● プリエが違うと『全てが違う』件
正しいバレエで本当の上達を。
愛知県岡崎市バレエ・ベーシック三井です。
バレエ的な
垂直な立ち方から
プリエ、タンデュ、ロンデジャンブ…
と全て行う
ということを書きました。
言葉を裏返せば
立ち方が違ってしまうと
全てが違ってしまう
というわけです。
バレエ・ベーシックでは
立ち方の改善を
クリアすると
次に行うのは
プリエ
プリエって
重要な要素が
2つあって
ひとつは
開くこと
もうひとつは
垂直に上下すること
この
垂直に上下することは
軸を保つために
非常に重要なんです。
言ってみれば
グランフェッテだって
プリエ⇔ルルヴェの
垂直運動を
32回するわけでしょう?
この垂直ラインから
お尻がハミ出してしまう
ケースが多いんです。
画像出典:
Основы классического танца
А. Я. Ваганова
日本語訳:古典舞踊の基礎 A. Y. ワガノワ著
お尻がハミ出すと
鼠蹊部が折れて
垂直線が折れてしまう。
だから『お尻前!』ばかり言うのです
あとは
頭/顔が
前に出てしまう
ケースも多いですね。
目が前に付いているから
仕方がない(?)
んですけど。
後頭部に
意識を持っていたい
ですね。
画像出典:同上
1番左がお尻がハミ出る、頭が前、のケース
1番右はお腹が出てしまうケースですね。
そんな
垂直線を維持すると
『随分後ろに立っている』感じ
『背中で上下する』感じ
になると思います。
慣れれば
バレエ的には
それが普通になりますよ
良い1日をお過ごしください
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