第3回のハゲタカも良かった。
登場人物の仕事とは少し外れたシーンでの姿が
印象的でした。


ただこのドラマで少し腑に落ちない点がある。

それは冒頭で語られる「お金のある悲劇」という
科白だ。


偏見かも知れないが、なんだかお金があること自体
を問題にしているようで、その点がどうも腑に落ちない

言い直せば「お金があっても使いこなせなかった悲劇」
というほうが適切ではないだろうか。


そして「お金のある悲劇」と「お金のない悲劇」は表裏
一体だと思う。


 例えば不良債権問題。
ドラマ中でいやというほど見せ付けられたが、最初調子
に乗って融資の誘いを受けて、お金があたかもたくさん
あるかのように見えたけど、いざバブルがはじけて元の
木阿弥どころか債権者、債務者ともども身動きが取れな
い状態に陥ってしまって初めて自分は経営に向いていな
いと悟る。そして「お金のない悲劇」に見舞われる。
これなんか全くいい例でしょう。


 よく聞く話で「お金があれば何でも出来る」というのが
あるが、これも全く危ない話だと思う。


不良債権問題の話になるが、バブルのころにお金を借りま
くった人もこの考えで突っ走ってしまったのでしょう。
たとえばアメリカのロックフェラーセンターをある日本
企業が買ったがいいものの、バブル崩壊後に安値で手放す
羽目に陥った話とか枚挙にいとまがない。


 私も株式投資で少ないながらもお金を扱う身です。
このドラマを見て襟を正せねば。