↑これのみ画像出典:スポーツ朝鮮
テロップ:(よい)作品でなければ検討もしない

画家兼俳優のパク・シニャンさんが、KBS2のバラエティ番組「パク・ウォンスクの一緒に暮らしましょう シーズン3」(4/4 20:55~放映済)に出演されました。
 
この番組は、華麗だった全盛期を過ぎ、人生の後半戦を準備中の独身中年女優や歌手4人(パク・ウォンスク、ヘ・ウニ、アン・ソヨン、アン・ムンスク)が、孤独と病気の事情はお互いに分かち合い慰めながら、一緒に暮らす楽しさを通して新しい人生の場を広げる番組とのこと。アン・ムンスクさんはシニャンさん主演のドラマ「サイン」で、国立科学捜査研究院 法科学部薬毒物課職員ホン・スクチュ役で出演されていましたね。

↓画像出典:ゴールデンサム、アポロピクチャーズ、右から3人目の白衣の方がアン・ムンスクさん

KBS公式YouTubeチャンネルに14分ほどのダイジェスト動画が上がっていましたのでリンクつけておきます。
 
記事が複数上がっていました。1つご紹介します。
 
>以下MKスポーツから画像とも引用(翻訳サイト利用+調整)
 
パク・シニャン、闘牛士に自画像投影···「演じる時は走ってくる牛と向き合うようです」(一緒に暮らしましょう)
 
パク・シニャン「闘牛士3」は演技生活を投影した作品です。
闘牛士が毎日牛と戦っているように、演技に立ち向かわなければなりません。
 
俳優兼画家のパク・シニャンが、走ってくる牛と立ち向かう闘牛士に、演技者として感じる感情を比喩した。
 
4日午後に放送されたKBS2TV「パク・ウォンスクの一緒に暮らしましょう シーズン3」157回では、パク・ウォンスクと姉妹たちが画家に転向した俳優パク・シニャンと彼の作品世界に会った。
 

この日パク・シニャンは、姉妹たちに自身が直接描いた「闘牛士3」という作品を紹介した。演技生活中に体に怪我して苦痛を体験し「なぜこんなに熱心にしたのか、これが私に何の意味と価値があるのか」という考えをしたと明らかにした彼は、闘牛士が毎日牛と戦うように自分も走ってくる牛と向き合うように、演技と対抗して相手しなければならない瞬間が多かったと感じたため、闘牛士をよく描くようになったと説明した。
 
パク・ウォンスクは、パク・シニャンが演技生活をしながら楽しむことができず、仕事を重い荷物と考えたことについて、目標をあまりにも高く設定したのではないかと疑問を提起した。これに対しパク・シニャンは、自分の仕事に対する悩みが多く、そのような考えが依然として今も続いていると答えた。
 
アン・ムンスクはドラマ「サイン」に出演した時、台本の練習の席でパク・シニャンの向かい側に座りたかった理由として、彼を近くで見たいからだったと明らかにし、自身のファン心を表現した。 彼は台本の練習時間に、他の俳優たちは自分のキャラクターをよく身につけてきて練習に参加したが、パク・シニャンだけが台本を見なかったように難儀する姿を見せたと話した。


これに対しパク・シニャンは、「サイン」の台本練習で難儀する姿を見て、「リーディングの時にそうしたら、アン・ムンスクが先に聞いてくれました。本当にありがとうございました。聞いてくれる人がいないのに」と感謝の気持ちを表した。
 
彼はそれが学校で学んだ方式だと説明し、「知っている事が知っている事ではないかもしれないので、知らないと思ってアプローチする練習を沢山した」と話した。このようなアプローチが習慣になり、こうした行動を見せたのであり、現場で「本番となり撮影するまでは分からない」と思った事を伝えた。
 
パク・ウォンスクはパク・シニャンが撮影する時に聞いた噂に言及し「パク・シニャンがラグジュアリーな大きな車を所有し、俳優としての地位を高めたと俳優同士で話した」という言葉で、撮影現場にキャンピングカーに乗ってきた理由を慎重に尋ねた。
 
これに対しパク・シニャンは、ドラマの中の98%の割合について言及し、「家にほとんど帰ることができなかったため、撮影現場で生活するためにラグジュアリーなキャンピングカーを利用した」と明らかにした。 彼は、「撮影によって家に帰ると疲れて眠くなるだけでなく、遅刻する危険があるので、キャンピングカーで寝ながら時間を稼いで撮影した」と説明した。
 
1時間でも時間を稼いで会議をし、台本が準備されなかった時もキャンピングカーで休息を取り、腰を負傷した状況では、暇があるたびに横になっていなければならなかった」と明らかにした。しかし、彼はキャンピングカーの生活はみためとは随分違って、暑くて、寒くて、騒々しく困難が多かったと、裏事情を明らかにした。
 
一方、パク・シニャンは映画「約束」での結婚誓約のシーンに、映画の撮影開始から大きな負担を感じたと吐露した。パク・シニャンは「宿題」と表現した該当シーンをどのように解決するか悩んでいたことを伝え、「撮影する時に2回頑張れば気力が尽きると考え、2回だけできると事前申告し、2回撮って本当に気力が尽きた」と話した。 これに対しパク・ウォンスクは「そのような感情は3、4回したら出てこない」とし、該当シーンの演技に賛辞を送った。
 
パク・ウォンスクがパク・シニャンに出演料に固執するラインがあるかどうかを尋ねると、パク・シニャンは出演料について「よく分からないが事実」とし、「この番組も少し差し上げると言ったが、ただマネージャーがOKしたと理解している」と率直に答えて笑いを誘った。
 
パク・ウォンスクが作品の質と出演料の間でどれを選ぶか尋ねたとき、パク・シニャンは「(よい)作品でなければ検討もしない」と答えた。これにパク・ウォンスクが「私と違うわね」と付け加えて爆笑を誘発した。
 
>引用ここまで

 【おまけの回顧録】
撮影時には自前のキャンピングカーを利用されていたのは有名な話ですね。2011年1月、ドラマ「サイン」広島ロケの時も、ご友人を通じてキャンピングカーをレンタル。限られた時間の中で夜を徹しての撮影が続きました。

当時、撮影クルーの食事サービスをボランティアとしてお手伝いする機会を日本側受け入れ団体からいただきました。しかし地元のサポートスタッフさんたち、私たちボランティアまでも徹夜の屋外作業を余儀なくされ、庄原では想定外の大雪、とにかく寒かった記憶が残っています。

共演のキム・アジュンさんや撮影スタッフさんは食事テントの中で一緒に召し上がられていましたが、シニャンさんの分のお食事は盛り付けたトレーをスタッフさんがどこかへ運んで行かれ、ご本人のお姿をお見かけすることは一度もなかったです。

撮影現場も転々と移動し、その度にスタッフさんが準備、シニャンさんもキャンピングカーで移動、車内で打ち合わせやセリフを覚えたり休息を取られていたのでしょう。韓国ドラマ制作の過酷な舞台裏をわずかですが垣間見た貴重な経験でした。