2年前、京畿道平沢市のMmアートセンターで開催されたシニャンさんの初個展「第4の壁」、仕事が多忙を極め行くタイミングを逸し、弾丸でも行けばよかったと激しく後悔。今回はちょうど仕事が一段落、シニャンさんのInstagramなどを追っていると単なる個展ではない事が垣間見え、行くなら今!と即決!ミュージカル鑑賞などもからめてソウルで久々にのんびり過ごして来ました。





>以下Google画像翻訳
ここはパク・シニャンのアトリエです。観客の皆さんは、今精霊たちが生きているアトリエに招待されました。
ここには精霊たちが生きています。画家が席をはずす瞬間、見えない存在が動き始めます。
彼らは画家が道化師として生きてきた時間の形です。
想像と現実の間には「第4の壁」という境界があります。
その壁は固定されておらず
想像と現実の間を移動します。そして観覧客の皆さんの心の中に立てられます。
この空間では誰が見ていて誰が見せているのか、その境界第4の壁が揺れる事があります。
>ここまで


地下1階のミュージアムショップには、ポストカードなどのありがちなグッズだけでなく。シニャンさんが公募して選ばれたデザイナーによって制作されたいろいろなコラボグッズもあり、まあまあ手の届くお値段で目移りします。
あまり書くとネタバレになってしまいますので、記者会見の記事を2本お届けします。
>以下、聯合ニュースより画像とも引用(翻訳サイト利用+調整)
「演劇的展示」を披露したパク・シニャン… 「私の絵の始まりは懐かしさ」
作業室で飾られた展示場に俳優15人が登場… 「パク・シニャン作業場への招待」
世宗文化会館美術館書5月10日まで…エッセイ集「感情の発見」も出版
(ソウル=聯合ニュース)パク·ウィレ記者
「十数年間絵を描いてきましたが、どんな気持ちで描いたのか、私の感情に注目してみました。懐かしさでした。ロシア留学時代に出会った友人たちに対する懐かしさですが、正確には対象ではなく、自由に芸術を論じていた当時の感情に対する懐かしさでした。最近のように忙しい世の中で扱われない感情ですが。」
俳優であり画家として活動するパク・シニャンの2番目の個展「パク・シニャンの展示ショー:第4の壁」が世宗文化会館美術館で5月10日まで開かれる。今回の展示では、彼が長い間描いてきた作品に約150点かかった。大半が100号を超える大規模な作品で、400坪に達する世宗文化会館美術館全館を埋め尽くした。
今回の展示の特徴は、既存の展示とは異なり、演劇的要素を積極的に取り入れたことだ。
まず展示タイトルである「第4の壁」は、演劇で舞台と観客の間の見えない境界を意味する。
別名「ホワイトキューブ」と呼ばれる白い壁の一般展示空間とは異なり、演劇の舞台のように展示空間を作家の作業室として想定して演出した。このためにコンクリートを固める際に使う型枠であるユーロフォーム1500余りを空輸して展示場全面を囲った。
また、作業室の精霊に扮した15人の俳優が展示場を自由に駆け回る。彼らは絵の具、筆、パレットなど作業室にある道具の精霊だ。主人が席をはずした間、精霊たちが生きて動くという「くるみ割り人形」の設定から着眼した。
6日記者会見場で会ったパク・シニャンは「展示は観客が展示場に行って作品を見る平面的な構造だが、演劇は単に劇場ではなく特定の時期と場所を設定してそこに観客を招待する概念」とし「今回の展示は展示場ではなく作家の作業場に招待され、その中で繰り広げられる方式だ。それで「ショー」という概念をつけた。」と説明した。

代表作は「キリル2」だ。縦193.9㎝、横130.3㎝サイズの大型キャンバスに人の顔を描いた。パク・シニャンが絵を描くようにした懐かしの対象、ロシアの友人キリルだ。
厚い絵の具が混ざった荒い筆遣いで画面いっぱいに顔を満たした。黄色とオレンジ、茶色が混ざった肌の表現の上に短くて速いタッチが重なり、強い質感が感じられる。
パク・シニャンは「絵を描くときに線から描かなければならない場合が多いが、必ずそうしなければならないのかという疑いがある」とし、「事実、外形を表現する線は偽りだと考える。 考えてみれば、私たちが見る対象に実際には線がないためだ」と話した。
彼は小学校1年生の美術の時間にスケッチブックにリンゴ1つを描いたが、「誰がリンゴをこのように描くのか」と先生に叱られたという。その後、絵と塀を築いた。
そんなパク・シニャンがまた絵に執着させた素材もりんごだ。パク・シニャンは安東で過ごし、フランス出身のドゥボン・レナード司教と親しく過ごした。ある日、ドゥボン司教がリンゴ2つをプレゼントとしてくれたが、食べずに作業室に置いた。時間が経つにつれてリンゴがどんどん枯れて腐っていく姿を見て、その姿がリンゴの本質ではないかという気がし、リンゴ連作を描き始めた。
パク・シニャンは「丸くて赤でなければリンゴなのかという考えを沢山した」とし「私のリンゴの絵は少し離れてみると丸い赤いリンゴよりもさらにリンゴのようだ」と話した。
パク・シニャンは俳優であり画家として、常に何かを表現しなければならないという負担感を持っている。そんな時は「表現」という課題が闘牛士に駆け寄ってくる牛のようだという。駆け寄ってくる課題を受け止め、解決しなければならない闘牛士に自分を投影した。
同時に「牛」の連作も多い。牛を受け取る闘牛士が作家自身だが、闘牛士に飛び付く「牛」の動きも作家自身だ。
「ロバ」連作もやはり自分を投影した作品だ。
パク・シニャンは「すべての人がそれぞれ自分の人生の色々な重い荷物を負っている。私もそうだ」とし、「荷物を負っているロバの姿が毅然として見えた。重荷を背負おうと生まれてきた人生のようで、気の毒でありながらも自分の姿のようでもあった」と話した。
なぜ感情が重要なのか、芸術家の感情表現が私たちとどんな関係があるのか、私たちが芸術を通じてなぜ自分の感情を振り返らなければならないのかを案内する本だ。
パク・シニャンの芸術哲学と共に絵と写真、娘に送る切ない手紙、パク・シニャンの絵に対する美術評論などが収録された。
パク・シニャンは「私の感情を表現する職業を持っていたが、そうするためには感情がどんなものであり、何なのかは知らなければならないと考えた」とし、「私の感情が何であるかを知る良い方法があり、これを知らせたくて本で書いた」と話した。
>引用ここまで
もう1本ご紹介します。
シニャンさんのInstagramにもアップされていた、作品を展示するのに使った材料はやはり鋼板製のコンクリートの型枠でした。
1枚ずつナンバリングしてパズルのように組み立てれば確かに館内での再構築スピードはアップしますね。
>以下アジア経済より画像共引用(複数翻訳サイト利用+調整)
【ギャラリー散歩】「展示は負担になる」…パク・シニャンが美術館に30トン持ち込んだ理由
キム・ヒユン記者
世宗文化会館、パク・シニャン個展「第4の壁」
絵・俳優・観客が混ざった演劇的展示
コンクリート型枠30トン立った見知らぬ展示場風景
展示場の壁が見慣れない。白い壁の代わりにコンクリート型枠が重ねられている。建物工事場でも見られるような金属パネルだ。世宗文化会館美術館地下展示場に入ってきたユーロフォームのみ約1500枚。重さで計ると30トンに達する。その上に大型絵画がかかっている。
固く固まってしまった概念の間で新しい試みが作られる瞬間、コンクリートが固まる直前の隙間のように創作もそんな緊張の中で行われるということだ。
この展示は名前から少し違う。 「展示」ではなく「展示ショー(show)」だ。展示場の中では俳優たちが登場する。絵の間を通り過ぎたり、ある瞬間現れて消えたりする。観客は作品を見てしばらく止まって立つ。展示か公演なのかしばらく混乱する。
パク・シニャンはこの方式を「演劇的展示」と説明した。彼は俳優として30年近く活動してきた。演劇や映画、ドラマ舞台で暮らした時間の経験が絵にもつながったと言う。
「演劇には「第4の壁」という概念があります。俳優と観客を分ける見えない壁です。」
演劇で学ぶ舞台の中にあり、観客はその外から眺める。この境界が崩れると、俳優が観客に話しかけるか、観客が公演の中の状況に入る場面が作られる。今回の展示のタイトルもここに来た。パク・シニャンはこの境界を展示場でも振ってみたかったという。
展示場は通常一方向の視線を前提とする。観客が作品を眺める。作品はそこにかかっている。彼はこの関係を少し変えてみたかったと言う。
それで展示場のあちこちに「状況」を作った。俳優たちが登場する設定は作家の作業室に宿る「精霊」だ。作家が席を空けると絵や絵の具が生きて動くという設定だ。この装置は、観客の視線を複数の方向に散らす。
誰かが絵を見て、誰かが俳優を見て、誰かが空間全体を眺める。パク・シニャンはこれを「多層的な視線」と表現した。
「展示は普通私が作品を見るという関係になります。私は観客がこの中で話を作っていく方法が可能ではないかと思いました。」
展示場には約150点の作品がかかっている。ほとんどサイズが大きい。作家はこれらの作品を移すこと自体が展示の最大の困難だったと述べた。
「絵は一人で歩きません。展示をするには本当にたくさんの準備が必要です。」彼が絵を描き始めたのは10年以上前です。作品の出発点は特定の事件ではなく感情だったという。その中でも長く捕まっていた感情は「懐かしさ」だった。
「最初は友達が恋しくて、友だちの顔を描き始めました」彼はこの感情が現代社会でますます話しにくくなる種類の感情だと述べた。
「最近はそんな話をするにはとても親しいか、お酒をたくさん飲む必要があるようです。でも人間には必要な感情だと思います。」展示場の中では絵だけは動かない。人も動いて視線も動く。誰かがキャンバスを長く見て、誰かが俳優が通り過ぎるシーンに沿って歩く。ある観客はしばらく立ち止まって二人を同時に見る。
演劇でいう「第4の壁」は、もともと舞台と客席を分ける境界だ。この展示場では、その境界がどこにあるのか少し曖昧になる。観客は絵を見に来たが、ある瞬間シーンの中に立っている。
>引用ここまで
【展示会の概要】
会期:3/6(金)~5/10(日) 10:00~19:00(最終入場は18:00)
チケット:大人20000W(19歳以上65歳未満)
小中高学生15000W(7歳以上19歳未満)
幼児9000W(3歳以上7歳未満)
65歳以上は半額の10000W(パスポートなど本人確認できる書類提示)
チケットカウンターとギャラリーショップはカード決裁のみ
3/21(土)20:00~光化門広場でBTSカムバ公演開催、世宗文化会館は早々に閉館が決定しています。美術館ついてはいまのところ通常通り開館とのことです。
春休みやGWにソウルを訪れる皆様、お時間があれば観光の1つに加えてみてはいかがでしょうか?

















































