働いて稼いだお金がきれいなお金。
 株などの投資・投機で稼いだお金が汚いお金。


 まだまだ日本人の間にはこんな「勤労心理教」
という偏見が根強いようです。


 投資で成功した人の本を読むと、成功の裏にひた
むきな努力があります。


決して楽をして得た成功ではないのです。
働いて稼いだお金と同じくらいの価値があると思う
のですが、なぜか評価されません。


 本当の意味での投資とは何か、投機とは何かが一般
に知られていないのでしょう。


日本語の”投機”を英訳するとスペキュレーションに
なりますが、この語源はラテン語のスペクラトゥーラ
(よく考えるの意)なんだそうです。


たしかに投機であるトレードはチャート分析を事前に
しっかりして、よく考えて戦略を立てなければ成功し
ないそうです。


よく考えること、もうここで勤労の要素がばっちり入
ってきます。


ですからまじめに株式投資で利益を得るに我々はすで
に勤労所得を得ているのと同じなのです。
何も後ろめたいものを感じる必要はないのです。

とはいっても、いくら儲けたとはあまり人には言いたく
ないのですが。


最後に、これは汚いお金だなと思うのがあります。

それは、何もしないでたまたま大金が転がり込んできた
とき。


これは怖いです。だって、そんなお金は大体すぐに失って
それどころか不幸を生んでしまうでしょ。


そのいい例がこちら。

ロト6で3億2千万円当てた男の悲劇/久慈 六郎
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 先日ある投資仲間からコモディティファンド
を買った話を聞きました。


なんでも、著名投資家が作った指数と連動する
金融商品なんだそうですが驚いたのはその手数料
の高さ!


含み益が出ていようと、出ていまいと預け入れ
資産額の3%を毎年支払う商品だったのです!


これは高い!高すぎる!


ちなみに投資信託の手数料の世界的な相場は1%

3%はこの3倍ですから、この割高さが分かる
でしょう。


もうひとつこの割高さを示す例をあげると、
この商品は10年満期なんだそうで、10年預けた
まま、加えて価格が変わらないと仮定して10年
トータルの手数料はいくらかというと


P×(1-0.03)^10=P×0.737


なんと約73%に減ってしまいます。


これはかなり大きいですよ。
「ナニワ金融道の世界にようこそ」といったところ
でしょうか。


それでは毎年の手数料を世界標準の1%として、
10年預けたまま、加えて価格が変わらないと仮定
して10年トータルの手数料はいくらかというと


P×(1-0.01)^10=P×0.90


90%に減ってしまいます。
でも、73%に減るよりかはかなりいいですよね。

もうここでこの冒頭の金融商品はボッタクリものだと
いうことが分かります。


加えてこの商品を販売している会社は最近穀物価格が
値上がったのを見計らって農産物ファンドを売り出して
います。


うまくタイミングを見計らうところをみると、ひところ
の嵌め込み営業を連想するのは私だけでしょうか。

このような嵌め込み商品はコモディティだけではないよう
です。


同じく流行っている新興国ファンドにもちらほら見受けら
れるようです。


そんなファンドを買うんだったら上場投信、例えば
テンプルトンドラゴンファンド(8683)
コリアエクイティファンド(8681)
コリアファンド(8676)
あたりを買えばいいのではないのでしょうか


またアメリカ市場に上場している各国ETFを買っても
いいのではないのでしょうか。


ドルベースではありますが、投資国通貨が上がればその分
価格も上がるので投資国通貨を持つのと同じ効果が得られる
と思います。


おまけに東証とNY証取が提携する話が出ているようですから
近いうちにCRB指数などに連動するETFが出てきても
おかしくないでしょう。


現に米国市場では石油ETF(ティッカー:USO)
金鉱株ETF(ティッカー:GDX)などがあります
日本でも近い将来似たようなのが出てきてもおかしく
ありません。


そういう手軽に買える商品が出るのを待ってから投資判断を
しても遅くないと思うのですが。




 最近何かとお騒がせの「タミフル」ですが

こういった「薬害被害」リスクは今に始まったことでは

ありません。

 アメリカではここ数年頻繁に表面化している問題で
ダウ採用銘柄である大手医薬品メーカーの株価が急落し
ダウ指数全体が下に引っ張られるほどの影響を及ぼした
ことがあります。


現に薬害を恐れてFDA(日本の厚生労働省に当たる)
もなかなか認可を出さない傾向にあるそうです。

 最近日本でも医薬品について疑問を呈する本が出てき
ました。

がん治療「究極の選択」―抗がん剤を超えた丹羽療法/丹羽 靭負
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 日本の医薬品メーカー発の薬害もきっと出てくるでしょう
今思いつくのはある医薬品メーカー(上場企業です)が販売
しているアトピー性皮膚炎の治療薬です。


この薬は臓器移植に用いられている免疫抑制剤の技術を用いて
いるのですが、免疫を抑制するあまり紫外線に当たると皮膚が
んを誘発する(!)恐れがあるという代物です。


詳しくはこちらのURLを


http://www13.ocn.ne.jp/~tshp/


医薬品セクターは財務内容の良い銘柄が多く、ヴァリュー投資
の観点から見ると良さそうな銘柄が多いのですがこんな急落リ
スクを見込んで投資を行うのも一考に値すると思います。




 またハゲタカを観てしまいました

 松田龍平演ずるホリエモンじゃなくて
新興IT企業の社長が神頼みをするシーンが
ありました。


 恥ずかしながら新興IT企業の社長に神頼み
をする人が多いということを知りませんでした
私にとって実に意外でした。


さて、今日の話はTOBがテーマでしたが、相場
に神様っているのでしょうか。


 ある大手商社の元社長は商品先物市場を通して

神の存在を確信されたそうです。


株式投資を始めた当初、この話を聞いても「?」
の状態でしたが、最近になってうなずけるように
なりました。


はっきりとはまだ分からないのですが、少なくとも
こんな神様でしょう。


・努力せず、安易に相場にエントリーする者に対して
 損をもたらす


・努力せずに儲けた者に対してはふるい落としを
 かけて選別する。


 いよいよ来週は最終回です。このTOBの結果も見え
てくるでしょう。そこで相場の神様はどんな姿をあらわし
てくるのでしょうか。


 楽しみに待ちたいと思います。
 




 さて、米国のサブプライム問題とやらで米国市場

の雲行きが怪しくなってきました。

日本市場にも当然飛び火するでしょう。


ジョセリーノ氏の世界金融恐慌予言も説得力を帯びて

きました。悪いことは重なるものなのか3月に東京に

大きな地震が起きる予言もしているそうです。


いずれにせよ、予言が本当に当たるかは別にしても3月

は買い控えるほうが得策でしょう。


ということは売り方が優勢だろうということで今回は

私の空売り銘柄を紹介したいと思います。


以前も触れたことがありますが、その銘柄は


信越化学工業(4063)


です。


この銘柄昨年半ばからのシリコンウェハ価格急騰に

つられて株価が急騰していたのですが、1月ごろから

DRAM市況の悪化につられてか株価の連れ安

トレンドに入ってしまいました。


結果的にはここで空売りを仕掛けても良かったのかも

しれません。


しかしながら、急騰の理由がシリコン~価格上昇と考え

ていたので、価格下落を確認してからと決めていました


では価格は下がっているのか。


日銀が公表しているデータを見ると、この3ヶ月間横ばい

で下がってはいないのですが、2年周期の価格変動の

サイクルが去年三月を基点にしているので今月あたりが

価格上昇のピークと考えてもいいでしょう。


しかも鉱工業生産データを見ると生産量も下がり始めつつ

あります。


価格変動サイクルと生産量サイクル、これら両者のサイクル

が負の方向に転じてきた今、利益悪化の連想が働いて株価

下落も十分にありえるでしょう。


さて、どうなることやら




 ハゲタカ第4回を観てしまいました。

毎回ながら細かい描写に唸らされてしまいました


たとえば大空電気の工場、レンズ磨きの年季の入った

機械と工場内のトイレ。


製造業に携わっている者としてほんとに隙のない作りこみ

だと感心せざるを得ません。


 そしてもうひとつホンの数カットですがストーリーの核心に

迫る部分でほんとにリアルだなと思わされた部分がありました


それは大空電気の役員の人数の多さと年齢の高さです。


よくダメな企業は役員の人数が多い、高年齢であるといわれます

現にあのさわかみファンドのさわかみ社長は役員の人数の多さを

理由にある大手鉄鋼会社の投資を控えているそうです。


企業の役員になること、それはいわゆるサラリーマンの「上がり」

の地位であり、ややもすると結果をあまり出さなくとも報酬がもらえる

既得権益であり、場合によっては企業成長を阻む存在となってしまう

ことが多くなってしまったようです。


ドラマの中では「家族主義」、「終身雇用」が槍玉に挙げられていまし

たが、これらは少なくとも製造業では技術の蓄積、伝承の点で決して

害になるものではなく、むしろ衰退の原因となったのは役員の多さに
表される社員の活力を奪うような要因を放置してしまったことが真の

衰退の原因なのでしょう。


そういう意味で大空電機のダメさ加減をよくぞわずか数カットで表現した
ことを評価したいです。


そんな意味で個人投資家必見のドラマだと思います。


せめてヴァリュー投資全盛の数年前に放映されていればと思うのは
私だけでしょうか





 この世界同時株安が示すもの。
やはり世界的な金余りがこの相場を押し上げていた
ということを証明したのではないでしょうか。


 日経平均のこの一週間の下げ幅、バブルがちょっぴり
はじけた感じがしてならない。トレンド転換点かも

金余りに関して円キャリートレードがよく言われるが、
もうひとつ忘れてならない要素がある。


それは、「マーシャルのK」の異常な高さである。


何かというと経済学の用語の一種で世の中に出回ってい
るお金の量とGDP(普段私たちが売買する物やサービス
の額)の比率でこの値が大きいと「金余り」と判断され、
「過剰流動性相場」といわれる一種のバブル相場の元凶と
なる。


現にこの数年、世界中の外貨準備高と世界合計GDPの値

を比べると結構高い!


 確かに世界的に景気はいいのかもしれない。
でもこのように余計に相場を上下させる要因があることも
忘れてはならないと思う。


難しい相場になるよこりゃ。


うかつに買いにいけないし、うかつに売れない。

信用買いなんて特に難しい。


お気に入りのハイテクを信用買いで一気に儲けようと皮算用を
企てていたけど、ダメかもしれないな~



 第3回のハゲタカも良かった。
登場人物の仕事とは少し外れたシーンでの姿が
印象的でした。


ただこのドラマで少し腑に落ちない点がある。

それは冒頭で語られる「お金のある悲劇」という
科白だ。


偏見かも知れないが、なんだかお金があること自体
を問題にしているようで、その点がどうも腑に落ちない

言い直せば「お金があっても使いこなせなかった悲劇」
というほうが適切ではないだろうか。


そして「お金のある悲劇」と「お金のない悲劇」は表裏
一体だと思う。


 例えば不良債権問題。
ドラマ中でいやというほど見せ付けられたが、最初調子
に乗って融資の誘いを受けて、お金があたかもたくさん
あるかのように見えたけど、いざバブルがはじけて元の
木阿弥どころか債権者、債務者ともども身動きが取れな
い状態に陥ってしまって初めて自分は経営に向いていな
いと悟る。そして「お金のない悲劇」に見舞われる。
これなんか全くいい例でしょう。


 よく聞く話で「お金があれば何でも出来る」というのが
あるが、これも全く危ない話だと思う。


不良債権問題の話になるが、バブルのころにお金を借りま
くった人もこの考えで突っ走ってしまったのでしょう。
たとえばアメリカのロックフェラーセンターをある日本
企業が買ったがいいものの、バブル崩壊後に安値で手放す
羽目に陥った話とか枚挙にいとまがない。


 私も株式投資で少ないながらもお金を扱う身です。
このドラマを見て襟を正せねば。

 とうとう中国市場が暴落しましたね。


いつかこんな日がくるかと思いましたが

まさか昨日くるとは。

中国株買わなくて良かった~


中国当局高官の「バブル懸念(?)」

発言が元だといいますが、「中国ヤバイんじゃない」

の説もアリかもしれません。

元・外貨レートの長期闇レートチャートを見ればヒント

があるような気がするのですが


 元の闇レートチャートのありかを知っておられる

方、ぜひご一報ください。


そんなわけで昨年の5月暴落を思い出してしまい

慌てて利食い&損切り&空売りポジションを

それぞれ少し建てて全体のポジション調整を図りま

した。


様子見でポジションを少しベア気味に変えただけな

ので、もし本格的にポジション変更をするならば相場

の流れを見ながら少しづつ変えて行こうと思います


個別銘柄を見ると終値が昨日より下がっているのに

陽線で終わっているのが意外と多い様に感じます

(本当か否かは未確認)

もしそうだとするとこの下げはほんの一時的なもの

かしら?


だといいんだけどね


またまたドラマ「ハゲタカ」を観てしまいました。


国内銀行と外資との攻防が面白いですねー


そしてどのようにして企業を建て直すか(乗っ取るか)

の手口が描かれていてためになりますね。


しかし、再生が必要な企業というのは損切りが下手ですね

西之屋といいサンデー社といい実際に損が出ているにも

かかわらずゴルフ場やテーマパーク等の不採算部門を

切ろうとしない。

実際にだめになった企業も似たようなもなんでしょう。


それを助けようとする銀行もしがらみだらけで再建屋として

?の部分があって、例えば不良債権を早いうちに損切り

できず最後の最後で外資に買い叩かれるのを見ると再建屋

としての資格はあるのかと疑ってしまいます。

これでは、なるほど外資の付け入る隙を自ら与えている部分

もありますね。


そんなわけで私は銀行セクターに投資する気がありません

最後に紹介する本に書かれていることですがバブル当時

銀行は日銀の「窓口規制」と呼ばれる指導でバンバン貸出

特に不動産関連への貸出を指導して、これこそがバブルの

元凶だと書かれています。


これでは銀行に脳みそがなくなって外資につけこまれる隙を

与えてしまいますね。


不良債権問題が一段落した今、一説によると日銀は再び

「窓口規制」でもって銀行に貸出を増やすよう指導していると

のことです。


銀行はこれまでリストラで人材を流失させてきました。

優秀な人材ほど見切りをつけてさっさと去るものです。

ドラマの中でも柴田恭平演じる芝野も銀行を去って

フリーの再建屋となるようです。


 スカスカとなった銀行が新たな不良債権問題を起こさなけ

れば良いのですが。


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