働いて稼いだお金がきれいなお金。
 株などの投資・投機で稼いだお金が汚いお金。


 まだまだ日本人の間にはこんな「勤労心理教」
という偏見が根強いようです。


 投資で成功した人の本を読むと、成功の裏にひた
むきな努力があります。


決して楽をして得た成功ではないのです。
働いて稼いだお金と同じくらいの価値があると思う
のですが、なぜか評価されません。


 本当の意味での投資とは何か、投機とは何かが一般
に知られていないのでしょう。


日本語の”投機”を英訳するとスペキュレーションに
なりますが、この語源はラテン語のスペクラトゥーラ
(よく考えるの意)なんだそうです。


たしかに投機であるトレードはチャート分析を事前に
しっかりして、よく考えて戦略を立てなければ成功し
ないそうです。


よく考えること、もうここで勤労の要素がばっちり入
ってきます。


ですからまじめに株式投資で利益を得るに我々はすで
に勤労所得を得ているのと同じなのです。
何も後ろめたいものを感じる必要はないのです。

とはいっても、いくら儲けたとはあまり人には言いたく
ないのですが。


最後に、これは汚いお金だなと思うのがあります。

それは、何もしないでたまたま大金が転がり込んできた
とき。


これは怖いです。だって、そんなお金は大体すぐに失って
それどころか不幸を生んでしまうでしょ。


そのいい例がこちら。

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