足元の景気のよさを

示した経済指標が出るのが怖くてなかなか動き出せないのが正直な

ところです。


 さて、最近思うのですが、以前にも書いたとおり、シリコンサイクル下落

局面入り、FFレート天井感、ワールドダラー低下、これだけ株式市場に

ネガティヴ根拠があるにもかかわらず、これからの株式相場に強気な人

がまだいるのは不思議としか言えません。

特にひどいのは願望と予測がごっちゃになったような人(一応プロの人)

がマスコミに出てきていることです。


失笑を禁じえないのは、5月の下落相場後の予測を1987年のブラックマン

デー後の株価の動きとダブらせて強気な予測をする人がいたことです。


まず、事情がかなり違います。当時グリーンスパン議長は株価暴落後に

適切な金融政策を実施させて市場に安心感を与え株価が上昇してゆきま

した。ひるがえって今の議長はどうでしょう。
インフレ懸念と経済の急激な落ち込み防止とを天秤にかけてもがきながら

はっきりしない(できない)金融政策を繰り出しているのが実情でしょう。


こうなると言わずもがな株価上昇は起こりにくいと考えるのが普通ではない

でしょうか。


 先日のブログで投資は哲学だと述べさせていただきましたが、株式市場の

予測でも他人の言うことを鵜呑みにせず、願望を排除して「本当はどうなのか」

といった哲学的な作業を行うのが大事なんだなと今日の相場を見て改めて思う

次第であります。


株式投資を始めてもうすぐ6年になるのですが、最近こんなことを思うようになりました。


「投資=哲学ではないか」


なんでも、哲学の基本というのは真と偽を見分けることだとか。


投資の際には投資に値するか銘柄か否か、今が投資のタイミングに値するか否か


いつもこんなことを考えて投資しますが、まさしく哲学の基本のごとく真と偽を見極める

行為がそこにあるのではないかと思う今日この頃です。


 今回は本の紹介をしたいと思います。


タイトルは「バブル再来」 ハリーデント・S・Jr 詳しくは下のURLをチェックしてください。


http://www.amazon.co.jp/gp/product/447860049X/249-3624894-3789135?v=glance&n=465392&s=books


 内容をごく簡単に要約すると2022年までの経済予測を基にした、とるべき

投資戦略を述べたものです。


 経済予測は人口動態をもとにしているのですが、この人口動態はマーケティング

には良く用いられているにもかかわらず経済予測にはまったくと言っていいほど

用いられていなかった理論だとか。


 他にも成長カーブ理論、株価サイクルを基にした相場予想が語られており

なかなか面白い内容だと感じました。


いや、面白いを超えてなかなか説得力があると感じた一冊となりました。


なぜか


 実はこの筆者は同じように90年代から2000年代の経済予測をした本を上梓

しておりその的中率が高かったのです!圧巻はダウの大幅上昇を的中させた点です

唯一外したのは私の記憶が正しければ原油高騰だったと思います。


これを考えると株式投資を志す者はこの一冊は必読の一冊となるのではないのでしょうか


ちなみにこの本の訳者はあの神田昌典先生です。



とうとうゼロ金利が解除されましたね。


多分どの新聞にもかかれていないと思いますが、ある指標を見ると

BOJ(日銀)はかなり本気で金融を引き締める気なんだなと感じました。


その指標とは、マネタリーベース。下のURLを見てください。


http://www.boj.or.jp/theme/research/stat/money/mb/index.htm


マネタリーベースとはなんぞやと思われる方も上のURLをみてください。


 さて、最近のマネタリーベースの前年同月比をみるとかなり落ち込んでいるんです。


この落ち込みは半年から一年半後の株式市場に悪影響を間違いなく与えるでしょう。


 巷では日本経済は新たな成長局面に入って株式市場も活況に、などと論調が

目立ちますがこの指標を見る限りでは幻想に過ぎないと感じるのは私一人でしょうか。


 気になる米国ですが、FFレートを上げたのみで他にマネー関連の指標に変わりはない

ようですが、バーナンキ議長は金融政策を決めかねているのでしょうか。

この迷いが最近の米国市場の低迷の原因かもしれません。


近いうちに米国も金融引締め政策を鮮明にしてくるでしょう。

さて、こうなると本格的に日米ともに株式市場が冷え込んできます。


ひょっとするともしかすると、2003年から2005年までの上昇相場を巻き戻すかのような

相場展開もあるかもしれません。


そう考えるのは杞憂でしょうか。


「神様はみんなに成功を与えない。
一時はみんなに儲けさせて、それで取捨選択するのです」
               立花証券相談役 石井久


どうですか。なかなか含蓄のある言葉だと思いませんか。


 この言葉を言った石井久氏の紹介を簡単にすると、巡査から社会人を始めて
証券会社の営業マンを経て立花証券を設立し、「独眼竜」のペンネームで数々
の相場予測を当てた伝説の人物です。


 最近ではバブル崩壊後の長期の地価下落を予測、的中させたことで知られています。
(バブル崩壊後から公に予測を公開しなかったため、知られている最近の予測は
これだけです)


そんな氏の言葉は重く私に響いてきました。


最近の暴落相場を見るとなおさらです。


巷にあふれる株式本、セミナーを見てください。


どちらかというと一発ドカンと儲けた話、即ち一時はみんなに儲けさせる話が多いような
気がしませんか。


”神様の取捨選択”をいかに生き残るかを論じた本、セミナーがあまりにも少ないのが
残念でなりません。


まだまだ日本人は投資に関して素人同然なのでしょう。


株式投資でずっと生き残るために何をすべきか、コンスタントに勝ちつづけるにはどうすべきか。

これからの日本人に新たな能力が求められているような気がしてなりません。


 リスク資産である株式で利益を得ようとする私としては氏の言葉を胸にしっかり刻み
コンスタントに稼いでしっかりと”神様の取捨選択”を生き残りたいと思う次第であります。



 やっとクラッシュ(暴落相場)が終わったようですね。(まだ早いかな)


思えば、私が株式投資を始めてから初めて経験した暴落相場でした。


なにせ、あらゆる指標が底打ちを示しているのにもかかわらず、さらに下げるという

凄まじいものでした。


指標が底打ちを示した時点で買いを入れていた私は含み損を抱えてしまうという

悲惨な体験をしてしまいました。


悪い女にだまされた気分を味わったようなものでしょうか。


 さて、幸い損失は少なかったものの、ある理由で私は非常に悔しい思いをしました。


なぜならこの暴落相場を予測できたかもしれなかったからです。


以下のURLを見てください。


http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060508AT2M0700B07052006.html


サウジアラビアの話ですが、過剰流動性相場(一種のインフレ作用により

株式価格が上がること)の終わりを告げる意味で非常に興味深い記事だと

言えるのではないでしょうか。


最初、新聞のべた記事で読んで印象に残ったのはいいのですが、すっかり

忘れてしまい相場予測に役立てることは出来ませんでした。


忘れさえしなければ損失を防げるばかりか空売りで一儲けできたかも

しれなかったと思うと残念の一言に尽きます。

 さて、気を取り直して、これからの私の相場予測を述べてみたいと思います。

今後、1,2ヶ月は上昇相場でしょう。そして秋頃また下落相場が始まると予測します。


さて、この1,2ヶ月の上昇相場で損した分を取り返すとしますか。


ではでは


このところの下げはすさまじかったですね。

下のURLを見てください。


http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi


この下げ相場の騰落レシオの低さは97年以来の低さです!


歴史的な下げ相場だということです!


 私は相場の天底を判断するのに25日騰落レシオをよく使い、
60%~70%ぐらいで底だと判断していました。


 そんなわけでこの1ヶ月間はこの値で推移していたため、いつ

反転してもおかしくないと思い、少しではありますが下手な買い増し

をしてしまう羽目に陥ってしまいました。


 そんなわけで、反省ばかりしてしまい自己嫌悪に陥ってしまいました

が上のURLを見て、こればかりは予測できなくても仕方が無いんだな

と思うようになって自己嫌悪から開放されつつある今日この頃です。
(本当はいい言い訳を見つけただけ?)


さて、自分の話はこれくらいにしてこれからの今年の相場について
私の予測を話してみたいと思います。


結論から言うと「売り」です


まず前提として以下の事柄が挙げられると思います。


・過剰流動性相場の終焉 → 世界中のお金が株式市場から引き

上げられる。
              その証拠に世界中の株式市場が日本と

同様下げ相場でした


・景気後退の可能性 → 下のURLを見てください。銅価格の直近チャ

                ートがギザギザしてきています。景気先行指

               標である銅価格のトレンドが下げ始める兆候で

               はないでしょうか。


http://www.lme.co.uk/copper_graphs.asp


・シリコンサイクル下降基調 → この指標も一種の景気循環を表す指

                   標です。

                   この指標が下向けば景気も悪くなると

                   考えてよいでしょう。


 加えて今年は米国大統領中間選挙の年です。この年はどういうわけか

決まって 9月、または10月あたりに下げ相場が来るんですよね。

(米国株式相場の話です)


この影響が日本株式市場にも来ると思います。加えて外国人投資家、

日本の機関投資家の決算売りが出て余計に下げ相場になるのではない

でしょうか。


 こんなわけで、基本的に「売り」のスタンスでよいと思います。
ただし、この激しい下げ相場の反動で短期的に上げが予想されるので

そのときに手じまうのが良いと思います。


では、9月、または10月あたりは絶好の買い場になるのか。


難しいと思います。


詳しくは後日のブログに譲りますが、来年の株式市場は下がると思うか

らです。


下がると予測しつつ買いにいけるかといえば、当然むずかしいですよね。

だとすれば、株価の高いうちにキャッシュポジションを多めに取って9月、

または10月あたりの下げ相場に向けて空売り準備をするのが良いので

はないでしょうか。


さてさて、どうなることやら。



相変わらず下げのすさまじい相場ですね。


思いがけずいろいろ考えさせられました。


「損きりすべきか」 → 相場の指標が底を示しているので × ?


「ドテン反対で空売りに走るか」 → 相場の指標が底を示しているので踏み上げを喰らう?


「買い向かうか」 → まだまだ下がるかも


正直なところ迷いますね。


 いやーこんなに下げが深くて長い相場になると思いませんでした。

せいぜい今年の3月相場ぐらいだろうとたかをくくったのがいけませんでした。

おかげで含み損が実現益を上回ってしまいました。


 5月は下がると予測してキャッシュポジションを高めたのは良かったのですが

もう少しその比率を高めるべきでしたね。


ではこの相場をどう乗り切るか。


相場は下がりつづけていますが、さまざまな指標が相場の底を示している以上、

基本的に何もせず相場の反転を我慢して待つのが良いとおもいます。


耐えて相場が上がった後、今後の私の相場予測に従った行動をとろうと思います。


追伸

 あえて行動をとるとすれば、こんな相場でも堅調な値動きを示す優良銘柄を買うのが良いと

おもいます。


ではその銘柄とは?


それは次回のお楽しみ




 村上氏がついに逮捕されてしまいました。

インサイダー取引で捕まってしまったとか。


インサイダーなんかに頼らなくても十分に儲けられる

投資家だけあって残念です。


氏の経営者に対する発言、行動、企業の見方など日本の個人投資家

にとって参考になるものが多々ありました。


それだけに今回の逮捕は重ねて残念です。


ところで、村上氏のような投資家がいなくなるとおろかな経営者が出てきてしまうと

心配するのは私だけでしょうか。


再び村上氏のような物言う株主が出てきて日本経済が活性化してくれればいいのですが