慶應出身者の愛校心は、なぜ、あそこまで強いのか? | ラブホ社長のバリ島海外不動産投資入門・成長株・暗号通貨の実践会!

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今年の高校野球は慶應高校が優勝したが、その大応援団に賛否の声が挙がっている。

決勝を車のテレビで観ていたが、応援歌「若き血」の大声援は凄かった。

慶應生たちの母校愛は、はたからみれば疎まれるのも致し方ないくらい深い。


僕は明大出身だが、愛校心はある。

箱根駅伝は応援に行くことのあるし、ラグビーの早明戦も見に行く。

しかし、「あそこまで?」と言われれば、そうではない。

 




慶應の応援団は、なぜ、あそこまで盛り上がるのか、

慶應出身者の愛校心は、なぜ、強いのか。


僕は、娘で小学校受験を経験し、中学受験の塾をやったことがあり、

学生時代から今でも付属校の連中とのつき合いがある。

そうしたことから、彼らの愛校心の理由がなんとなく分かる。

1,付属校の存在

2,受験システム・選考過程

3,愛校心を育む教育


大学時代、慶應大のゼミとつき合いがあり、毎年一緒に合宿をしていたが、

衝撃を受けた出来事がある。


夕食の後、酒でも飲もうと彼らの部屋を訪ねた。

ドアの向こうで、なにやら騒がしい。

布団を敷いた和室で、「枕投げ」をしていたのである。

スウェット姿の男女が10数人。

枕投げの後、布団に入ってイチャイチャしている。

しかしそれは男女という感じではない。

20歳を超えた男女が、子どものようにジャレ合っているのだ。



 


彼らは全員、幼稚舎出身。

幼稚舎に入学した6歳から、16年のつき合いなのだ。

あるいは、お受験塾に通う頃から、その前から家族ぐるみでつき合いがあったのかもしれない。

当時、その世界はわからなかった。

今は親として小学校受験を経験したから、なんとなく分かる。


小学校受験は、生易しいものではない。

その中でも慶應幼稚舎は最難関。

幼稚舎を本気で目指すとなれば、早いうちから幼児教室に通うことになる。

幼稚舎の定員は約150名だが、その半数以上を占める塾(お教室)がある。

そこは人気ゆえ歳を重ねるごとに入塾が難しくなる。

定員オーバーになれば入れないから、ほとんどの子は0~1歳で入る。


幼稚舎の受験は、「行動観察」「運動」「絵画工作」である。

多くの子は、幼児教室とは別にそれぞれの先生がつき、習う。

娘がお教室に通い始めた4歳の頃、既塾生の絵や工作物が展示されていたが

幼児の作品とはとても思えなかった。

塾の他に、個別の先生までつけるとなると、月の費用は20万くらいにはなる。

しかしこれは低年齢の時の話で、歳が上がれば、個別指導や面接指導、

エントリーシート指導、合宿などもあり、その時には、親の熱が上がっているから

月に50万くらいはかかる。

小学校に入る前から、それだけの費用をかけられる家庭は限られる。

ほとんどは祖父母の援助を受けているようだった。


そもそも普通は、子どもが生まれて間もない時期に、小学校受験など頭にない。

その段階で後れを取らないで準備できるのは、親も幼稚舎出身、もっと言えば祖父母も、、

というパターンが多いし、そうした幼稚舎コミュニティがあるから情報も得られる。


そうした準備をして、受験期を迎えるわけだが、私立小学校のエントリーシートは各校特色がある。

幼稚舎の場合、「『福翁自伝』を読んでどう考えるか」を記載する箇所がある。

慶應出身者であれば、自身の経験を交えられるから書きやすいし、内容に深みが出る。

また「自由記入欄」もあり、そこでも親の経歴や志望動機の中で母校愛をアピールできる。


もちろん、子どもの資質が最も重視される。

親が慶應出身者だから合格できるほど甘くない。

幼稚舎の倍率は10倍超。

上記の準備をした子の中から選ばれるため、能力が必要だ。


入学した後には、学校行事に六大学野球(早慶戦)の観戦(応援)がある。

事前に大学の応援団(リーダー部)、吹奏楽団、チアリーディングの部員が幼稚舎を訪れ、

本番と同様の掛け声や歌の練習が行われる。

小学校でみんなで肩を組み、応援歌「若き血」を歌う。

応援だけでなく、エール交換から相手を称える大切さを学ぶ、などの教育もある。

幼稚舎に入学する選考の時点で、志望動機などから慶應愛を見られるが

入学した後も、学校行事で愛校心を育まれる。

 





さらに、中等部と普通部。

慶應では、内部生と外部生という分けられ方がある。

内部生とは、塾高、志木高、女子高、SFC高、NY高の5校から内部進学する人で

外部生とは、一般受験で外部から入学した人。

その中でも、中学から慶應に入った人までが内部生的にみられる傾向がある。

それは恐らく、慶應愛が強い家庭で、あえて慶應を選んだということだろうか。。


幼稚舎受験で入れなかった子の家庭、あるいは代々慶應の家庭でも、

小学校まではガッツリ勉強させる方針の家庭は、中等部、普通部を受験させる。

ここも中学受験の最難関で、御三家(開成、麻布、駒東)とほぼ並ぶレベルにある。

御三家に余裕で受かるレベルの子でも、普通部や中等部を選ばせる家庭は多い。

幼稚舎からは希望により、両校に分かれて入学していく。

もちろん学校行事には、早慶戦の観戦があり、応援指導を受ける。

幼稚舎(小学校)、中等部・普通部(中学校)は、高い学力がありながら

あえて慶應を選んでいた人たちだけに慶應愛が強い。


誰しもが少なからず母校愛を持つもの。

慶應の場合、受験の結果としてたまたま入学しているわけでなく

そこに入りたくて選んでいる集団があり、彼らから高校、大学からの入学者が感化される。

大学に入れば、クラスに応援団や吹奏楽、新聞部、体育会の学生がおり

彼らから「試合に来てよ」とか「応援、行こうよ」と誘われる。

そうやって母校愛ができあがる。


さらに慶應の場合、「三田会」の存在がある。

どこの学校にもあるOB会なのだが、慶應の場合、地域ごとだけでなく

会社にも「三田会」があり、組織化され活動している。

僕が勤めた野村證券にも「三田会」があり、慶應の連中は定期的に集まっていた。

卒業後もそうした活動があるために、強い母校愛が続くのだろう。


神奈川大会の決勝の前日、慶應幼稚舎出身の62歳の経営者と飲んでいたら

翌日の横浜スタジアムでの「慶應-横浜」の試合に「幼稚舎の仲間と応援に行く」と帰っていた。

大応援団の是非はともかくとして、母校の応援は楽しい。


なんだか、いろいろと書いてしまった。

今日はこのへんで。。

 

 

 

 

 

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