金持ちは、さらに金持ちになる。その２「立会外分売は儲かる！？」

「いつも情報商材以上のお役立ち情報、ありがとうございます。

　新幹線のチケット、オトクに購入できました！！」

こんなメッセージをくれた読者がいる。

おトクな大阪出張方法、新幹線チケット購入方法を見つけた！？

嬉しい！！

そこで今回は、今まで書かなかったお役立ち情報を書くことにする。

この話を書かなかったのは、面白い話でないからだ。

セコイ、っていうか。。

でも、高い確率で勝てることではある。

今朝、昨日買った信越化学(4063）で１２万円の利益が出た。

実はこの株、立会外分売で購入している。

立会阿外分売とは、会社などが保有している株式を、証券取引所の取引時間外（＝立会外）で売り出される取引のこと。

信越化学の株式を前日の終値17,975円から0.5％安い17,885円で600株を購入。

翌日である今日、18,160円で売却した。

600株だと275円×600円＝165,000円

購入価格　：17,885円
売却価格　：18,160円
１株利益　：　 275円
600株利益：165,000円

売買手数料と税金が引かれ、残るのは12万円超となる。

こうした売買を結構な頻度でやっている。

この売買が、結構な確率で勝てるカラクリを説明しよう。

「持ち合い解消」という言葉を聞いたことがあるだろう。

「持ち合い」とは会社が互いに相手の株を所有することである。

株の持ち合いは、安定株主の形成、敵対的買収の回避などのために

戦後から長期間にわたり行われてきた。

しかし近年、その弊害が出てきたことで「持ち合い解消」が進みつつある中で、

４月から株式市場が、プライム、スタンダード、グロースに変わった。

その基準で重視されるのは株の流通量。

株の流通を活発化させるために、持ち合い解消が加速しているのだ。

さて、持ち合い解消のために大株主は株を売ろうとするわけだが

市場にまとまった株を売りに出すと、株価は大きく下がってしまう。

そこで、証券取引所の立会外で売りに出される。

この株を買う投資家は、市場と同じ価格であれば立会外で買う意味はない。

そこで、基準日を決め、その日の終値より安くして売り出す。

投資家としては、少し安く買える上に、買いの手数料がかからないメリットがある。

この仕組みの中で行われる「ブロックオファー」取引での不正を行ったのが、

先日ニュースになった日興証券の株価操作だが、そのおかげで、直前のカラ売りができなくなるなど、健全になった。

基準日の翌日、前日の終値より少し安く買った株を、前場の前に損益分岐点を指値として売りに出す。

※損益分岐点の指値売り注文

それより高く寄り付けば利益、低く寄り付いたとしても前日の終値より低い価格だから、売れることが多い。

万一、そのまま下がった場合は、すぐに売ることで損失は限定できる。

毎回１００％勝てるわけではないが、繰り返していくとプラスが積み上がることが多い。

正直言って、利益率は高くない。

１％のサヤ取りを繰り返すイメージだ。

でも、、１％は馬鹿にできない。

週に１～２回、１％を繰り返し、年間に５０回やれば５０％になる。

勝つ場合は１％程度、引き分けもそれなりにあり、負ける場合は０.５％くらいか。

この取引は違法でも、怪しくもない取引だから、堂々と紹介できる。

もし、興味がある人がいたら、某証券の担当者を紹介しよう。

華はないがチビチビ儲かると思う。笑