前記事で矛盾する2つの格言を紹介した。
「落ちるナイフは掴むな」
「悲観の中に買いあり」
である。
では、なぜ真逆の格言があるのか?
結論から言うと、「タイミング」と「視点」によって、
どちらも正しいからだ。
1、「落ちるナイフは掴むな」
これは、“相場が急落している最中には手を出すな”という教訓。
急落中の株を慌てて拾いに行くと、底を見誤って、さらに下がって怪我をする(損をする)。
・感情的になって早まるな
・下げ止まりを見極めよ
・パニック相場では理性が必要
これは“リスク管理”を促す格言だ。
2、「悲観の中に買いあり」
こちらは、“世間が総悲観になっているときこそ、良い買い場が訪れている”という意味。
・皆が恐れて売っている=安くなっている
・冷静に価値を見極められればチャンス
・成功する投資家は逆張りの胆力を持っている
これは、“逆張りの精神”と“合理的な目利き”を重視する格言。
矛盾しているようで、両方とも正しい。
この2つの格言は、立ち位置と経験値によって使い分けるべきだ。
【状況】 【適した格言】 【姿勢】
市場が急落している途中:落ちるナイフは掴むな:冷静に様子を見るべき段階
市場が総悲観・底値圏 :悲観の中に買いあり:勇気を持って拾う準備が必要
「使うタイミング」が違うだけで、どちらも正しい。
重要なのは、判断基準を自分の中に持つことだ。
価格だけではなく“価値”を見ているか?
他人の感情に流されていないか?
長期で考えて、その銘柄を信じられるか?
今の下落は一時的なものか、構造的な問題か?
そもそも、相場の格言は「矛盾」が前提だ。
どれも“状況依存の知恵”だから、真逆のことが言われる。
「木を見て森を見ず」⇔「神は細部に宿る」
「順張りで乗れ」⇔「逆張りで拾え」
「休むも相場」⇔「動かない者に利益なし」
どれも間違っていない。
大切なのは“どの場面で、どの格言を使うかを判断できる思考力”だ。
投資に必要なのは、格言を知ることではなく
「その格言を使うべきタイミングを見極める力」。
そうした投資家としての感覚を身につけても、百戦とも危うい。
その意味では、孫子は凄いなぁ。。
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