いよいよパク・シニャンさんの個展が12/19(火)~韓国京畿道平沢市のmMアートギャリーにて開幕します。

シニャンさんのInstagramから、画家パク・シニャンさん+哲学者キム・ドンフンさん共著の書籍「第4の壁」が民音社(※韓国の大手出版社)から出版されます。画集に作品の解説や対談などが盛り込まれ、単なる図録ではないようです。

シニャンさんのInstagramに掲載された画像を読み解きました。

添付画像の出典はパク・シニャンさんのInstagram、そこからGoogle翻訳の画像スクショで機械翻訳しています。

【表表紙】※トップの画像の絵画の部分
パク・シニャン
キム・ドンフン

境界を越える芸術家パク・シニャンと哲学者キム・ドンフンの絵画の物語

【白い帯の部分】
パク・シニャン画家の画集 
131点収録

絵には途方もない力がある。絵が与える感動は人を動かす。パク・シニャン
【裏表紙】
画家パク・シニャンと哲学者キム・ドンフンの芸術物語
苦しくも素直で美しい記録!

“演劇で舞台と観客席を区分する仮想の壁を『第4の壁』という。 私たちは皆、自分だけの第4の壁を持っている。 それは想像が始まる地点だ。演技する時、私は自分が感じる分だけ表現した。正しく正確に。絵を描く気持ちもそうだ。私の本気だけ伝わるだろうという気持ちで。演技であれ絵であれ、ありのまま自分自身を投げ入れた時、初めて見る人にそのまま届くと信じている”  パク・シニャン

“絵の中のパク作家の対象は一様に形が歪んでいる。でも不思議だね。 キャンバスを突き抜けそうな迫力が潜んでいる。強力な力が感じられる”  キム・ドンフン

“表現の瞬間には毎日毎瞬間が怖くて漠然としている。
しかし、それは生きていることを確認する最良の手がかりではないか?
痛みという刃は、私たちの無知だった認識を鋭く睨みつけてくれる” パク・シニャン

“通念の逆襲!形態の再現から実在の表現へ” キム・ドンフン

この青いロバの絵はシニャンさんの代表作ですね。右側にシニャンさんのエッセイがついています。あまりに深すぎて訳しきれないので最後の部分だけ。

「ロバにはただ夢が大事である。いや荷物が重要である。荷物を背負って夢を見るのか、夢を見るために荷物を負わなければならないのか、それも分からない。ロバには夢は荷物で荷物は夢だ 」

2006年、日本で開催されたシニャンさんの初ファンミに合わせて短編小説「恋人」(オリジナルサウンドトラックCDとメイキングDVD付)をリリース。2011年?シニャンさんが自らプロデュースされた赤い革の表紙のダイアリーが制作されました。月々のスケジュールの間には、シニャンさんが撮影された写真にコメントがついたものが沢山差し込まれ写真集も兼ねた素敵なダイアリー。

シニャンさんはもちろん俳優が本業ですが、昔から演技だけにとどまらず平行して様々なジャンルの芸術にも挑戦されています。歌手、コンサート演出、小説家、絵も描かれ、家具も制作。芸術の垣根を軽く飛び越える多彩な才能をお持ちだと思います。現在のプライオリティは絵を描く事、再び演技に戻られるのかは全くの未知数です。年を重ねるとがむしゃらに働くよりは好きなことをしてマイペースで人生を謳歌したくなります。私もそうありたいと思いつつ、毎日バタバタ忙しくしています。

【おまけの情報】
画集の編集者さん(たぶん?)のInstagram(@editer_sweetbitter)より画像を2枚抜粋引用します。

表紙の候補は2種類あったのかな?個人的にもブルーの方がシニャンさんらしいと思います。

↓絶賛印刷中、会場でも販売されるそうです。

最後の画像はシニャンさんのInstagramより引用します。


韓国での芸術関連のイベント告知は、会場の壁面を派手にば~んと使います。

さてここへ行けるのはいつになる?仕事も家事も山積みの年末平日である初日12/19の訪問は逆立ちしても不可能です。どこでもドアがあれば…会期は4/30までてすので必ず訪問します!