ハゲタカ第4回を観てしまいました。

毎回ながら細かい描写に唸らされてしまいました


たとえば大空電気の工場、レンズ磨きの年季の入った

機械と工場内のトイレ。


製造業に携わっている者としてほんとに隙のない作りこみ

だと感心せざるを得ません。


 そしてもうひとつホンの数カットですがストーリーの核心に

迫る部分でほんとにリアルだなと思わされた部分がありました


それは大空電気の役員の人数の多さと年齢の高さです。


よくダメな企業は役員の人数が多い、高年齢であるといわれます

現にあのさわかみファンドのさわかみ社長は役員の人数の多さを

理由にある大手鉄鋼会社の投資を控えているそうです。


企業の役員になること、それはいわゆるサラリーマンの「上がり」

の地位であり、ややもすると結果をあまり出さなくとも報酬がもらえる

既得権益であり、場合によっては企業成長を阻む存在となってしまう

ことが多くなってしまったようです。


ドラマの中では「家族主義」、「終身雇用」が槍玉に挙げられていまし

たが、これらは少なくとも製造業では技術の蓄積、伝承の点で決して

害になるものではなく、むしろ衰退の原因となったのは役員の多さに
表される社員の活力を奪うような要因を放置してしまったことが真の

衰退の原因なのでしょう。


そういう意味で大空電機のダメさ加減をよくぞわずか数カットで表現した
ことを評価したいです。


そんな意味で個人投資家必見のドラマだと思います。


せめてヴァリュー投資全盛の数年前に放映されていればと思うのは
私だけでしょうか