先日ある投資仲間からコモディティファンド
を買った話を聞きました。
なんでも、著名投資家が作った指数と連動する
金融商品なんだそうですが驚いたのはその手数料
の高さ!
含み益が出ていようと、出ていまいと預け入れ
資産額の3%を毎年支払う商品だったのです!
これは高い!高すぎる!
ちなみに投資信託の手数料の世界的な相場は1%
3%はこの3倍ですから、この割高さが分かる
でしょう。
もうひとつこの割高さを示す例をあげると、
この商品は10年満期なんだそうで、10年預けた
まま、加えて価格が変わらないと仮定して10年
トータルの手数料はいくらかというと
P×(1-0.03)^10=P×0.737
なんと約73%に減ってしまいます。
これはかなり大きいですよ。
「ナニワ金融道の世界にようこそ」といったところ
でしょうか。
それでは毎年の手数料を世界標準の1%として、
10年預けたまま、加えて価格が変わらないと仮定
して10年トータルの手数料はいくらかというと
P×(1-0.01)^10=P×0.90
90%に減ってしまいます。
でも、73%に減るよりかはかなりいいですよね。
もうここでこの冒頭の金融商品はボッタクリものだと
いうことが分かります。
加えてこの商品を販売している会社は最近穀物価格が
値上がったのを見計らって農産物ファンドを売り出して
います。
うまくタイミングを見計らうところをみると、ひところ
の嵌め込み営業を連想するのは私だけでしょうか。
このような嵌め込み商品はコモディティだけではないよう
です。
同じく流行っている新興国ファンドにもちらほら見受けら
れるようです。
そんなファンドを買うんだったら上場投信、例えば
テンプルトンドラゴンファンド(8683)
コリアエクイティファンド(8681)
コリアファンド(8676)
あたりを買えばいいのではないのでしょうか
またアメリカ市場に上場している各国ETFを買っても
いいのではないのでしょうか。
ドルベースではありますが、投資国通貨が上がればその分
価格も上がるので投資国通貨を持つのと同じ効果が得られる
と思います。
おまけに東証とNY証取が提携する話が出ているようですから
近いうちにCRB指数などに連動するETFが出てきても
おかしくないでしょう。
現に米国市場では石油ETF(ティッカー:USO)
金鉱株ETF(ティッカー:GDX)などがあります
日本でも近い将来似たようなのが出てきてもおかしく
ありません。
そういう手軽に買える商品が出るのを待ってから投資判断を
しても遅くないと思うのですが。