さて、米国のサブプライム問題とやらで米国市場
の雲行きが怪しくなってきました。
日本市場にも当然飛び火するでしょう。
ジョセリーノ氏の世界金融恐慌予言も説得力を帯びて
きました。悪いことは重なるものなのか3月に東京に
大きな地震が起きる予言もしているそうです。
いずれにせよ、予言が本当に当たるかは別にしても3月
は買い控えるほうが得策でしょう。
ということは売り方が優勢だろうということで今回は
私の空売り銘柄を紹介したいと思います。
以前も触れたことがありますが、その銘柄は
信越化学工業(4063)
です。
この銘柄昨年半ばからのシリコンウェハ価格急騰に
つられて株価が急騰していたのですが、1月ごろから
DRAM市況の悪化につられてか株価の連れ安
トレンドに入ってしまいました。
結果的にはここで空売りを仕掛けても良かったのかも
しれません。
しかしながら、急騰の理由がシリコン~価格上昇と考え
ていたので、価格下落を確認してからと決めていました
では価格は下がっているのか。
日銀が公表しているデータを見ると、この3ヶ月間横ばい
で下がってはいないのですが、2年周期の価格変動の
サイクルが去年三月を基点にしているので今月あたりが
価格上昇のピークと考えてもいいでしょう。
しかも鉱工業生産データを見ると生産量も下がり始めつつ
あります。
価格変動サイクルと生産量サイクル、これら両者のサイクル
が負の方向に転じてきた今、利益悪化の連想が働いて株価
下落も十分にありえるでしょう。
さて、どうなることやら