● 【続】『手の小指』に宿る力
正しいバレエで本当の上達を。
愛知県岡崎市バレエ・ベーシック三井です。
昨日の記事では
グランプリエで沈み込まないよう
身体を吊ってくれる力が
手の小指から発動すること
を書きました。
今日は
小指に宿る力の例を
もうひとつ。
手の小指には
肩甲骨から繋がる
接続があり(筋膜?)
身体を吊ってくれることと
共通するのかも
しれませんが
ピケ・アラベスクなどの
バランスを安定させてくれる
働きもあります。
画像出典:28年くらい前の朝日新聞の連載記事
『ダンスの現場 魅惑のとき』
小指が独立しているのがわかりますか?
発表会の振りに
ピケ・アラベスクが多用!
のメンバー。
アラベスクの形から
ピケに立つこと
色々と
お悩みがありました。
細かく見てみると
zoomでも結構見えるんです!
手の小指が
薬指とくっついている。
手の小指を開くよう
アドバイスしたところ
見事ピケで
バランスが取れました。
小指の作用については、
これまで体感したことがなかったので、
びっくりでした。
小指…本当に
小さくても
隅に置けないやつなんです。
実際、
小指だけでなく
手指にはそれぞれ
手より上の部分と接続があり
どの指かがズレると
全体もズレてしまい
バランスが取れない。
画像出典:Leningrad's Ballet
John Gregory / Alexander Ukladnikov 著
手指の一本ずつまで正確に作る
一本一本の指は
小さな部分だけど
丁寧に扱ってあげたいですね。
自然と
優しい気持ちになります。
良い1日をお過ごしください
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